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理屈を話してないと死に至る病

 私は理系ではありません。

 文系と言えるほど、学を修めた訳でもありません。


 けれども自然、親と相対する中で弁が磨かれてゆき。

 気づけば「あんたは理屈くさい」とまで言われるようになりました。


 それがいいのか悪いのか、もうよくわかりません。

 好奇心は猫を殺す、と最近言われたこともあります。


 もう、自分ではどうしようもないのです。

 理屈で考えずにはいられなく、また、その理屈をどこかに吐き出さなければ、それはもう私の死と密接に関わると思うまでになりました。


 今現在、私はとある場所でトラブルを抱えています。

 と言っても、司法に判断すらしていただけなかったなんとも宙ぶらりんの状態で。

 私が発端ではないものですから、口を封じられ、何も言えない状態です。

 それがこんなにも辛いことだとは……と、思わなかったものですから、中途半端な人質を取られたまま、如何ともし難い身の上になっています。


 話せるようになったならば、noteにでもひっそりと、有料にして拡散されないように相手がわからないようにして、何があったのかを仔細と言えないまでも書き留めておきたいところではあります。

 が。

 今はその時ではないのです。

 だから今、ただひたすらの心のうちのみを、こうして吐き出しているのです。


 発端はコラムへの所感のエッセイだったかと思います。

 自分はやっておいて相手が批判するのは許せない、私の批判は正当で他人の批判は不当である、そんな態度の人がいる。

 そういう人でも発言の自由がありけれど責任を持たない事象、も、あり得るのだ。

 今は、そのことを重々承知したので、ただ、心のうちを吐露しています。

 誰にともない、ただ、心のままの徒然です。


 これを読んだ方にはどうか、くれぐれ、インターネットの広大な海原の、そういったクラゲに刺されるような事象があることを、自分の常識の外側からUFOはやってくるという事実を。

 いつかのなにかで、ちょっとした足止めをしてくれる、釘一本くらいポケットに忍ばせるような。

 そんな感覚でいてもらえるようになったなら、と。

 思わないでもなく書き綴っています。


 これもまた、詮無いことではあります。


 けれど、人の日記というものは兎角こういう側面もありましょう。

 なので今つらつらと、これを書いています。

 ただの日記です。

 心の中のその奥を、そっと吐露した、ただの日記。


 書いていなければ死んでしまいそうなほどの、活字への、人間の営みへの、人の思考への、人の情感への、狂おしいほどのラブレター。

 そんなものになっているのかどうか、私には窺い知ることはできません。


 どこか、期待をしているから文字にする。

 文章にする。

 わかって欲しいと、願う。


 そうでなければ、無関心に、そっとスルーするでしょう。

 その方が、多分お相手にとってはなんとも幸せなことだったでしょうか。

 いいえ、多分賞賛がなければ、満足いただけなかったでしょう。

 実際、褒める分には応答よく、指摘部分には牙。

 価値観が違うと言って仕舞えばそれまでで。

 創作だけならば、私も無関心の群の只中へ、そっと泳いで離れていっていたと思います。

 現になりかけたところの、どうしても看過するのが自分で自分に許せなかったからこその、相手を見誤った末の行動から、私は口をつぐんでいる。

 その結果の責は、自身にあるとわかっていますから。

 だからただ、日記を書いています。


 けれどもずうっとずうっと、結果はきっと出ないでしょう。

 ずうっとずうっと、私はサンドバッグのままでしょう。

 相手にとって、それが都合の良いことなのだと思います。

 第三者からの結論を、どうしたって出してはいただけない。

 私はその結果の出ないままの人生を、甘んじて受けるつもりだけはありません。

 だからと言って、無益な争いも好みません。

 ただ、表現の自由の範囲内の、自由をそっと引き寄せます。

 そのための行動だけはどうか許されますように。

 誰にともなく、そう、書き留めておきます。

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