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23話目 剣と梓のバースデー 阿鼻叫喚のプレゼントタイム

五日連続投稿。

遂に、真面目生徒会長が陥落した。


場の流れに、雰囲気に、空気を読まざるを得なかったのだ。


それでも、最後の抵抗はしたのだ。


桜と共に着替えから戻った小町は、三○院家のメイド服を纏っていた。勿論、桜のコスプレコレクションである。


断固として、露出過多な改造メイド服を拒否した結果、こうなったのだった。……とっても仏頂面である。


「こまたんかぁいい!かぁいい!ホラ!おねーちゃんの膝においで!はやくはやく!」


渋々、梓の膝に腰を下ろした小町は、後ろからぎゅぅ~と抱き締められた。


「こんな姿、学校のみんなに見せられない……」


「見られたって平気よ小町。むしろユーモアもあるんだって、親しまれるかもしれないわ。我が国の総理がオリンピックでマ○オのコスプレをする時代なんだもの!ただ、正体バラすまで、後三秒溜めれば良かったと思うけど」


「そうですぞ小町たま。上に立つ者は模範であるより憧れであってほしいのです。理想の上司はア○トリアさんよりイスカ○ダルさんなのであります!」


「光姉さんの言ってる事は判るけど、桜姉さんの話は全然分かりません。アニメかなんかで例えるの止めて下さい」


「ボ、ボクのアイデンティティが全否定……」


プチショックに佇む桜を余所に、パーティーは次段階へと進行されてゆく。


食事もそこそこに済んだところで、バースデーのテーブルを彩る主役の登場である!


純白の生クリームをこれでもか!と、たっぷり塗られた上に、様々なフルーツによってデコレーションされたカラフルなケーキが、小町の手により、恭しく剣と梓の目前に運ばれてきた。


「発表します。本日のケーキは」


「パティシエこまっちーの作品です!」


主賓の二人以外から、小町への拍手が惜しみ無く贈られた。頬を紅くそめながらも、澄ましているのが小町らしい。


「こまたんが作ったの?一人で?……スッゴーい!」


「大したもんだな。小学生が作ったとは思えない出来だよ」


「ぜ、全然普通だし!それじゃあ切っちゃうね!あ、それとも蝋燭立てる?」


「そ・の・ま・え・に!記念撮影、でしょ!?」


光の指示で、ケーキ前にしての撮影が執り行われた。並び位置も光が指定し、ケーキの前には小町が座らされ、その後ろに剣と梓が並ばされた。この日、誰がケーキを作ったのかも、しっかり記念とする為である。


撮影終了後、ケーキに蝋燭が(一本だけ)立てられ、火が灯された。様式美である。パーティーではやらねばならない。


剣と梓。二人で同時に吹き消し、本日何度目かの祝福の後、小町の手によりケーキがカットされた。


そして、みんなで食べ……る前に!


「つーるぎ、あーずさ、まだ、小町にあーんされてなかったわよね?」


「光姉さんっ!?」


羞恥心を乗り越えた長女サマは、パーティーを盛り上げる事に何も躊躇いはしない!


「折角小町が作ったんだもの、小町が責任持って、食べさせてあげるべきだと、お姉ちゃんは思うのです」


「そ、そんなこと言われても……」


小町はチラッと、遥と実鳥に視線を送って助けを求めた。この二人なら、『あーん』はやっていないだろうと。


しかし、二人は曖昧に目を反らした。無言で小町に伝えたのだ。「観念して」と。


「ま……まさか」


「ごめんね、小町ちゃん。私、もうやっちゃったから……」


「仕事と思えば……なんとかな」


既に、経験済みな義姉達であった。スッゴク空気を読める姉妹でありました。


後日談。


「羞恥心でプルプル震えながら兄様に「あーん」をする小町たまは、堪らなくかぁいかったのであります!」




「さぁ、お待ちかねー」


「プレゼント贈呈式のはじまりだー」


始めに、剣と梓に、各自くじ引きによってプレゼントのテーマが決定された事が説明された。そのテーマに沿って、どんなプレゼントを用意出来るか、センスを競う勝負であると。


「遊んでくれてるなあ」


「でも、楽しいから許す」


審査員は趣旨を理解し、快く受け入れた。


「では!プレゼントの順番を決めまーす」


「じゃんけんで!後になるほどハードル上がるよ!」


「負けないであります!じゃーんけーんぽんっ!……」


桜はグーを出し、他全員がパーを出した。


「桜、アウトー」


「桜、ラストー」


「やっぱり桜は持ってるわね!自らオチを引き込んだわ!」


「桜ちゃん……化けて出ないでね?」


「桜姉さん。御愁傷様」


「恨むなよ……桜」


「どうして……こうなる……」


多分、神に愛されてるからかな?


