表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆるふわ女子の怪盗生活  作者: ひろーら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/7

第4話 悪事はバレるって決まってるでしょ!

登場人物紹介

早乙女千鶴さおとめちづる 怪盗セイレーン、バディ蘭子。

長谷川蘭子はせがわらんこ 怪盗セイレーン、バディ千鶴。

西園寺博士さいおんじはかせ 怪盗道具の開発者。

水島美貴みずしまみき 警視庁捜査一課刑事。

阿部百合子あべゆりこ 警視庁捜査一課刑事。

山田剛やまだたけし 一課長、通称デカ長。


*登場する全ての名称はフィクションです。

春日研究所で開発中の細菌兵器の培養サンプルとその報告データを盗もうとするセイレーン。

一方、予告状を元に研究所を警備しようとした一課刑事は追い返されてしまうが、情報屋を通じ再度警備に向かう。

研究所に潜入したセイレーン、警備の者を眠らせ、今コントロールルームに入ろうとしていた。


「ここにデータがあるのね。」

部屋に入ると研究員が数名。

「お前たちはダレ…。」

素早く麻酔銃を打ち、皆眠らせる。

「さあ、データを頂きましょう。」

「アクセス完了。博士に繋ぐね。」

「報告データ送信完了。」

「じゃ、このメモリーにもコピーしましょう。」

「どうすんの、それ?」

「刑事さんたちへのプレゼントよ。」


一方研究所入口では。

「百合子、今度こそ警備しなくちゃだよね。」

「ええ、セイレーンの好きにはさせないわ。」

入口のインターホンを鳴らしても誰も出ない。

「何かおかしいわね。」

「鍵開いてるよ。」

「奴らもう潜入してる?!急ぐわよ!」


「蘭ちゃん、データ処理完了。」

「後はサンプルね。」

「博士のトレースだと多分ラボにあるね。」

「じゃ、行きますか。」

ラボに向かうセイレーン。

「ここがラボだね。」

「刑事さんたちももうすぐ来るわよ。」

「センサーにひっかかったんだね。」

「急ぐわよ。」

ラボに入ると数名の研究員がいる。

「何だ君たちは…。」

素早く麻酔銃で眠らせる。

「あそこにケースがあるよ。」

「中身は…、サンプルね。」

「じゃ、もう1個のこのケースは刑事さんたちへのプレゼントだね。」

「これで、研究所も終わるでしょ。色々やらかしてたみたいだけど。」

その時、ラボの扉から一課刑事が入って来た。


「怪盗セイレーン、そこまでよ。」

「あら刑事さん、早かったわね。」

「何か矢印マーク辿って来たけどねぇ…。」

「そんな刑事さんにはご褒美だよ。」

「何?」

サンプルケースを投げる千鶴。

慌てて百合子が受け取ろうと部屋の中央に向かう。

その隙に部屋入口に移動するセイレーン。

「危ないじゃない!」

「と言うことは、刑事さんはその中身が分かってるってことだね。」

「細菌兵器のサンプルでしょ。そんなものどうするつもりよ。」

「まあ、それが必要だって人がいるのよね。」

「おとなしく捕まりなさい。」

「そう言う訳にはいかないのよね。後、これもプレゼント。」

メモリーを投げる蘭子。

慌てて拾う美貴。

「何これ?」

「プレゼントはお家で見てね。アデュー。」

「待ちなさいよ。」

転移装置で立ち去るセイレーン。

「にげちゃったね。」

「でもサンプルと何かのデータは守ったわ。」

「一課に戻ろっか。」


セイレーンのアジト。

「博士、データは?」

「バッチリじゃよ。こりゃ凄いな。」

「近いうちに刑事さんたちも確認するわよ。」

「依頼主にはそのことも伝えてあるぞい。」

「ところで、こんな物騒なモノ、どうすんだろ。」

「実は今回の依頼主、兵器開発反対の者と海外から兵器調達の者と2組いるんじゃよ。」

「反対の人はいいけど、兵器使おうとするヤツ何てヤバくない。」

「そこは心配ない。このデータを元にサンプルを弱体化しとくよ。ついでにデータも弱いサンプル用に書き換えておくからな。」

「まあ、アタシらは盗るのがお仕事だから、その後はお任せするわ。」

「仕事も終わったし、お茶でも行こっか。」

「それいいね。」


警視庁捜査一課。

「デカ長、セイレーンから取り返したメモリーですが…。」

「こりゃ、とんでもないものだぞ。」

「そんなに凄いんですか。」

「かなりの殺傷能力のある細菌兵器だ。」

「ヤバいじゃないですか。」

「どうします、デカ長。」

「怪盗がからんでいる案件だからな。記者会見を開けばこんなヤバいブツもう狙えないだろ。」


警視庁の記者会見は凄い反響だった。

国内で秘密裏に研究していた細菌兵器はかなりの非難をあび、春日研究所は閉鎖された。


あれから数日。

「蘭ちゃん、今度どこでお茶しよっか。」

「千鶴、のんびりしていられないわよ。」

「と言うことは新たな依頼だね。」

「分かって来たじゃない。」


セイレーンのアジト。

「博士、依頼が来たの?」

「そうじゃな。だがどうしたもんかの…。」

「どういうことよ。」

「今回の依頼はかなりヤバいから受けん方がよいじゃろ。」

「博士がそう言うくらいだから、かなり深刻ね。」

「ちなみにどんな依頼なの。」

「ある人物を連れて来て欲しいとな。」

「連れて来るとは?」

「最初は暗殺の依頼だったんじゃ。じゃが殺しはやらんと言ったらその人物の誘拐を依頼したんじゃ。」

「まあ、物じゃなくて者を盗むって感じかしら。」

「蘭ちゃんウマい!座布団1枚。」

「その誘拐して欲しい人って誰よ。」

「この国の首相じゃよ。依頼主は反政府組織じゃな。」

「気持ちは分からないでもないわね。」

「でも、そこまでやるのはどうなんだろ。」

「そうね。私達のポリシーは弱い立場の人の為ってことだけど。」

「組織化された反政府の連中とかヤバない?」

「そうだ、博士。こう言うのはどう?」

「警察に反政府の奴らを対処してもらうつもりじゃろ。」

「今の政府がいいとは思わない。だけど裏から暗殺しようとするのは違うかな。」

「今回は報酬なしかぁ…。」

「でもやるんでしょ。」

「アタシらは怪盗。反政府組織から政府転覆計画書を盗んで世にさらす。」

「何か悪いこと考え出す人多くない?」


第5話 予告

首相暗殺を目論む反政府組織。その計画に立ち向かう怪盗セイレーン。一課刑事との共闘で最大の敵と対峙する。

次回 「史上最大の怪盗劇 前編」

無事研究所編終わったと思ったら、まさかの最終章スタート。

次回から反政府編、ヤバない!ですね。

それではまたお会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