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出会いと絶望の季節

どうも、1年以上ほったらかしてクズが帰ってきました。亀さんのような更新だと思います

4月、それは出会いの季節であり、絶望の季節である。

「クラス替え、やだなぁ〜………」

新しいクラスは4年2組。3年の時は、嫌いな奴と偶然同じクラスじゃなかったので、ある程度は楽しく過ごせた。

「うわ、野崎くんがいる………」

1番なりたくない人と同じクラスになってしまった。教室に入ると、仲の良いグループがうるさい会話をしている。しばらくすると、始業式。それが終わると、担任がクラスで自己紹介をする事になった。

「じゃあ、出席番号順で！綾野くん、よろしくね」

「はいはい……綾野光です。1年間よろしくおねがいします」

初めて聞いた名前だった。今まで同じクラスになった事がない子だ。さっきもうるさく会話してたなー。

「野崎康介です。よろしくな！」

気がついたら、俺の番が回ってきた。目立つ事は嫌いだ。だから自己紹介は好きじゃない。渋々、自己紹介を始めた。

「柊真琴です。1年間よろしくおねがいします」

見て思った方もいるかも知れませんが、Firststoryは真琴が主人公です