表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢に転生した、はずですが?  作者: れもん。
1章
2/142

Prologue

 シェリアは王立学院の門の前に立っていた。これから始まるはずの学生ライフに思いをはせ、瞳を輝かせて校舎を見上げる。


 そこで、はたと気がついた。自分はここを知っていると。


 王立学院は貴族であれば誰でも通うことになるので入学試験などはなく、シェリアも訪れるのは入学式のこの日が初めてだった。なのに、知っているなんておかしな話ではないか。



「リア?」



 立ち止まって考え込み始めたシェリアに声をかけたのは幼なじみのフィデルだ。国でも王族に次ぐ権力を持つレヴィン公爵家の次男ながら、なぜか足繁くシェリアの家───ルティルミス伯爵家に通ってくる。


 そんな彼の手が自分の前でひらひらと振られたところでシェリアは我に返った。



「大丈夫か?何か考え込んでたけど」


「ちょっとね。もう大丈夫」



 そうは言うが、いつもは元気なシェリアがおとなしい。体調でも悪いのかとフィデルがシェリアの顔を覗き込んだときだった。



「あ!オープニング!」


「おーぷにんぐ?」



 突然わけのわからない言葉を叫び出したシェリアに困惑してフィデルは首を傾げた。しかし、シェリアの独り言はとどまるところを知らない。



「なんで気づかなかったんだろう。ここは君恋の舞台で、私は───」



 ゴニョゴニョと呟き続けていたシェリアの言葉が不意に途切れた。かと思えば彼女の身体が崩れ落ちる。



「リ、リア!?」



 倒れてしまったシェリアの身体を抱き留めると、フィデルは周囲を見渡した。周りに教員がいたら保健室の場所を教えてもらおうと思ったが、早く着きすぎたのか、教員どころか生徒も誰もいない。


 しかし、それは裏を返せば人目がないということである。



「しょうがない、か」



 そうフィデルが呟くと、フィデルと彼に抱き上げられたシェリアは光に包まれてその場から消えたのだった。

初投稿なのでぐちゃぐちゃですが、暖かく見守っていただけると嬉しいです。ハイスピードだったり、亀だったりマイペースに更新していく予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