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85話目 修学旅行三日目 悪魔降臨

いつもより、ほんのちょっと長いです。

やりたい放題やりました!

注!今回グロいかもです。

「あ~ヤベ……早く家に帰って、姉さんが作ったメシを食いたくなってきた……」


非日常の象徴たる〝敵〟に囲まれ、剣は心底嫌な気分で、ストレスからついついホームシックな呟きを漏らした。


ヒナが感知したとおり、剣の周囲には忍者姿の何者かが五名。感知されているのを承知の上か、姿を隠してはいないものの、攻撃を警戒してか、全員剣から10メートル以上離れ、五角形に陣取り様子を伺っている。


「……これ、完全に俺のこと葛乃葉の関係者と確信してるパターンかな?」


『そうですね。実際無関係じゃありませんし』


「だよなあ。しっかし……こんな観光スポットで襲ってくるとか見境ねぇなぁ。ところで、この結界を破るにはどんな方法があると思う?」


『……この結界は突発的に作成された筈でしょうから、短時間で自動的に解除される形式だと思われます。ですので、強度も並の術師が簡単に破る事が出来ない程度の脆弱さでしかないかと……主様であれば、結界境界面に強力な霊力を帯びた攻撃を与える事で強制解除可能であると判断します』


「力技でいけるのか?なら……寧ろ手加減しないと結界の外まで被害が出そうだな……ま、省エネで、やるか!」


そう決意した瞬間、剣は全身に巡る魔力の流れを身体強化魔法で加速・増幅させた。そして強化された脚力は、10メートルの距離を詰めるのに、一秒すら必要としない!


「ホワッ?……!」


五角形の一角、そこに立つ男は半端に驚きの叫びを上げた後、背後から首根っこを掴まれて仔猫のように持ち上げられたまま、ゴキッと鈍い音がすると共に、手足を脱力させて……物言わぬ骸となった。


「……英語?成る程、爺さんが言ってた〝敵〟……西洋系の悪魔崇拝か唯一神の狂信者ってトコか?ま、どっちにしろ後腐れしないように……抹消、だな」


身体強化による瞬間移動さながらの〝走っただけ〟で敵の背後に回り込み、これまた身体強化した握力での〝握っただけ〟で首の骨を砕いて潰したのである。


「ヒナ、お前は連中の数と位置だけ気にしていろ。察知する能力は、俺より優秀そうだからな……っとお!」


『か、畏まりましたっ!』


ヒナへ指示を出しながら、剣は右手に掴んでいた骸を自身の左に位置する敵へと向かって……ぶん投げた!


成人男性は放物線など描かず、真っ直ぐ生前の仲間の元へ飛んで行く!体重60キロの人体が時速200キロを越えるスピードの砲弾と化して迫る!それを、僅か10メートル程度の距離で……どうすれば避けられる?避けられる訳が無い!


人と、人だったモノは激突して、互いに全身の骨をひしゃげ折り、肉を突き破った骨から血飛沫を撒き散らして……果てた。


「余所見している暇が有るのか?」


骸が投擲された直後、剣は既に右手側に立つ女性らしき細身の敵へと跳躍していた。そして、言葉を発するより先に側頭部へと膝蹴りを叩き込み、頭蓋を粉砕した。


ほんの一瞬……そう表現するべき間に、仲間の過半数を失った残り二名の男女は、怒りを露に懐から拳銃を取りだし、銃口を剣へと向けていた。


「遅い」


剣はたった今命を奪った女の身体を、サッカーボールをリフティングするかのように足先で浮かせ、銃弾の盾にした。


二人が弾を撃ち尽くし、女の身体が蜂の巣になり再び地に伏したその時、そこには剣の姿は無かった。


「銃とか少しびびったぜ。もっと早く抜くべきだったな」


その声は、頭上から。男が空を見上げると、親指と人差し指をL字に開き、銃を模した形に構えた剣の姿。その人差し指の先には、凝縮された高熱の光の弾丸――


剣流忍法・光遁指光線


剣の指から放たれた一筋の純白の光は、男の眉間を貫き、消えた。高熱の光線は一瞬で男の脳を焦がし、一滴の脳髄も血液も漏らす事を許さず、絶命させた。


剣は着地すると撃ち殺した男を一瞥すらせず、残り一人の女を睨んでいた。


女は仲間を全て失って、ようやく悟った。手を出してはならないモノに、手を出してしまったと。


脅え、ガタガタ震える指で銃のトリガーを引くが、既に弾は全て……骸となった仲間の体内であった。


「さてと……ヒナ、他の奴等はちゃんと死んでるか?」


『……は、はい!主様以外に生きてるのは一人です!』


「そうか。じゃ、ちゃっちゃと終らせるか」


脅えきり、戦意を失っている女であっても、剣は温情を与えてやる気持ちが一切無かった。


『あの……もう逆らう気は無さそうですが』


「……ヒナ、ここでコイツを見逃して、その復讐の牙が俺の大事な人達を傷つけないと……お前は言い切れるのか?」


『いえ……失言でした』


全く、刃でありながら甘い奴だと剣は思った。だが、悪い気もしていなかった。剣自身、悪戯に他人を傷つけるような趣味は無く、明確に敵でなければ、敵対しても生かしておくメリットさえあれば、極力殺したり怪我をさせないようにしている……つもりである。


