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Farewell   作者: 深緋莉楓
9/9

Farewell

木漏れ日浴びて 繋いだ手

もうがんじがらめにした

見て ロマンティックに

深紅の糸でさ って

おどけた僕に微笑む君が

とても好きで 大好きで

ずっと 二人 このまま…


人工の灯で 星が見えない

夜は嘘をつくから嫌い

俯く君に見せれて良かった

この丘の上からの景色

仰ぎ見れば…満天の星を

足元には…虚飾の輝きを

独占できる秘密の場所


僕達は随分と長い間

手を繋いでいたけれど

ねぇ…そろそろ もう

行かなくちゃいけないね

きつく絡めた指を

ゆっくり わざとゆっくり

外して…何処へ行こう?

『次の世界』が在るなんて

淡過ぎて信じてなかった

触れ合える『現在』が

ずっと優しく続けば

それだけで良かったけど

笑ってキミの背中が

見送れたらいいな

微笑んで見送ってね


悲しみは 優しい音で

哀しみは 綺麗な音で

包んで そっと ずっと

傷む胸は 温かな闇で

巡る記憶は 褪せぬ闇で

包んで ずっと 鎖をかけて


繋いだ手を離して

最後の約束をしようよ

忘れない って

でも 思い出さない って


笑ってキミの背中に

「サヨナラ」って呟くよ

キミも笑って手を振って


キミは右へ… 僕は 左へ

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