5-056. 四人目
「ゾイサイトを連れて行きたいって……護衛の依頼を出したいってこと?」
「いいえ。失礼を承知で言えば、彼に〈ジンカイト〉から商人ギルドへ鞍替えしてほしいのです」
「鞍替えって……」
仮にもギルドマスター代理の俺の前でよくそんなことが言えるな。
「今のジルコさんの立場なら渡りに船では?」
「……ああ」
「もちろん見返りは用意します。当面のあなた方の資金援助――100万グロウでいかがでしょう」
「ギルドの修繕費を払ってもお釣りがくるな」
ゾイサイトに値段をつけるとしたら、その10倍出されても足りないだろう。
だが、これはそういう取引じゃない。
〈ジンカイト〉側と商人ギルド側、双方ともにメリットのあるジニアスからの提案。
これを飲まない手はない。
「どうでしょうか?」
「俺の事情を知っているお前達からすれば、十分に勝算のある取引なわけだ」
「ええ。ですが、大事なのはゾイサイトさんの気持ちです」
「だな」
「なんとか説得をお願いします。損得抜きで、彼の力はサンクトエイビスには必要なのです」
ゾイサイトの説得には勝算がある。
あいつは三度の飯よりも戦いが好きなのだから、歯ごたえのある魔物がいるであろうサンクトエイビスへの旅を断る理由はない。
しかし、クリスタの例もある。
取引に100%応じると思っても、意外な理由でこじれる場合はあるのだ。
「急ぎなのか?」
「ドラゴグとの連携の都合もあり、明朝には出発しないといけません」
「……そうか」
今の俺には宝飾銃も鏡の短剣もないのだから、ゾイサイトと戦闘になったら100%勝ち目がない。
言葉だけで説得を試みるしかないな。
「やってみるよ。説得に失敗したら俺は殺されるかもな」
「ははは。良い返事を期待しています」
……こいつ、冗談だと思っているな。
ジニアスは席を立つと、踵を返してドアへと向かう。
ドアノブを掴んだ時、彼はおもむろに俺へと振り返った。
「ああ、それと」
「?」
「先日差し上げたポーショングミ、好評でしたので3ダースほど置いていきます」
「好評って……誰が言ったんだ」
「悪くないグミだったとネフラさんが言っていましたよ。近々市販される正規品にはしっかり味付けもされますので、ぜひともご贔屓に」
そう言うや、ジニアスは応接室から出ていった。
俺は一人きりになった部屋で、顔が熱くなっていることに気が付いた。
◇
ひと眠りしてようやく満足に歩けるようになった俺は、ふらつく足取りで応接室を出た。
廊下では大工達がせっせとトンカチを振っており、少しずつだがギルドの内装も元に戻っている様子がうかがえる。
外の空気を吸おうと庭に出た瞬間――
「ジルコだ!」
「伝説の銃士だぁ~」
「病人みたいな服着てるな」
「大怪我してたんだから当然でしょ!」
「お~い! こっち向いてぇ~!!」
――凄い歓声が湧いて俺の体を叩いた。
「なんて数だよ……!」
ギルドの周りに集まる群衆。
その数は、百人は下らないか……?
彼らがギルドの柵を越えて入ってこないように、街路から兵士達が体を張って押し留めてくれている。
まったくこんな騒ぎは凱旋式以来だ。
しかも、今回はすべての声援が俺だけに向けられている。
なんだかむずがゆいぞ。
「ジルコくん!」
ネフラの声がして振り返ると、厩舎の陰で手招きしている彼女を見つけた。
外に集まった人達から隠れているのか。
厩舎に入るや、ネフラに手を引かれて厨房へと引っ張り込まれてしまった。
「どうしたんだ」
「ゾイサイトにどう伝えるの?」
「ジニアスから引き抜きの件、聞いていたのか」
「うん」
ネフラが心配そうな顔で俺を見つめる。
時計塔での口移しを思い出して、俺はとっさに目を逸らしてしまった。
「? どうしたの」
「いや、なんでもない……」
ネフラが平然としているのに、俺が動揺するのは格好悪いな。
あれは緊急事態だったんだ。
なぜあんなことを躊躇いもなく実行に移せたのか我ながら理解に苦しむが、あの行為を恥ずかしがる必要ない。
……ないよな?
「大丈夫みたいだね」
「え?」
「今のジルコくんは、いつも通りって感じがする」
「いつも通りって……いつと比較してだよ」
「時計塔でゾンビポーションを飲んだでしょ。それが原因だと思うけど、戦闘中のジルコくんはずっと様子がおかしかった」
ネフラもそれを感じていたのか。
ゾンビポーションを飲んだ後の俺は、なんというか……頭の中でゴチャゴチャ考えていた諸々がすっ飛んでいたような気がする。
でなければ、フローラにとどめを刺すまでは至らなかったはずだ。
他の感情が静まり返っている間、殺意だけが研ぎ澄まされていたあの感覚。
あれが短期間のうちにゾンビポーションを飲み続けた副作用?
