おっぱい星人がスレンダーな娘を好きになることもある!
「好きです、付き合ってください!」
私は告白をした。
「今、どういう状況か、分かっていっている?」
ちょっと声に怒気が混ざっている。
「もちろん告白タイムですが?」
「セクハラだと叱っているんです!!」
そう今現在私は彼女からお叱りを受けていた。
ちらっと私のPCの画面を横目で見る。巨乳の女の子がいた。
私がPCで巨乳の画像を見ていたからだろう。
「大丈夫です! 私はおっぱい星人ではありますが、好きな娘ならスレンダーでも萌えます!!」
「誰があんたの性癖を心配してるかあああーーー!!」
なぜだろうか。私の想いが伝わらない。もどかしい。
「安心してください。きっと貧乳には貧乳の良さがあります。必ず理解して見せます!」
「ひ、貧乳、貧乳いうなぁあああ!!!!」
私の愛が伝わらない。
どうすれば……?
「仕方がありません。壁紙を屈んだときにブラとの隙間から覗いた貴方の貧乳の画像にしますよ」
……
「うがぁああああ!!!!!」
彼女が切れた。
叩く、叩く、叩く。私を叩く。
だが彼女は貧乳、スレンダーという言葉より連想されるように痩せている。
もちろん格闘技の経験もない。
そんな女性の攻撃だ。痛くないとは言わないが、大事になることもない。
他の人が止めようとしたが、それを止めさせた。
その後、暴行事件の様相を呈する激しい殴打があった。
しかし、事件にはならなかった。
訴えなかったから当然だ。
今、私の隣には彼女がいる。
あれ以降、彼女がちょっとSになってしまったが結果オーライ。
やばっ。また変態オチになってしまった。