第38話 モブ商人はオケアノス代表に会う
「ガハハ、待ってたぞ!」
扉から現れたのはまさに海の男のイメージそのままの姿を体現したかのような人物だった。
「お久しぶりでございます、アラヤ様」
「おう、久しぶりだなシノブ嬢」
彼こそがこのオケアノスを取り仕切るオケアノス組合の代表、アラヤ。
タンクトップから覗く小麦色の肉体は海の荒事で鍛え上げられ、白い歯とツルリと磨き上げられた頭がキラリと光る。
「アクアのお嬢ちゃんもご苦労さん。それとお前さんがヘンソンか。話はバンバの奴から聞いてるぜ」
どうやらアラヤはバンバと知り合いらしい。
「挨拶はこれくらいにして、とりあえず中に入りな」
アラヤに続き建物の中に入るヘンソンたち。
「それでアクアの嬢ちゃん。話ってのはクラーケンのことだろ?」
「うんそうだよ♪」
アクアは人魚の代表としてクラーケンの討伐にオケアノスと合同でしたいということを伝える。
「ちょうどこっちからも頼もうと思ってたところだったんだ。もちろん返事はOKだ」
こうしてオケアノスと人魚たちはクラーケン討伐を合同で行なうことに決まった。
「で、だ。お前さん達にも協力してもらいたいんだが、どうだ?」
アラヤはヘンソンたちにクラーケン討伐の協力を持ちかける。
「僕たちで力になれるなら協力します。皆もいいよね?」
ヘンソンの問いかけに頷くメンバー。
こうしてヘンソンたちはオケアノス、人魚たちと一緒にクラーケン討伐に参加することとなった。




