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日々つれづれなることを、書け! 2  作者: 三屋城 衣智子


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10/21

縁に恵まれているな、と感じる日々

 先日はどーもどーも、みやぎです☆


 口から先に生まれてきたわけではないのですが、親との尊厳線引きを頑張りすぎた後遺症で、どうにも、言わずにはいられない病だったらしく。


 けれども、待てと言われたら待つ。

 最近、ディズニー行ったりとか、何かの行列に並ぶようなことをしてなかったので(総合病院の待合でもついスマホいじいじ)、そこのところの訓練が足りてなかったなぁと。

 反省した次第です。

 待ちます。

 いつまでも待つっていうとすぐ十年とか経っちゃいそうなので、まぁある程度気長に。


 そんな心境になったのは、最近図書館で本を借りるようになり、この前の待合では持参してゆるりと待っていたり。

 とある方のふるまいを見たり。

 とある方からお声がけいただいたからです。


 ネットには、それはもういろんな方がいます。

 ソリが合わなそうな方も勿論。

 けれど。

 ネットが発達しなければ、出会えなかった方達もたくさんいて。

 そして、心の一部を言葉にかえて、お相手様の時間を使って、伝えようと行動してくれる方もいらっしゃるのですよね。


 そんなお心に、以前のトラブルでも触れ、また、今回も触れ。

 独り言みたいになりがちな、言葉の何かにも丁寧に接してくれる方を見るにつけ。

 大事にしなくてはなぁと。

 そんな気持ちになった次第です。


 なんでも言うのは悪い癖。

 では、ありますが。

 こういった感謝だったりとか、なんか違わないかな? 的なことまで言えないようなネットの検閲が始まってしまったとしたら、気持ちの持って行き場が途端ひどく狭く感じてしまうような。

 そんな心もちについ、なってしまいます。

 放言がしたいわけじゃなく。

 ただひとりの人間としての考えだったりを、いずれ消える電子の片隅に、私の片鱗として綴っておきたくて。


 思えば、多分そんな気持ちから小説を書き始めた、みたいなところもあって。

 正確なところを言えばその頃相手か自分かどっちかの価値観を選び取るしかない、みたいな状況があって、相手は絶対に譲れないって感じだったのです。

 けれどその原因みたいなものがわかり、やっとひと段落のはじめの一歩が踏み出せそう。

 そんな感じの頃でした。

 疲れていたのです。


 戦って戦って、けれど自分一人の力ではどうにもならなくて。

 外部からの要因でやっと、やっと目処がたって。

 それ自体、何が悪いってわけではなく、ただただ人生の経験的なものとか個々人の能力的な問題とか、そういったものの噛み合わせがすこぶる悪くての、天災のようなもので。


 まぁ、人生はそういったことが結構な割合で降りかかるものではあるのですが。


 とても疲れていた。

 だから、書いた。

 描きたくなった。


 昔、千年経っても残る宮大工の手仕事に憧れた頃のように。

 私も何か残してみたくなったのです。

 昔生み出したものは、もう電子データの掠れゆく記憶に飲み込まれてしまったので。

 何か。

 何か新しいものを。


 ただ、気力はそんなにありませんでした。

 だからぽちぽちと。

 端末の液晶に、指を置く作業を繰り返し繰り返し行いました。

 一つ一つのブックマークだったり感想だったりいいね、だったりの反応を糧に。

 気づけば文字を積み上げて。

 完結まで引っ張ってくださったのは、ひとえに読者の方々でした。


 その節は、本当にありがとうございました。


 どうか、まだ書かせてください。

 誰か一人の、読者様がいる限りには。

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