故に、ほんの少しだが葛乃葉に肩入れしている以上、襲ってきた〝敵〟に温情をくれてやる余裕なんて在りはしない。ヒナと問答するまでもなく皆無なのだ。何時、解除されるとも限らない結界のすぐ外には、梓とクラスメイト達がいるのだから。


「コイツに与えられる慈悲なんて、痛みすら与えずに殺してやるくらい……!?」


「アッ!グッ……アガッ!」


突然苦しみ始めた女から異様な気配を感じ、剣は即座に飛び退いて距離をとった。女は口から泡を吐き、気が狂ったかの如く全身をバタつかせ、藻掻き、捻り、白目を剥いて……倒れた。


「これは……毒?自決したのか?」


『どうやら、そのようですね……もう、命が感じられ?主様!何か変です!もっと離れて!』


ヒナからの警告が発せられるのと同時に、剣も異常を感じて更に後退し近場の屋根に飛び乗った。


剣の視線の先で、自決した筈の女の身体が、陸に打ち上げられた魚のように、ビクンビクンと跳ねていた。そして、感知魔法を使用していなくとも判るほどの魔力が、女の身体から発生していた。


「アレ……どう見るよヒナ?」


『私にも解りません……私の知識は聞きかじりですし……』


「……そうだったな。さて、出てくるのが鬼か蛇程度なら可愛いもんなんだが……」


そんな期待は無駄だろうと、肥大化してゆく……既に原型を留めていない肉塊となった女を見て剣は自嘲した。次第に肉塊は、異形ながら、確かな姿形を獲得した。その姿は、正しく……


「B級ホラーでも観てる気分だぜ……生命を贄に、召喚しました……ってか?」


『あわわ……あれ、西洋の悪魔じゃないですか?』


ソレは、身の丈3メートルはあり、黒山羊の頭に、女の上半身、獣毛に覆われた下半身に脚には蹄。蝙蝠のような翼を有する……悪魔だった。


「確か、桜が好きなゲームにもあんなのいたな。悪魔としちゃかなりメジャーなイメージの……そう、堕天使の……バフォメット……だったか」


『れ、冷静ですね主様……百年振りに外に出られた途端、あんなのに遭遇するだなんて……不運だぁ~!』


ヒナの言うとおり、間違ってもコレは幸運ではないなぁと剣も思っていた。スマホに何時の間にか召喚アプリがインストールされていて、交渉して仲魔に出来ればいいのに……そんなプチ現実逃避をしたくなる気分でもあった。


「ソコノ……ニンゲン……ハナシ、アル」


「……へぇ、さっきの連中よりも余程文明的じゃないか?おまけに日本語で喋ってくれるなんてサービス抜群だな」


もしかしたら、アプリ無しでも交渉いける?そう一瞬考えてしまった剣だった。


「えっと……名前は、バフォメットさんで合ってるかい?」


剣の問い掛けに、悪魔はニヤリと笑みを浮かべた。


「ホウ……カンシン……シタゾ」


「正解?そりゃま、こっちも失礼せずに済んで良かったよ。それで……何の用?アンタを呼んだの、俺じゃないんだけど?」


「シッテル……ワレノ……ヨリシロ、キオク……ミタ」


「えっと……それじゃ、俺がアンタの依り代と敵対してたの承知してるんだよね?なのに話し合いを望むのか?」


「ソウ、ダ。ワレハ、サモナーノ、ノゾミ、カナエル。ヨコセ、オリハルコンノ、ナイフ」


「は?そんな物、持ってな……もしかして……でもコレ、オリハルコンじゃなくてヒイロガネだぞ?」


剣は懐からヒナをとりだし、鞘から抜いて見せた。すると、バフォメットは山羊同様の、横長の瞳孔を大きく震わせた。


「オオ!ソレ!オリハルコン!」


「……え~っと、ちょい待ち!ヒナ?悪魔さんはお前を御所望らしいぞ!」


『い、嫌ですよ!絶対真っ当な扱いされそうにありませんよ!』


「まあ、そうだよな。それにしても気になるのは、オリハルコンとヒイロガネって同じ金属なのかな?どっちにしても伝説級なのは変わらないんだが……」


「……オイ、ヘンジハ?」


バフォメットから見れば、ちっぽけな人の子が、自分を無視して独り言をしているようにしか見えていなかったのである。これ迄に召喚され敬われたり恐れられたりした経験はあれども、会話の最中で無視されるなど有り得ず、苛立つのも仕方無かった。


