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モブ商人は生き残りたい  作者: わたがし名人


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43/60

第43話 モブ商人は人魚に連れられ海を行く



 無事クラーケン討伐に成功したヘンソンたちがオケアノスに帰還すると大歓迎を受ける。


 ヘンソンたちの戦いの様子は映像を映す魔具により、オケアノスの人々にリアルタイムで中継されていた。


 ヘンソンたちの帰還に合わせてオケアノスではすでに宴会の準備がされており、ヘンソンたちは休む暇もなくオケアノスの住民たちに宴会会場へと連行される。


 その後は1度海に帰っていたアクアたちも合流し、ライブを披露したりと宴会は大盛り上がりだった。





 それから数日後。


「アラヤさん、お世話になりました」


「それを言うのはこっちの方だ。気をつけて行ってこい」


「はい、いってきます!」


「それじゃあ、しゅっぱーつ♪」


 アクアの掛け声で魔導船が動き出す。



 ヘンソンたちは当初『ヒノモト』までオケアノスか出ている船で向かう予定だったが、アクアたちの申し出により別の手段で行くことになった。


「すごーい!港がもうあんなに遠くに見えるよ」


「おおっ、先日乗ったオケアノスの船より早いですね」


「これが噂に聞く『アトランティス』の聖獣…」



 現在ヘンソンたちの魔導船は大きなウミガメに牽引され海を進んでいる。


 アクアが連れてきたこのウミガメは人魚の国『アトランティス』を守護する聖獣で、本来このような仕事をするような存在ではない。


 ヘンソンたちは元々オケアノスから出る船に乗る予定で、クラーケン討伐の事後処理が落ち着き次第、出発するつもりだった。がそこでアクアから待ったがかかる。


 アクアは連れてきた聖獣のウミガメと共に自身が『ヒノモト』までの船旅をエスコートするとヘンソンたちに提案する。


 これは人魚の国『アトランティス』から今回のクラーケン討伐の最大の立役者であるヘンソンたちに対する謝礼だという。


 アラヤからもアクアたち人魚の道案内があれば船旅は安全だというお墨付きをもらったので、ヘンソンたちは素直にアクアの提案を受けることにした。


 海のスペシャリストであるアクアたちがいるため、船は魔導船でも十分だということでそのまま使用することになった。



「見て見て、あっちにイルカがいるよっ♪」


 船と並走するアクアのガイドを楽しみながらヘンソンたちは船旅をしばし満喫する。




「ん?」


 ヘンソンが異変に気付いたのは海に出て数時間ほど経った頃だった。


「どうしたのヘンソン君?」


「ミーナさん、シノブさん。船の針路を確認してください」


 ヘンソンはミーナとシノブに船の針路があっているか見てもらう。すると、


「ヘンソンさん、針路がズレています」


「この先には何もないはずですが一体何故…」



「アクアさん、針路が違うようですが、一体どういうことでしょうか?」


 水先案内人であるアクアに確認するヘンソン。すると、


「あれ?言ってなかったっけ?アクアたち『アトランティス』に行くんだよ♪」


「えっ?」


「うーんとね、おじいちゃんが直接お礼を言いたいからヘンソン君たち連れてきてって頼まれたんだ♪」



 こうしてヘンソンたち一行は人魚の国『アトランティス』へと行くことになった。




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