もしもあんな感覚が定常的なものになったら……ゾッとする。
「もう絶対、二度と、何があっても、あんなものは飲まないで!」
ネフラが声を荒げて掴みかかってきた。
その碧い眼には涙を滲ませている。
「ごめん。いつも心配かけて」
「本当! まったくもってその通りっ」
「でも、もう大丈夫だよ。ゾンビポーションはもう手元にないから」
「……だよね。よかった。あんな物、使うべきじゃない」
返す言葉もない。
そもそもあんな物を使わざるを得ない事態も金輪際ごめんだ。
「で、ゾイサイトはどうするの? 彼のこと納得させられそう?」
「その当人はどこにいるんだ?」
「たぶん郊外の小森林」
「あそこか。着替えたら行ってみるよ」
「私も一緒に!」
「いや。ネフラはギルドに残って大工達への指示出しを頼む。これは男同士の話し合いだから」
「……わかった」
不安げな顔を見せるネフラ。
俺はその眉間をつついてやった。
「な、何?」
「眼鏡。帰りに市場に寄って買ってきてやるよ」
「あ……」
「眼鏡の度数も前に掛けたからわかってる。材質はトネリコだったよな。同じものがなければ、似たのを買ってくるから」
「ありがとう。待ってるからね、ジルコくん」
ネフラが笑顔に戻った。
やっぱり彼女はその顔が一番いい。
俺は必ず戻ると決意して、踵を返した。
◇
「ジルコ殿、早く出てっ!」
「わ、わかったっ」
俺は門兵のフォローを受けて、雪山の雪崩から逃げるような気持ちで門の外へと飛び出した。
外郭門を閉じる落とし格子が下りたのはその直後のこと。
「ジルコさん待ってぇ~」
「俺に銃を教えてくださいっ」
「ジルコ様、サインくださいぃ!!」
……王都の北門を抜けて、俺はようやく気が休まる思いだった。
何かに熱狂している民衆とは恐ろしい。
ギルドから北門に歩いてくるだけで、かなりの気力と体力を消耗してしまった。
「ジルコ殿、早く行って! 人が集まり過ぎていて偉いことになってますっ」
「あとは任せたっ」
格子の向こうから叫ぶ兵士に言われて、俺はそそくさと外郭から離れた。
ギルドをこっそり抜け出したつもりが、集まっていた市民に見つかって早速大騒ぎ。
俺は押し寄せてくる集団に揉みくちゃにされながらも、兵士に守られながらなんとか都の外に出ることができたのだ。
「あいつの気持ちがようやくわかった……。ファンがつくってのも考えものだな」
俺はゾイサイトがいるであろう小森林を目指した。
目的の小森林は街道から外れた場所にある。
途中、野生の動物とすれ違いながら、野原を歩き続けること三十分。
ようやく小森林が見えてきた。
「相変わらず動物の寄り付かない森だな――」
およそ数年ぶりに入る小森林は恐ろしく静かだった。
時折、虫の鳴き声は聞こえてくるが、鳥や獣といった動物の気配は一切ない。
「――それとも、森の主が帰ってきてみんな逃げ出したか」
ここは俺にとって少々思い出深い場所になる。
なぜなら〈ジンカイト〉が結成されて間もない頃、俺がゾイサイトと初めて出会ったのがこの森だったから。
当時、西方からやってきたばかりのゾイサイトは、エル・ロワに馴染めず――否。馴染まず、か?――この森で自給自足の生活を送っていた。
森から動物が姿を消したのは、彼が狩りまくったせいなのだろう。
そんな折、森へと薬草の収穫に訪れていた医療院の者達が、森に恐ろしい野獣が棲みついたとギルドに報告を上げてきた。
王都の冒険者ギルドがいくつか挑み、すべて返り討ちにされた。
ギルドの冒険者達は巨大な怪物にやられた、と口を揃えて証言した。
痺れを切らした王国軍が討伐に向かうも、やはり返り討ち。
体裁を気にした軍は、野獣は森から追い払ったと公言したが、もちろん森に野獣は現れ続ける。
〈ジンカイト〉が野獣討伐に乗り出したのはその頃のことだ。
「……見つけた」
鬱蒼とした森の中、茂みを掻き分けてようやくたどり着いた。
そこは、周囲の木々が倒れて林床を隠す樹冠が失われた場所――森の間隙だった。
太陽光の差す真下に大男が一人、座り込んでいる。
「やっぱりここにいたか」
「ジルコか。わざわざ何をしにきた」
ゾイサイトは振り向くこともせず、俺に背中を見せたまま言った。
近寄りがたい雰囲気はあるが、今さらビビっても始まらない。
俺はボロボロになった防刃コートを脱ぐや、ゾイサイトの隣へと座り込んだ。
「……こんなところまで来て森林浴でもあるまい」
「まぁね」
