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66話目 実鳥と友達の休日

久々に単発なお話しです。

とある土曜日の聖地(アキバ)


聖実鳥は友人の浜乃夏彩(なついろ)に誘われ、代理購入(ファ○ネル)となって本屋を廻っていた。


三店舗で購入したのは『クラスで異世界召喚されて勇者になったけど、クラスメイトがみんな一芸特化しすぎて影が薄い』とゆうラノベの二巻である。他には何も買っていない。同じ本を三冊買ったのだ!


因みに代理購入を依頼した夏彩は、予約しておいたドラマCD付き限定版の購入に行っている。限定版予約者に限り、発売日当日購入で作者のサイン会に参加出来る……かもしれない抽選券が配付されるのだそうな。


そして正午前、実鳥と同じく本屋を廻って同じ本を購入してきた藤間星和(せわ)も合流し、三人は公園で仲良くケバブにかぶりついていた。


「やっぱケバブはえぇなぁ。アキバに来ると、つい食べたくなってまうわぁ~」


「肉も野菜も食べれて、ボリュームあるのにリーズナブルだから嬉しいわよね。アキバって食べ物屋さんいっぱいあるけど……女子だけて入れる店ってなると、ファーストフード系やファミレスになっちゃうしなぁ」


「桜ちゃんは、堂々とラーメン屋さんに入っちゃうらしいけどね……」


「ラーメンもえぇなぁ~。けど、中学生には少々お値段がなぁ~」


「……だったらどうして同じ本を何冊も買うのよ……」


「好きな作品は金に代えられへん!店舗別のオマケは全部欲しいし、SSも全部読みたいんよ~。出版社の戦略に踊らされとる?ちゃうねん!踊らして貰っとんよ!あ、あと布教な。二人に一冊ずつあげるわ」


「……いや、一巻読んでないのに?」


「多分、桜ちゃんが買ってるかな……」


「色々ミステイクや~」


完全に、企業戦略に翻弄されているヲタが、ここにいた。それでもヲタは曲がらない!好きな作品への最大の応援が()を注ぎ込む事だと知ってるから!


「それはそうと、長いタイトルよね?今時の流行りかしら?」


「桜ちゃんが言ってたけど、大手雑誌での掲載作品だったり、作者の名前が売れていないと、ある程度タイトルでジャンルが予想出来ないと読んでもらえない……らしいよ?」


「せやねん。タイトルは大事なんよ。ラノベはカバー絵とタイトルで一見さんを引き込まなあかんねや。ラノベの初動売り上げは絵師様の御力に全てが……」


「うん。ヤバそうな話になりそうだから止めましょう!それで……これからどうしましょうか?」


あらゆる原作者様のお怒りを買う前にと、星和は判断して話題変更を図った。


「どうしよかなぁ?サイン会外れてしもたし……メイドカフェでも行って、癒されたいわぁ~」


「いや、それなっちゃんしか癒されないから。私的には猫カフェの方が楽しいし癒されるわよ」


「メイド……猫……あ!」


二つのキーワードが揃えば、実鳥が思い出すのは必然だった。


「どうかした?みっちゃん」


「なんや、豆電球がピカッたん?乱れ○月花でも閃いたん?」


「ボスキャラとの戦闘中でもないのに、そんな必殺技閃いてたまるものですかっ!」


「せやな、S級技閃くのしんどいもんなぁ。2も3も閃かんとクリアしてもうたし」


「そうそう、3だと七星剣と仕込み杖の武器固有S級技は簡単に……って、なんで佐賀の話に?みっちゃんおいてけぼりだよ!」


「……よく解んなかったけど、せっちゃんも大概のってたよね」


「せやからウチ、せっちゃん好きや~」


「はいはい……それで、みっちゃんは何を思い付いたの?」


「あ、うん。メイドと猫、どっちもいる喫茶店を知ってたなあって思い出して」


実鳥の言葉に、夏彩が星を散らしたような笑顔で食いついた。


「そんな店よう知っとるなあ。オモロイ!そこ行こ!」


「でも、アキバじゃないよ?」


「関係あらへん!行きたい時がいくべき時や!ええよな?せっちゃん!」


星和は、既に諦めきった顔をしていた。


「こうなったアンタが止まんないって知ってるわよ……いいわよ。私はにゃんこと戯れさえすれば文句ないし」


かくして、三人は猫と遊べるメイドカフェ『29Q』へと向かうのであった。




「お帰りなさいませ御嬢様方。お席に御案内させて頂きますにゃ!御嬢様三名御帰宅ですにゃ~」


三人をお出迎えしたのは、この店のメイド長にしてオーナーでもある、見た目は少女!頭脳は貴腐人!デフォで装備な猫耳尻尾!実年齢は三十六の、さにゃえちゃんである!