「あ、ゴメン、無理。そんな訳で、魔界にでも地獄にでも帰ってくれない?」


そんなバフォメットに対して、剣の対応はあまりにも……あんまりだったと言えた。


「グゴオオオォ!ナラ、ウバウノミ!」


バフォメットは拳を全力でハンマーのようにして剣に振り下ろした!上半身が女性で細く見える腕であっても、それは全身との対比に過ぎない。その腕の太さは、地球上の如何なる類人猿よりも太く、重い!しかし、剣は大金槌なようなバフォメットの拳を、アッパーカットで迎え撃ち、見事に止めて見せた!


「……やっべ、強化した腕力と互角かよ。やっぱ、肉体そのものの差があると分が悪いか」


「トメタダト!」


依り代の記憶を得ていたので、バフォメットは油断などせず、拳に魔力を込めていた。基本的な肉体性能の差から、遥かに自分が優位であると疑っていなかった。だが……剣は拳の打ち合いで拮抗して見せたのである。それは……身体強化に於いて、剣がバフォメットを凌駕している事を雄弁に示していた!


「オ、オノレ!」


その事実は、バフォメットのプライドを酷く傷付けた。崇拝者の肉体を依り代とした召喚では、魔界に在る本体に遠く及ばない力しか発揮出来ないのは理解していたが、人間と互角であることは我慢ならなかった。


その時、バフォメットの目に幾つかのあるモノが写った。そして先ず、折り重なる二つに目をつけた。


「タリナイチカラ……オギナエバイイッ!」


バフォメットは翼で風を起こし剣を牽制しつつ、ソレを掴むと、口の中へと放り込んだ。バリボリ……グチャグチャ……口の隙間から、赤い液体が滴った。


『ギャー!血が!血がぁー!』


「やかましいぞヒナっ!……山羊面なら、肉なんか食わずに草を食いやがれっての!」


ヒナを叱りつけながらも、剣も本音では気持ち悪かった。なので、一撃で終わらせるべく両手に魔力を集中させ、光輝く球体を形成、その球体の表面は鏡のような性質を持ち、球体内部では無数の高熱を放つ光線が、光速で乱反射している。


剣流忍法・光遁螺閃砲弾(らせんほうだん)


「これで……どうだあっ!」


バフォメットの心臓を目掛け、放たれたバスケットボール大の光の砲弾。激しく輝き高熱を孕むその球体は、正に小さな太陽。剣が冗談抜きにして、必殺の意思を込めて放った一撃である。バフォメットは、その光の砲弾を胸の前で腕を交差させて防御したが、腕は高熱で爛れ、異臭と黒煙を発生させながら腕を炭化させていった。


「ウオオ!?ヒトガ、コレホドノマホウヲ?ダガ!」


バフォメットは黒炭化してゆく両腕の内側に、()()()()()()()()()()()()


「な!?腕が……増えただと!?」


人肉を捕食した影響か、バフォメットの肩と翼の付け根の間から、新たな腕が生えていた。そして、四本の腕による、十字ならぬ米字ガードによって……螺閃砲弾が消え去る迄を……二本の腕を犠牲にして耐えきったのであった。


「……ちっきしょう、そういや、ゲーム画面で見た奴も多腕だったか……」


『主様ぁ……まずいです……悪魔から感じる霊力が……最初よりも五割増し以上になってます……』


「ザンネンダッタナ……アト、フタツアル。ソノアト、オマエノバンダ」


バフォメットは、次に女の死体を咀嚼し始め……スイカの種を飛ばすように、その死体に埋まっていた鉛玉を楽しそうに吐き飛ばした。


『主様……私、気持ち悪くて、もう……』


ギブアップ寸前な弱音を吐くヒナに対し、剣は何も言わない。正直、そんな余裕が無くなっていたのだった。人を食ってパワーアップするなんて事さえなければ、少なくとも螺閃砲弾で戦闘不能には出来ていたのだ。


(考えろ!効かない訳じゃないんだ!もっと……威力を高める方法を!)


