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日々つれづれなることを、書け! 2  作者: 三屋城 衣智子


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17/21

私にだって欲はある

 オラ、アミーゴアミーガ!☆


 みなさんには、欲ってありますか?

 私はぬりかべという、なんだかのっぺりぬっぺりぼんやりしていそうな妖怪に例えられたくらい、欲がなさそうに感じる人もいる(?)みたいですが。

 欲、人並みにあります。


 web小説書いてるのだって、たくさんの人に読んでみてもらいたかったからですし。

 一回くらい書籍化、というのもその亜種みたいなものと、それで臨時収入でも入ったら、美味しいお肉が食べれるなぁ……じゅるり、なんていうイロケがない、とは絶対に言えない。

 むしろそういう欲を言いたい!

 くらいには、欲があるのです。


 思えば、部屋にゴロゴロしながら漫画雑誌を読みなろうと思えばいつでも社長になれるんだとかほざいてる五十路のおっさん、的な存在に例えられたりもしましたが。

 それもそんな私の人並みにある欲を、言いかえただけだったのかもしれません。

 まぁ違うでしょうけど。


 私はありがたいことになろうで読者様に出会えましたが。

 それと同時に、実装されているシステムで自分のある種実力を数字として目の当たりにし、自惚れるという大惨事を免れたので……例えが現実に即していないなぁ……って言われて思っていたのです。


 さておき。

 欲。


 時に悪者にもされる存在では、ありますが。

 うまく付き合うと、これほど人生に張り合いを出してくれるものもなかなかない。

 のではないかなって、個人的には思っています。


 生きたいから、食べ。

 美味しいから、食べ。

 物珍しいから、食べ。


 それが血肉となって、生を繋いでいる。


 おかしいな、食べることばっかりになってしまった。


 食べたくて、スイーツ。

 食べたくて、寿司。

 食べたくて、焼肉。


 それらは、目標となって、じゃあ現世にいようかという気持ちを引き起こしてくれます。


 あれ、おかしいな、やっぱり食べたくて仕方がない。


 違うんですよ、人と会いたいとか、綺麗だと感動したものを部屋に飾りたいだとか、美味しいご飯を作る素敵な鍋が欲しいだとか、もっと色々欲ってあって。


 だから今ある社会の仕組みで叶うように仕事をしてお金を稼いで、手に入れている、欲を叶えている。

 その行動が生きる理由のうちの一つになる。


 なんて、素敵だなぁとも思うのです。

 食べる食べる言ってますが、美味しいと感じ、また食べてみたいと思うのも欲であり、明日へのちょっとした希望というかプラスの想いだと思ってます。


 生まれたからには、少しでも楽しいを感じて、そうして終わってゆきたいと思うのです。

 何もなく、感じるのを我慢したまま、ただ今ある社会システムを動かすためだけに体を動かすというのは、なんとも味気ないなと想像するのです。


 だから、何かに心動かされ、けれど今はちょっとだけ難しいからと欲を出し、行動し、その欲を叶えようとするっていうのは、いいものでもあるなと。


 勿論、欲ぶかすぎて人の物を取ってみたり、人の成果を掠め取ってみたり、叶わない責任を第三者が納得できる理由もないのに他人に押し付けて攻撃するのは素敵でもなんでもないのですが。

 webでも自分の想定と違った結果を認めたくなくて、欲していただけの栄誉とか読者とか数がないのが許せなくて……なんていう人をごくたまにではあれど……見るので。

 そういう抱えきれない欲を、見て見ぬふりもよくなさそうではあるのですが。


 丁度良い欲は、足裏に装着すると前進するなぁ、と感じています。

 私が読んでみてもらいたくて、なろうに登録して物語を一つ完成させたように。

 これを読んでくださった方がなろうで読書をし、物語を一つ読み終わったように。

 行動は、次の考えや欲を連れてきてくれるので。


 足裏にぺろっと貼り原動力にできるくらいの欲、程よく大事にしながら生きていけたら素敵ですね。


 にょきにょきかしこ、雨後の筍〜

 三屋城でした☆

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