ゾイサイトは目をつむり、ザゼン――だったかな?――を組んで瞑想していた。
「ここ、たまに来ているのか?」
「ああ」
「瞑想しに?」
「ああ」
「ふぅん」
「なんだ貴様。わしの邪魔をしに来たのか?」
野獣の眼が開かれ、噛みつくような視線で俺を睨んでくる。
「ち、違う違う! それは誤解だっ」
「ならば去ねぃ! わしの精神統一を邪魔すれば殺すぞ」
……冗談じゃなさそうなのが怖い。
だけど今回ばかりは言葉で説得するしか手はない。
やるだけやってみるか。
「ゾイサイト。お前は解雇だ」
「……わしの聞き違いか?」
「いや。たった今からお前には〈ジンカイト〉を辞めてもらう」
「わしを挑発する理由が理解できんな」
ゾイサイトはザゼンの姿勢のまま、俺を見下ろしている。
ブチ切れて殴られなくてよかった。
「今のエル・ロワはお前には退屈だろう。そんなお前の気持ちを高ぶらせる場所に連れて行ってくれる人達がいる。ついて行ってやってほしい」
「まったく意味がわからんぞ。何を言っている?」
「ドラゴグの遥か東――東アムアシアの中腹にサンクトエイビス地方があるのは知っているだろう」
「おう。いつだったか立ち寄った土地だな」
「その地で今、魔物の侵食が起きている。そこにはもしかしたら魔王クラスの大物が残っているかもしれない」
「魔王はすべて滅ぼしたはず。今さらなぜそんなことが起こる?」
……思いのほか食いつきが悪いな。
魔王と言えば乗ってくるかと思ったけど意外に冷静だ。
イスタリのことを話せば、元凶をわしが殺る! なんて言い出しそうだけど……まぁ、今さら隠すことじゃないしな。
「ここ最近の魔物の増加には、十中八九イスタリという人物が関わっている。すでに王国軍はそいつの身柄確保に動いている」
「ほぉ」
「宝飾銃が手元に戻ったら俺も応援に向かうつもりだ。だけど、直近の問題はお前に解決してもらいたい」
「大海嘯か」
「ドラゴグ軍だけじゃ手に負えない。お前の力が向こうに必要なんだ」
「そのためにわしに〈ジンカイト〉の名を捨てろと言うのだな」
「向こうで存分に暴れるのなら〈ジンカイト〉の名前は重荷になるだけだ。出撃のたびに俺の命令を待つのも億劫だろう」
「誰の希望だ?」
「商人ギルドの次期幹部――ジニアス・ゴールドマン」
「よかろう」
おっ。
納得してくれたか?
「ジルコ。貴様、死ぬ覚悟でここに来たな」
「え?」
「わしが貴様の頼みなど聞かないと思っていたのだろう」
「いやぁ、そんなことは……」
ゾイサイトに図星をつかれて目が泳いでしまう。
「わしもエル・ロワには飽きてきたところよ。復興の時代になって冒険者ギルドもつまらなくなった。今さらルスに帰る気も起こらんし、これを機に新天地の土を踏むのも一興」
「そ、そうだろう!」
「何より貴様は強くなった。そのイスタリとやらは貴様に譲り、わしが遠方で骨を折ってやろう」
ゾイサイトから思いがけない誉め言葉が出てきて、俺は驚いた。
この男に褒められたのはいつ以来だろう。
「だからこそ、つまらぬことで折れられてしまっては困る」
「え? 今のどういう……」
ゾイサイトは立ち上がって早々、間隙の外へ向かって歩きだした。
……答えてくれずとも、今の言葉の意味を俺はなんとなく察していた。
その瞬間、ず~~~~~~~~っと心の内側に押し留めていた感情が、一気に噴き出した。
「フローラを撃ったのは事実! 俺が彼女を殺した!!」
俺自身、口から出た言葉に驚いた。
まだまだ吐き出したりないのか、俺の口からどんどん言葉が吐き出されていく。
「殺す必要があったのか? あんな取り返しがつかないことを平然とやってのけるなんて、俺は……俺はただの人殺しじゃないのか!?」
「後悔しとるのか?」
「後悔? ……後悔なんて三ヵ月前からずっとしてるよ!!」
「詳しい経緯は知らんが、殺る気のフローラが相手では殺さねば殺されていた。わしから見れば貴様の行動は正しい」
「仮にも仲間だった人間を殺したんだぞ? その事実に正しいとか間違ってるとかあるのかなぁっ!?」
俺の視界がぼやけ始めた。
さらに、頬には熱いものが伝っている。
ネフラの前でも見せなかった涙。
どうしてそれを野獣の前でさらしているんだ、俺は。
「ぐっ。なんでこんな……っ」
こんな姿をさらして、ゾイサイトにも愛想を尽かされたかもしれない。
ほら、背中を向けていたはずの奴がどんどん近づいてくる。
目の前まで来て、右腕を振りかぶって……って、あれ?
