第二十九回 解説をつけてみる
最近は、ピクシブの方で書いています。なんかあっちの方が落ち着いて書けるもんで。
ランキングが見えないってのは、こんなにのびのび出来るもんなんですねー。(笑
うっかりこっちの更新を忘れ果てていました。テヘペロ。
さて、向こうで議論スレとかにお邪魔してあーだこーだと激論戦わせて、それで得られた事柄なんぞを一つ。
以前から、批評をすることで自分自身も勉強になるというのは実感としてあったんですが、粗探しでは天井があるって事を発見致しました。
自身が知ってる情報内にとどまってしまい、なかなか伸び悩みますな。(笑
で、ふと気付いた点があったんですよ!
市販の、特に一般向け作品の書評ってヤツです。これに、とにかくまぁ、プロの作家さんやら評論家さんやらが、他人の書いた作品について、あーだこーだ書いてるんですがね。
これの文章が、ほら、あとがきの後の「解説」ってヤツだから、褒めなきゃならない。(笑
そしたら、褒めてある部分ってのはイチオシ!という、その作品のウリでもあるんで、ここを読めば一目瞭然にその本が本当に面白いかどうか解かってしまうんですわ。(笑
一本道で書かれたラブストーリーなら、どれだけ甘々なシーンがあるかとか、そんな事しか書けない。
複雑な構成の、どんでん返しが頻出するような作品は、やはりそれをイチオシに紹介してある。
当たり前の話なんだけど、解説でどう書かれるかって、その作者の長所を書きだしてあるわけで、これも粗探しと同様に大事な点だってことですよ。
シロウト作品では、「読みやすい」くらいしか書けるトコない、なんての多くないすか?
それも、言葉を濁しての「読みやすい」であって、本当にはそれが良いトコかどうかも解かんないっていう。
後は取り立てて書くことがない。そういう事も合わせて、解説を書くつもりで作品の批評をしてみれば、ひっくり返して、その作品のイチオシと出来る魅力がどれだけあるかも解かる。良い点を挙げようとすれば、要素の一つ一つがどの程度の魅力があるかを推し量ることになるって事ですよ!
『主人公の魅力は・・・イマイチだな、この程度ならゴロゴロしてるよ。かと言ってヒロインもなぁ・・・』
こんな具合に、”読者にお勧めする為の文章”を書くための、分析をすることは、かなり有効だと気付いたんですよ。『これならセールスポイントとして、胸張って他人にも勧められる!』そういう点を見つけ出して、注目することは、粗探しのマイナスとは違い、参考に出来る。(笑
で、これを「自分の書いた小説で行う」んですよ!
あるいは、誰かに頼んで紹介目的の解説文書として書いてもらってみる。
取り柄の部分を書き出してみれば、自分自身の正体が解かる。
ひさびさの投稿の割にしょーもない。(笑
解説を書く時のコツは、必ず、別の優れた作品を比較対象に持ってくる、です。
かなり厳しい見方をしないと、何も得られません。
例えば、主人公がいいんじゃない?と思ったとしましょう。けれど、そこですぐ、似たタイプの有名な主人公を比較で持ってくるのです。
比べてみましょう、ハイ、魅力になどなりませんね!
いやいや、負けてねーんじゃね?と思えたなら、それが魅力として数えられる。
ただし、自惚れが強いだけかも知れないけどね。(笑
どっちみち、自惚れが過ぎる作者は他のどんな方法を取っても上達しないので、問題はないですよ。(笑