「あ……あかん!この店あかんわみっちゃん!小学生が働いとるわ!嬉しいけど!労働基準法守っとん?家業手伝いやとしても、子供にこんな格好させんの親としてどうやねん?かぁいいけども!」


「あかん言いつつ本音駄々漏れしてから……メイド長さん初めまして。姉がお世話になってます」


実鳥ちゃんはとても礼儀正しく、姉の雇い主に挨拶をした。良くできた妹!


「! ハルにゃんの妹様にゃ?こちらこそ、御嬢様の姉君の素晴らしい働きぶりに助けられておりますにゃ。本日は、御友人方と心ゆく迄お寛ぎ下さいませにゃ」


一瞬キラリと瞳を輝かせ「突発イベント来た!」と小躍りしたい気分になりながらも、そこはプロであるので悟られぬように平静を装う。以前、SAKUTANやウイング&ホープを前にテンションアゲアゲになってしまったのは、プロである前にヲタだったからだ。魂の迸りは理性で抑えられないのだ!


空きテーブルに案内され着席した後、若干不思議そうな顔をして星和が実鳥に訊ねた。


「えっと……みっちゃん知り合いなの?てか、お姉さんがここで働いてるの?」


「うん。お姉ちゃんがここでバイトしてるよ。あ、ここだけの話にしておいてね?お姉ちゃんにも事情があるから」


その事情とは、(擬態)不良学生として最後の砦である、高校の生徒や教師への素顔・バイトバレである。高校では誰ともつるまず孤高さんを貫いているので、積み上げたイメージと真逆な素顔と勤め先は、断固として秘匿すべし!なのだ。


「うん?まぁ、私達学校に他の友達いないし。言いふらす相手なんかいないから安心してよ」


「せやな。()()()友達困らしたないもんなぁ」


「それもそうだね。でも、一応家族にも内緒でね?」


やたら念を押す実鳥に、夏彩も訝しんだ。


「あれかな?みっちゃん、こうゆうお店で身内が働いとるん知られると学校でイジメられる思とん?まぁ、そうゆう偏見もっとるクズは中々絶滅せぇへんからなぁ」


「なっちゃん物騒。ま、私もイジメっ子死すべしとは思うけどね。陰湿なのは特に!犯罪として取り締まるべきよね!」


夏彩と星和の二人は、小学生時代にイジメに遭っていた(主に夏彩の趣味嗜好に起因する)ので、他人がつまらぬ理由で、軽々な気持ちで行う冗談混じりなからかいを受けた側がどう思うかを、重々承知しているのだ。


「う~ん……私より、お姉ちゃんの方が、かな?普段とギャップが大きすぎるから……」


「ふんふん、まぁここのメイドさん猫耳やもんな。日常的にあの格好しとったら痛い人やもんな」


因みに、メイド長さんは激痛な人です。店外でも猫耳尻尾は固定装備です!歩く広告塔である。


「ウチのメイド長が痛い人で申し訳ありませんにゃん。お冷やとメニューをお持ちしましたにゃん。御嬢様方」


「あ、お姉ちゃん」


「……はぁ、メイド長直々に指示されるとか、珍しいと思ったら……まぁ、いいけど……にゃん」


実妹の来店に素に戻りながらも、そこはバイト歴二年の主戦力である。『29Q』メイドとしてのアイデンティティーを忘れたりはしない。スマイルが引き攣っているけれども。


「みっちゃんのお姉さん!?初めまして、私、みっちゃんの友達で、藤間星和です」


「浜乃夏彩いいます~。今後ともよろしゅうに~」


「こちらこそ。妹をよろしくお願い致します、にゃん☆」


友達の姉との初対面で強張っている星和(夏彩は平常運転)の緊張を解すかのように、ハルにゃんは曇りなきスマイルで〝29Qメイドのオリジナル決めポーズ〟に綺羅星を散らすウインクまで添えて披露すると、スッと真顔に戻り楚々と御辞儀をすると、スカートをフワッと翻して去って行った。


「みっちゃんのお姉さん……プロ意識が凄いね」


「サービス満点やわ~。あんなお姉さん、ウチも欲しなぁ……?どしたんみっちゃん?」


「……え?いや……お姉ちゃん、仕事だとここまで出来るんだなぁって……流石に耐性付いたのかな?」


実鳥は先日の誕生日や剣にバイトがバレた時の事例から、遥がもっと動揺するかと思っていたのだが、予想していたより冷静だったのに先ず驚き。自分の前でも語尾に「にゃん」付けである事に驚愕し。要求されていない可愛らしいポーズまで自らして見せた事に……全身の皮膚が鳥肌と化していた。正直、血の気が引くぐらい引いていた。


一方、実鳥達のテーブルを離れ、バックヤードに引っ込んだハルにゃんは……途端に全身から汗を滲ませ動悸が加速していた。


(マ、マジで焦ったぁ~!どうにか悟られなかったか?友達連れて来るとか、不意討ちが過ぎるよ実鳥ぃ~!あれで、大丈夫だったかなぁ?)