「つまらんっ!!」
その一言と共に俺の顔面が小突かれた。
……鼻血が出た。
「あがっ……な、何するんだよっ!?」
「女々しいことを言うな馬鹿者。やってしまったことには責任を取ればよい!」
「責任って……」
「貴様、何のためにフローラを撃った? そこには明確な理由があろう。その理由を突き詰めれば、奴の死も無駄にはならん。今、貴様が折れることこそ奴の魂への冒涜よ!!」
……なんだこれ。
もしかして励ましてくれているのか?
「イスタリを止めることができれば、俺はフローラに……許されるかな」
「そんなこと知るか!!」
「えっ」
「弁解ならば奴の墓前ですればよかろう!」
「そ、そりゃそうだ……」
「過去に引っ張られてつまらん道だけは選ぶなよ。一時とはいえ、貴様は仮にもわしの上に立った男。それが、貴様がわしに果たす責任!!」
「責任……」
言うだけ言って、ゾイサイトは踵を返した。
……だが、また足を止めた。
「おっと。忘れるところだったわ」
ゾイサイトは冒険者タグについていた記章を引き千切り、俺へと投げてよこした。
そして、三白眼で俺に笑いかけるや――
「面白い男であれよジルコ。でなければ、わしがつまらん」
――そう言って、今度こそ茂みの奥へと消えていった。
◇
……夕方になった。
ギルドに到着すると、すでに人気はなく静寂が漂っていた。
門扉から中を覗き込んでみると、ネフラが玄関を箒で掃いている姿が見えた。
「……ジルコくん?」
「戻ったよネフラ」
俺の声を聞くや、ネフラは箒を放り出して庭を走ってきた。
そして、俺の胸へ飛び込むように抱きついてくる。
「よかった! 遅いからゾイサイトにやられちゃったのかと……」
「存外、聞き分けがよかったよ」
「ゾイサイトは?」
「商人ギルドの支部に向かったみたいだ。たぶんもう……会うことはないだろう」
自分で口にしてみて、寂しい気持ちになる。
フローラも、ゾイサイトも、もうギルドには戻ってはこないのだ。
「明日からまた解雇任務の再開?」
「いや。まだやり残していることがある」
「イスタリの件ね」
「ああ。そっちの責任をしっかり果たした後、本来の任務に戻ることにするよ」
「だったら私も付き合う。私はあなたの相棒だから」
「だな。頼むぜ相棒」
ネフラは俺にもたれかかったまま、顔を近づけてきた。
それに合わせて、俺も首を傾ける。
その時――
「!?」
――ガシャンと何かの割れる音が聞こえた。
音のした方向に向き直ると、街路に割れたランプが散乱していた。
そのすぐ向こうには――
「……アン?」
「えっ」
――アンの姿があった。
夕日に照らされて逆光からシルエットになっているが、間違いなくアンだ。
外を出歩けるまで回復したのか?
「アン! アンだろう、どうした?」
声をかけたのに彼女から返事はない。
それどころか、じっと俺を見入ったまま微動だにしない。
……嫌な目で俺を見ている。
寒気を催すほどの不気味な眼差し。
どうしてそんな目で俺を見るんだ、アン……?
「あの子、様子が変じゃ?」
「……そうだな」
俺達が戸惑っていると、アンは何も言わず街路を走って行ってしまった。
「待ってアン!」
俺はとっさに追いかけようとしたネフラの腕を掴んだ。
なぜか胸騒ぎがしたからだ。
「アンには日を改めて会いに行こう」
「う、うん……」
不意に、彼女に渡せずじまいだったレッドダイヤの存在を思い出す。
「また返しそびれたな……」
懐から取り出したレッドダイヤを覗きながら、俺は独り言ちた。
「明日、一緒に返しに行こ」
「そうだな」
その時、思い出したことがあった。
俺にはもうひとつ、果たすべき責任があったんだ。
今までずっとスルーしてきたアンの気持ち。
それに決着をつけなければ、彼女のためにならない。
……夕日が沈んでいく。
ダイヤは夕日の光を浴び、血のように真っ赤に輝いていた。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回で第五章は終了となります。
次話より幕間を挟んだ後、第六章を開始します。
魔物の謎が。勇者の謎が。
そしてジルコとネフラの関係までもが。
大きく展開していく章となります。
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