先ほどの螺閃砲弾で、剣は自身の魔力を七割近く消費していた。故に、残りの魔力で同じ攻撃をしたところで、半分以下の威力しか発揮出来ない。ならばパワーアップされる前に死体を処理してしまえば……そう考えもしたが、死体として意味を成さない段階まで、炭化させるまでの炎を発生させるだけの魔力を消費しては、三人目を捕食したバフォメットには……勝てない。


「フ、フハハ!ウデ、ナオッタ!」


三人目を完食したことで、完全回復したバフォメットは、剣に頭を撃ち抜かれた男の死体へと歩を進めた。そして……頭から豪快に丸飲みしてしまった!


「フハッ!フハハハハッ!ミナギル!ミナギルゾ!」


山羊頭から左右に生えている角が、黒色から黄金に染まってゆく……?突然、角から黄金の輝きが消失し、バフォメットが腹を押さえて苦しみ始めた。


「アアッ?イタイ!イタイ!ドウナッテル?」


あまりにも突然な悪魔の腹痛に、剣は罠ではないかと疑いの目を向けたが……優位に立っていたプライドの塊である悪魔が、こんな無様な姿を晒すかと思うと……


「いや、そりゃないわぁ~」


とゆう結論に至った。


「でも、どうして突然……ヒナ、どう思う?」


『私にも何が何だか……あ、もしかして……四人目って、主様の光の術で撃ち殺した男でしたよね?』


「そうだけど、それが何か?」


『光の術を帯びた霊気って、悪霊やこの世ならざる者に対して弱点なんですよ。先ほどの光球も、かなりの傷を与えたでしょう?まあ、悪魔の闇の霊気と相殺されてかなり威力を殺されてしまいましたけど……それはそれとして、先ほど男の頭を貫いた光線、かなり高密度だったでしょう?だから、残留していたのではないかと……』


「……つまり、それで食中毒を起こしたと?」


『……状況判断、ですが』


「まあ、凄~く釈然としないんだけど……マトモに立ってもいられないみたいだし……殺っちゃうか」


剣は地面に手を置くと、魔力残量の三割程度を込めて、厚さ50センチ。一辺3メートル程度の正方形の岩盤を作り上げた。そして、それを腹を抱えて蹲っているバフォメットの上空へほうりなげると、岩盤の上に飛び乗った。


そして岩盤に触れると……


「剣流忍法・重遁超重岩震……でいいか」


重力魔法で十倍に加重され落下してくる岩盤を、痛みで力を込められない状態では満足に支えられず、精神集中して魔法を発動して破壊する事も……不可能であった。


こうして、転生して以来本気でヤバイと剣に思わせた強敵は、岩の座布団に押し潰され……プシャッと大地の染みとなった。


「……勝てたけど、本当に良かったんだけど……なんか、やるせないなぁ~……」


剣はバフォメットにトドメを刺した岩座布団の上で、体育座りして、空しい勝利の余韻を、苦々しく噛み締めた。そんな剣に、ヒナはおずおずと話しかけた。


『あの……主様。どうして、私を使われなかったのですか?私、一応退魔刀ですから、効果はあったかと』


「は?何言ってんの?そうゆうのは戦闘中に提案しろよ。お前を武器として使う選択肢は、お前からの了承がなきゃ端から無しだっての。お前を武器として使えなくても捨てないとか言っといて、俺から使わせてくれなんて……格好悪くて言えるかよ!」


『主様……申し訳……ありません……あ、れ?ひょっとして……』


一連の戦闘を振り返り、ヒナは唐突に気付いた。バフォメットが捕食を始める迄、自身が血に脅えていなかった事に。


『まさか……主様は……』


わざと、目前での流血を避けるような方法で殺していたのでは……?わざわざ自分の為に、もっと手間取らない手段があったかもしれないのに……


『主様……ヒナは、ヒナは……幸せ者です!』


「……まだ、判断するの早いっての。さ~て、結界解けたら爺さんに連絡して、後始末丸投げしねーとな」


『今日の今日で、コレですからね……葛乃葉の人達、卒倒しちゃうかもしれませんね』


「けっこう時間かかっちまったからなぁ……梓、機嫌悪くしてなきゃいいんだけどなぁ……」


剣にとって嫁の機嫌と比べれば、有名な地球の悪魔さんを倒した事すら些事でしかなかったみたいであった。






細菌や寄生虫は怖いって話でした。

ヒナへの思いやりが勝利の鍵になるとゆう、日頃の行いが良かったって話でもあります。

以下ネタ

指光線=鬼○郎の指鉄砲です。原作だと指先を弾丸にする物理攻撃だったのに、現在のシリーズだとマジで光線……嫌いじゃないぞ!

螺閃砲弾=七代目と王道じゃない赤ガ○ダムの合わせ技なイメージです。

次回は絶対に平和な話にします。

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