本当は、かなり動揺していた。だが、それは実鳥が思っていたような羞恥心からではなく、人生初の〝妹の友達〟への挨拶にテンパッていたからである。そして羞恥心が表面化していなかった理由は、普段の姿を知られていないが故にギャップを感じられずに済む事と、自分が原因で実鳥が友達と疎遠になってしまっては申し訳が立たないので、普段の不良スタイルでいるときよりは、仕事中のメイド姿の方が、寧ろ好印象を抱かれるんじゃないかな?的な考えがあったからである。


「まさか、実鳥まで来るとはなぁ……小町は来ませんように。小町は来ませんように。小町は来ませんように……」


「……ハルにゃん、それ、フラグだにゃ」


「うわっ!?忍び足で、近づくの止めて下さいよメイド長……猫より気配が無いとか何者ですか!……にゃあ」


ちゃんと語尾の猫語を忘れないハルにゃんに、さにゃえメイド長は至極満足な笑顔を浮かべた。


「いやはや、ハルにゃんもメイドカフェ店員としてのプロ根性が染み着いたもんにゃ。今度、新人入れるから教育係ヨロシクにゃ~」


「新人?学生バイトですかにゃあ?」


「うむ。ハルにゃんと同じ高校の一年生にゃ。面白キャラだったので採用即決したにゃ」


「……!!!???」


「くふっ!言いたい事は解ってるにゃ。しかし!そんな理由で雇用拒否してたら訴えられる御時世なのにゃ!ならば!身内に引き込んで秘密を共有させるべきにゃ!」


「その理屈!絶対後付けですにゃあ!……バレないように、ずっと注意していたのに……にゃぁ~……」


さにゃえが面白さ優先でバイトを雇用していても、ハルにゃんには文句を言える資格は無い。オーナーで経営者のさにゃえが誰を採用したとしても、法的に問題ある相手でなければ、一バイトでしかないハルにゃんの意見を優先する必要など無く、そのハルにゃん自身も、さにゃえの裁量によって、面白枠での雇用をされているからだ。


「まぁ、安心するにゃ。高校に居づらくなったら、責任取って正社員に登用してあげるにゃ」


「……卒業は、したいんですけどね……ゃぁ~」


最後は声にならなかった。




その頃、実鳥達は……


「あかんわ。にゃんこと触れあってると、ウチ、壊滅的に眠くなるわぁ~……くぴ~」


「もう寝てるし!でも、夢見心地な楽園だから仕方ないかな?この()達、とっても懐っこいもの!そう思わない?みっちゃん!」


「う、うん。私はどちらかと言うと犬派だけど、こう甘えてくれると嬉しくなるね。それにしても……お姉ちゃん出てこないけど……どうしたんだろ?」


三人は、しっかりと猫カフェ部分を堪能していた。特に、猫と戯れるのを望んでいた星和のテンションが高かった。


「体毛のモフモフ……肉球のプニプニ……クリクリお目目……じんわり伝わる温もり……はぁ……猫飼いたい」


「せっちゃん家、動物飼えないの?」


「団地だからね~。なっちゃん家も別棟だけど、同じ団地でペット不可なのよ。みっちゃん家は?」


「猫居るよ、三匹。犬も一匹」


「いーなー。一軒家羨ましー……遊びに行っていい?」


言葉に詰まる実鳥。大勢いる家族に遠慮している訳でなく、友達を家に招いた経験が、一度も無いからである。なので安請け合いが出来ないのだった。


「……光さんに、聞いてみるね」


家の事は、最高権力者(家長)に確認するのが一番である。寧ろ、光の許可が取れれば家族の誰も大体反対しないからだ。大黒柱(敏郎)よりも権力のある、家族を支えている支柱な長女さんである。


「……わざわざ聞かなきゃいけないの?」


「どうだろ?でも、他の姉妹の友達も来たりするから……鉢会わせると気まずくならない?」


「それは、確かに。私となっちゃんは一人っ子で、どっちも両親共働きだから、家を気安く行き来してて、その程度の感覚でいたかも……大家族の賑やかさに憧れあるけど、それなりの面倒も在るんだね」