斯くして、順番が決定した。


「いちばーん、希。お題は【アウトドアショップ】でしたー」


希は、隣室から深緑の大きなバッグのような物を持ってきた。材質はナイロンっぽい、水を弾きそうな素材である。


「二人用のテント。ゆるっとキャンプにでも行って、思う存分二人でネトネトに愛し合って頂きたい。この中で」


「ぞみたん百点です!キャンプ行くよ!イキまくっちゃうよ!」


「いきなり飛ばしてきたな……これが最初とか、この後どうなるんだ?」


「流石は我が半身の希。いいチョイスです。お姉ちゃんの目が恐いけど、気にしなーい。気にしなーい」


実鳥と小町は、赤面状態でアワアワしている。想像だけでも刺激的なお年頃である。


「初っぱなからハードル高いだろ……次アタシな。テーマは〝動物モチーフ〟だった」


遥は、ちゃんとラッピングされている10㎝角程度の小さな箱を二つ、剣と梓の前に置いた。このままでは判定出来ないので、ラッピングが剥がされ、箱が開かれた。


中身は、剣が銀色。梓が金色の、陶器製の羊の置物だった。


「わあ。コレ可愛いじゃない!」


「へえ、落ち着くデザインだな。さっきがさっきだから、好感度高い。確かに可愛いが……どうして羊?」


「深い意味はねぇけど……二人とも、牡羊座だろ?それで……」


「はるるん……乙女だ!」


「実は、一番女子力高いんじゃないか?」


「じょっ!?……もう次行け次!」


「遥ちゃんのプレゼント、高評価です。むしろ、遥ちゃん自身が天井知らずの株高です。エロスを盛り込んだ私の所為です。清純さが引き立ちました。他の人達、ごめんなさい」


「……普通なプレゼントなのに、異常にハードルが高くなったよ……三番!小町いきます!テーマは〝伝統工芸〟です!」


小町はポケットから小さな紙袋に入れておいたプレゼントを取り出し、青い袋を剣に。赤い袋を梓に手渡した。中身は、それぞれの袋と同じ色の、透き通ったガラス玉に紐が通されているキーホルダーであった。


「……トンボ玉。本当は江戸切子を先に思い付いたんだけど……気に入ったデザインのは高かったから……お店で体験製作したから、一応手作り……」


「きれーい……手作りのプレゼントって、貰えるとやっぱり嬉しいんだよねー」


「ケーキもそうだけど、小町は色彩感覚にセンスあるよな。トンボ玉か……俺も体験しに行こうかな」


「センス誉められたって……結局味は、兄さんに敵わなかったし……」


言葉と裏腹に、長い髪を指先で弄り、照れている小町。意地っ張りな、困ったツンデレちゃんである。


「手作り来ましたー。マズイです。小町のトンボ玉キーホルダー、とても出来がよいです。ピンチです。順番的に最悪かもしれません。……折り返しの四番手、翼。テーマは【百均】でした。先ずは此方を御覧下さい」


翼はテレビにSDカードを挿入すると、大量の雑貨の画像を写しだした。


「此方は私が百円ショップで購入した素材の数々。これが匠の手によりDIYされると、あら不思議!こんな素敵なバースデープレゼントへと生まれ変わるのです」


翼は、胸の谷間から薄くて平たい長方形の箱を二つ、にゅるっと取り出した。……箱の体積的に、どう見ても隠して仕込める訳がないのだが……多分、手品だ。演習だ。


「そのイリュージョンがプレゼントかな?」


「それはそれで凄いな」


二人だけでなく、翼と希以外の全員がびっくりしている。……希も出来るのだろうか?


脱線したが、箱の中身のプレゼントは、翼お手製百均素材で錬成されたフォトフレームだった。


「是非!本日の思い出を納めて下さいませ」


「そうさせてもらうね!でも……一寸ゴテ盛りかな?」


「俺の方は、シンプルで良いけどな。手抜きで作った感じはしないし」


梓のフォトフレームは、ピンクで塗装された上に、様々なシールや小物が貼り付けられている。正直、気合いが込められ過ぎと言えた。


剣の方はフレームにメタルテープが貼られて、外見上金属感を醸し出している。地の素材が見える隙間もなく、テープに気泡も入り込んでいない。とても丁寧に製作された事が判る出来映えだ。


