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ーーものろーぐ 《少女だったもの》ーー
「……またか、」
「…何回目だ、この部屋に来るのは…」
「嫌いだ、ここにいるのは…じかん、が、どんくらいたったかもわからなくなる」
「あー…あぁもう、ぜんぜん言いたいこと、纏まらない…ただでさえ私は頭、悪いって、みんなにいわれてるのに…」
「こんなクライとこじゃ、落ち着かない…」
「…だいいち、何も見えないし、…おちつくのなんてアイツくらいか」
「…でも言わなきゃいけないんだ、言いたいこと、あるんだ」
「ずぅっと、ずううっっっと…言えなかったんだ、言わなきゃ」
「私は、………俺は」
「…アイツが、…君のことg
序章をすごく短くしてしまい、申し訳ありません。
単品では満足するようなものにはなっていないと思いますが、次の章から本編に入ります。よろしくお願いいたします。