「あはは……まあ、退屈する暇は無い家だよ。私としても、二人が、来てくれると嬉しいし、皆も安心してくれると思うし」


「安心?……コレ(なっちゃん)が友達じゃ逆に不安にならない?」


コレは、完全リラックス状態で、よい夢を見ているのか、にへら~としたニヤケ面を浮かべている。マトモな同年代の男子を萎えさせるような、色気絶無の、作画崩壊レベルの、乙女にあるまじき、だらしのない顔で寝息をたてている。


それを見ても、実鳥は平然と。


「家には桜ちゃんがいるから」


「そうか……家族全員耐性付与されてんだね……」


星和は、とても遠い目をした。上には上がいるんだなぁと……




しばらく寛いでいると、突然、夏彩が目を覚まし、シュピッと上体を起こして女の子座りの格好に姿勢を正した。


何事!?と、ばかりに実鳥と星和が目を丸くすると、背後から「わわっ?」と、可愛らしい驚きの声が上がった。


「……お、お楽しみ頂けていますか?御嬢様方」


すぐに平静を装い、お声掛けしたメイドが、ハルにゃんが実鳥達の接客に来ていた。


「存分に満喫しとります!」


「なっちゃん……メイドレーダー実装してるの?普段、そんなに良い寝起きじゃないのに」


「ハルにゃん姉様が起こしに来てくれるんやったら、ウチは一日二時間睡眠でも生きれる気がするわ!」


「ちょい待て、毎朝登校前に起こしに行ってる私は何?そして何故に姉様呼び?ナポレオンでももっと寝るわよ!」


「ウチ、セーラー服より、メイド服に萌える性癖やねんもん!」


「欲望に忠実過ぎる!」


突然、目前で繰り広げられる友人同士のいざこざという名の漫才に、姉妹は揃って苦笑いを浮かべるしかなかった……


「お姉ちゃん、疲れた顔してる?私が友達連れて来たからなら……ゴメンね?」


「いや……それは、大した事じゃないから……それとは別の案件でストレスがね……友達に関しては、安心したってのが本音だよ……にゃあ」


語尾の「にゃあ」に反応して、実鳥がくすっと笑いを溢した。


「その「にゃあ」って、義務なの?」


すると、ハルにゃんは恥ずかしそうに目を閉じると。


「そうですにゃあ。例え実の妹相手でも付けなければなりませんにゃあ。このお店で働くメイドの義務なのですにゃあ。猫がにゃあにゃあ言うのは生態なのですにゃあ。鳴けないメイドは猫メイドじゃありませんにゃあ」


羞恥心に耐え、敢えて「にゃあ」を連発して膨れっ面で実鳥に抗議するハルにゃん。その、拗ねて赤面している表情に「レア表情キター!」と、さにゃえメイド長は物陰でヨダレダラダラしていた。


「もう……お姉ちゃんってば……ま、私も嫌がるの判ってて二人を連れて来たんだけどね。こうでもしないと、お姉ちゃんに私の友達紹介出来ないんだもん。……もう、大丈夫だよって、証明したかったんだ」


優しく微笑む実鳥に、遥は胸に熱く込み上げる物を感じた。そして、瞳から溢れる物を止められなかった。


辛い思いばかりの幼少期に、心と身体に大きな傷痕を刻まれた妹が、いつの間にか自身の想像よりも成長し、過去を乗り越えようとしていた事に、感動を覚えずにはいられなかった。


それと、メイド長から新人採用についての件で、多大にSAN値を削られた後だったので、妹の笑顔はこの上無い精神治癒(マインドキュア)であったので、遥は思わず実鳥を抱き締めた。


「ふえ?お、お姉ちゃん?恥ずかしいんですけど!友達の前だしぃ!」


「……お願い。少しだけ、このままで……」


「ええ~!?」


突然、遥からハグられて、実鳥の顔は茹でたオクトパス顔負けクラスにクリムゾンであった。


そして、店内人気トップクラスのメイドと美少女の抱擁に、御主人様方は騒然と大喜びしている!物陰のさにゃえメイド長は、実鳥の表情よりも赤いブラッドを鼻から垂れ流していた!


「……美姉妹の抱擁……感動や!次回作のネタもろたで!」


「いいなあ……私も姉妹いたらなぁ……」




後日、ハルにゃんの時給がアップしていました。




ロマ佐賀最高!

いや、ほんとに3の時は、七星剣のスターバースト&スターストリームに世話になった。

上記、キ○トさんのアイン○ラッド時代の最強ソードスキルの元ネタだと思うのですが、どっかで言及されてたかなあ?


さて、近い内にハルにゃんと新人バイトの話を書かねば……


でも、次回は修学旅行に向けての話です。雑談メインかな……

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