「くっ……梓ちゃんの好みに合わせてファンシーを盛りすぎたのが敗因か……驕りがあったと、認めざるを得ない……」


「仕方ない翼。引きが悪かった。次の機会には、この経験が生きる筈だから」


希が翼を慰めている。普段、共に行動して、感情をシンクロさせている事が普通な双子なので、感情にズレが出ることは極稀である。とても貴重なワンシーンであった。


「えっと、五人目は私です!その……私が当てたクジは〝ストラップ〟でした。えと……みんなに比べて、工夫してなくて、恥ずかしいんですけど……」


実鳥は細長い紙の包みを一つ、剣達に差し出した。その包装紙には、誰もが見覚えのある、世界的に有名なネズミやアヒルのスーパースターなキャラクターがプリントされている。


「その……先月の私の誕生日に、みんなで連れてってくれたじゃないですか。その時に見かけて、気になってて……」


メタルプレートのペアストラップ。それが実鳥からのプレゼントであった。


「このプレートの部分が欠けてて、二つ合わせると空間がハート型になるのが可愛いなーって。その、ペア用だから私が持ってても意味ないなぁと思ってたんですけど、二人になら、いいかなと……もしかして、もう、持ってました?」


「どりりん……気になっててってことは、わざわざ、買いにいってくれたの?舞浜まで?一人で?」


「は、はい。でも、ボン○ヤージュで売ってて助かりました。パークに入るの、一人じゃ不安でしたし……お金も、そんなに持ってなかったから」


それだけ聞けば、もう、プレゼントが何であるかは関係なかった。引っ込み思案で弱気な実鳥が、たった一人で、人がうじゃうじゃいる場所までプレゼントを買いに行ってくれた事実の方が、余程重要なのであった。


「実鳥……よく……」


実姉である遥にとっては、感慨深いものがある。以前の家庭環境の所為で、非常に臆病だった妹が、ここまで成長してくれていたのだと。


梓は、遥と実鳥、二人の過去に何があったかを、美鈴から大まかにしか聴かされていない。それでも、実鳥が心に大きな傷を負っていた事は感じていた。そんな実鳥が自分の為にしてくれた事に、感極まって実鳥を抱き締めていた。


「どりり~ん!私は、どりりんのおね~ちゃんになれて本当によかったですぅ~!ありがとお~!」


「あ、梓さん……エヘヘ、喜んでもらえて良かったです。剣さん……くすぐったいです……」


剣は無言で実鳥の頭を撫でていた。言うべき事は梓が言ってくれたと思いながら。


「みどりん、感動ポイント最高値を記録しました」


「別次元です。センス関係ありません。化物でした」


「この後私なのよね……まあ、運が悪かったと思うしかないわね。……そもそものクジ運自体もね……剣、梓、おめでとう。私のプレゼントは【スカ○ツリー】で選んできたわ。何だか、お土産みたいで悪いんだけどね」


光からは、ツリーを模した飾りが付属しているペンだった。本体色が、剣はブルーで梓はピンクである。


「これ……ペン自体がけっこういい造りじゃないか?」


「うん!悪いなんてことないよ!お姉ちゃん!」


「そう?なら、よかったわ……正直、時間かけずに選んだから、あまり自信がなかったのよね」


「……珍しいな。姉さんはじっくり選ぶ派な筈なのに」


「私が迂闊だったのよ。……ツリーに、水族館があるなんて知らなかったのと……燕の執着心を、舐めてたのよ……」


「……入学式の夕方、姉さんがくたびれて帰って来たのって……」


コクリと頷く光。目が、死んだ魚みたいに虚ろである。


剣・梓・翼・希が「うわあ」な表情をしている。


「しかも、屋内展示で日本最大級のプールで……放っておいたら勝手にトコトコ見て回っちゃうから、はぐれないようにずっと抱っこしながら、アッチへ行って、コッチへ行って、ウロウロして、グルグルして……トータルすると、ペンギンプール何十周分歩いたのかしら……?燕が疲れて寝るまで……三時間?それまで、ぺんぺんさん、ぺんぺんさんって連呼するから……ペンが頭にこびりついて……」


「ご、ご苦労様でした。姉さん」


「プレゼントに、知らなければ良かった逸話が……」


「え、えー、と、プレゼントは良い物でしたね。間違いなく」


「皆さん。末っ子とペンギンは混ぜると危険です。御周知の程、よろしくお願いいたします」


「そんなに、なのか……?」


「光姉さんが、壊れるレベルって……?」




「さて、プレゼント贈呈式も、トリを残すのみですが」


「……桜、何処?」


「そういや、ずっと大人しかったな?」


「お姉ちゃんの番までは、いたよ?」


桜のお題が、光のお茶目によって〝肩叩き券五十枚〟になった事は、剣と梓を除く全員が知っている。ソレを引いた桜が、どれだけ狼狽したのかも。


「逃げても、無理ないかな……」


遥などは、自分が引いた場合を想定して、桜に同情的である。


「でも、私には剣さんと梓さんを慕っている桜ちゃんが、逃げるとは思えないよ……」


「私も、実鳥義姉さんと同じ意見。この場から逃げるぐらいなら、どんな恥でも耐えると思うし」


桜が、敬愛している兄と姉のバースデーパーティーから、羞恥心を理由に途中退場する筈がないと、実鳥と小町は確信している。とても巫山戯た変人ではあるが、家族想いな事を疑う要素は何も無いのである。


