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1F列車 特定地方交通線

こんなものも書いてみたいという衝動に駆られた結果がこれです。懐かしい気持ちになれる人は懐かしい気持ちでお楽しみくださいませ。こんな路線知らないという人でもできるだけわかりやすく展開するつもりですので、よろしくお願いいたします。

 特定地方交通線。この言葉を聞いたことが果たしてあるだろうか。恐らく、鉄道に興味がある方。JRに勤めている方。日本国有鉄道と言われた時代にその一線で活躍していた方。廃止のニュースを聞きつけ、日本中の鉄道ファンにその情報を伝えた鉄道雑誌の編集者さん。ごく限られた人しか聞いたことがないだろう。

 この「特定地方交通線」という言葉の意味。これは全国を走っている鉄道路線でとても経営状態が悪い路線をいう。分かりやすくいえば、いらない路線。しかし、そのいらない路線にも話はある。昔、この路線は必要だった。そのような路線もある。だが、作った意味が分からずして終わった路線もないことはない。だが、その線路の歴史を始めたのは人間だし、その歴史を終わらせたもの人間。つまり、人間にはそれを伝える義務がある。私はこれからその義務を果たそうと思う。全国の数ある路線の中で私は名寄本線(なよろほんせん)を選択する。かつて、北海道の名寄(なよろ)興部(おこっぺ)紋別(もんべつ)中湧別(なかゆうべつ)遠軽(えんがる)経由で結んだ鉄道路線である。時は昭和63年11月。もう少しで路線の歴史が終わろうとしているころであった。

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