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【詩】くよくよ

作者: 逢汲 (あきゅう)

くよくよしたってしかたない。



くよくよしたって得はない。



くよくよしている自分にくよくよする。



くよくよは巡り巡ってやってくる。



月をまわってやってくる。



ぼくは満月がくるたびに、



くよくよと戦う。



くよくよと、



死んだ魚の目の間を、



ゆらゆら泳ぐ。



くよくよは、



なかなか帰ってくれない。



くよくよは死んだ魚の目をつれてくる。



だけど知ってるんだ。



死んだ魚の目に、



また魂がやどる方法を。



だからくよくよしたって、



また進めるんだ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白い言葉の使い方をされますね。リズムも心地よかったです。 全体的に可愛らしくも、しなやかさがあって。感じるものがありました。
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