「お待たせしました!」


唇をきゅっと結んだ、決意を固めた表情で桜が戻ってきた。


白装束に着替えて。


表情と合わせて、切腹に挑もうとする武士のようである。


「ボクのテーマは〝肩叩き券五十枚〟です。このテーマに、必死に、真摯に向き合いました……どうすれば、こんなゼロ円プレゼントで御二人に、日頃の感謝を示せるのかを……お金のない子供が苦し紛れに用意するプレゼントを、如何に昇華できるのかを……そして、行き着いた結論が……コレなのです!」


ででんっ!と、剣達の前に積まれた紙束。とてもしっかりした画用紙に、マーカーでカラフルに手書きで作られている。少なくとも、ゼロ円ではない外見である。


そのチケットには、こう書かれていた。


『桜()好きに触れる券※肩叩きから全身揉みほぐし、性感マッサージまで、桜は一切抵抗しません』


そう、書いてあった。


「桜、自分自身をプレゼントした?」


「するのではなく、させる?逆転過ぎる発想力……!」


自分達なら、肩叩きに多彩なマッサージ(エロ含む)を追加オプションとする事を想定していた双子が、驚愕していた。あくまで自分主導な双子と違い、桜は全てを委ねたのであると!


そして、背後からの光の殺気に脅えて涙目の桜。


「か……覚悟の上なのです!ただの肩叩き券をプレゼントするなど、ボクのプライドが許さなかったのです!……光姉様の怒りを買うのも、承知の上であります!」


「そう……その為の、白装束なのね?」


ゆら~りと、桜に近寄る光。しかし、それは梓に制止された。


「ねえ、さっちゃん。このチケットは、さっちゃんに外傷を与えなければ、何してもいいのかな?」


「そ……そのとおりなのであります。じゃあ、早速一枚使うね♪」


梓は、いつもニコニコな邪神さんみたいな笑顔で桜に這い寄ると、桜の唇と自身の唇を、(おもむろ)に重ねた。


「んむーーっ!?……!……☆……❤」


桜は、あっという間に、墜ちた。


梓が唇を離すと、粘りのある銀の糸が確かに、梓と桜を繋げていた。


「あーあ、何してもいいって話だったのに、こんなんじゃ全然楽しめないね!十年早いよさっちゃん!よって、このプレゼントは無効です!」


「……姉さん。桜のプレゼントは無効だから、叱る理由もなくなったよな?」


「あ……え……その……ハイ」


拳の降り下ろし先を失った光。とゆうか、ソレどころじゃない。キスだけで逝かされた桜と、逝かせた梓を前に、思考が追い付いて来ないのである。


「梓ちゃん、テクニシャン」


「お兄ちゃんと、鍛えてる結果」


「本当はけんちゃんの方が上手なんだけどねー。姉妹のキスなら、ノーカンでしょ?」


「そーゆー問題か?……まあ、剣がするよかマシだったけど」


「梓さん……大人だよう……」


「もう、如何わしいの、飽きた」




最後に、燕のビデオレターが流された。


『にーたん!ずさねぇ!たんじょーび、おめーとぅ!おいわいに、おどります!』


三歳前とは思えない、完璧な振り付けでダンスを披露する燕。桜の指導の賜物である。


『それでは、おいわいの、プレゼントです!』


画面の中で、燕が手にしたペンダントが、光の手により剣の首に。イヤリングが翼と希により梓の耳に、装飾された。


剣のペンダントは水晶を刀身に見立てた十字剣が。梓のイヤリングには、中心に水晶を嵌め込まれた十字架がモチーフとなっていた。


「どう?桜が選んでくれたんだけど」


「……確かに桜のセンスだな。とても厨二。でも、凄く気に入った」


「けんちゃんと、お揃いのデザインにしてくれたんだ……ダメ、感極まってきた……」


「さあ、コレにてプレゼント贈呈式は終了なのです!後はみんなで、ゲームして遊ぶのであります!」


「みんなー、明日学校なの忘れずにねー!」


そうして、後はひたすらみんなで遊んで、パーティーの夜は更けて行くのであった。


パーティーの終了後、剣と梓は二人きりで、プレゼントを贈りあったのでした。それが何かは二人の秘密である。




ちっと長くなりましたね。

次回は誕生日のエピローグです。


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