第3話 一触即発!アブないブツ?!
登場人物紹介
早乙女千鶴 怪盗セイレーン、バディ蘭子。
長谷川蘭子 怪盗セイレーン、バディ千鶴。
西園寺博士 怪盗道具の開発者。
水島美貴 警視庁捜査一課刑事。
阿部百合子 警視庁捜査一課刑事。
山田剛 一課長、通称デカ長。
*登場する全ての名称はフィクションです。
とある研究所で極秘に研究している細菌兵器。
今回はその培養サンプルの入った試験管と報告データがターゲットだ。
「ねえねえ、細菌入った試験管とか割れたら自分らが危なくない?」
「多分、その試験管はケースに入っているから、ケースごと頂きかな。」
「例によって警察には予告状出しておくからな。」
「それなんだけど、予告しないで盗んじゃダメなのかな。」
「タダの泥棒ならそうでしょうけど、私達は怪盗。それに、狙うターゲットは裏がある奴ばっかりだから、警察がいてくれた方が都合がいいのよ。」
「世間に晒すってことかな。」
「まあ、あやつらも警察とはある意味敵対しとるがのぅ。」
「百合子、またあの怪盗さんからお手紙来たよ。」
「予告状ね。今度は研究所か…。」
「あまり聞いたことない場所だねぇ。」
「前回の丸山邸と言い、今回の研究所と言い、何かマイナーと言うか、狙う相手が気になるわね。」
「とりあえず現地に行こうよ。」
春日研究所。
世間にはあまり知られていないが、高度な技術で成果を出している。だが、裏では非合法な物にも関わっていた。
「警察です。研究所内の物を盗むと怪盗より予告がありました。警備の為、施設内を確認したいのですが。」
「うちはセキュリティが万全なので、警察の方に警備してもらわなくても大丈夫です。お帰り下さい。」
何か怪しいな。
「百合子、大丈夫だってさ。帰ろっか。」
「美貴、この研究所民間企業にしては怪しくない?」
「ただの施設みたいだけど。」
「それに、警察不要な程のセキュリティって、何かヤバいもんでも扱ってそうね。」
「怪盗さん、この研究所から何盗むのかな。」
「何か裏がありそうね。一度署に戻って調べましょう。」
「蘭ちゃん、警察追い返されちゃったね。」
「千鶴はどう見る?」
「百合子刑事はまた来るかな。」
「そうね。相方の美貴刑事は分かってないようだけど、あの2人はまた来るわ。」
「じゃあ、その時が作戦開始の合図だね。」
一課にて春日研究所を調べる美貴と百合子。
だが、有力な情報は出て来なかった…。
「百合子、これだけ調べても出ないって、あの研究所なんなのかな。」
「怪盗たちは掴んでいるのよ。何かあるに違いない。」
「どうした、お前ら。」
「デカ長。」
「いつになく勉強熱心だな。」
「いや、春日研究所について調べてるんですが…、なかなか...。」
「かっ、春日だと!」
「あれ、デカ長何か知ってるんですか?」
「お前ら、ここじゃマズいから場所変えるぞ。」
デカ長、どしたんだろ。
「デカ長、春日研究所って何なんですか。」
「聞かれちゃマズいってことはやはり…。」
「ああ、阿部の言う通り、あそこでは非合法の研究をしていると噂になってる。」
「何をしてるんですかね。」
「デカ長、怪盗さんも何か盗むみたいですよ。」
「以前、とある事件があってな。あの研究所に絡んでいたから捜査しようとしたが、上層部から捜査打ち切りと来やがった。」
「警察内部にも研究所と関係する者がいると。」
「その怪盗がどこから情報を得たか知らんが、我々に知らせたとなると、厄介な案件かもしれんな。」
「デカ長は捜査を止めた方がよいと?」
「いや、俺は以前捜査したくても出来なかった。あの無念を晴らしたい。お前らならそれが出来る!」
「了解です。引き続き春日研究所の捜査を続行します。」
「なら、お前らにアイツを紹介してやる。」
アイツって誰?
「デカ長が紹介してくれた人って誰かな。」
「おそらく情報屋ね。」
「研究所のこと分かるかなぁ。」
指定された場所に着く。
あの人かな?
「アンタらがデカ長の旦那の部下かい?」
「あなたが情報屋さんね。」
「で、何を調べたいんだい。」
「春日研究所で開発しているものよ。」
「おっと、いきなり来たねぇ。」
「何かスゴいのかなぁ…。」
「スゲーなんてもんじゃねえぜ。ありゃ、相当ヤバいぜ。」
「一体何なの。」
「まあ、焦らんこった。あそこで今やってんのは細菌兵器の研究さ。」
「細菌兵器って…。」
「そうさ、非合法だから警察何か警備させたらヤバいのは自分達だろ。」
「じゃあ怪盗さんが狙っているのは…。」
「恐らく細菌兵器の研究サンプルだろうな。」
「そんな物盗んでどうするんだろう。」
「世の中にゃあ色んな取引がある。まあ、金にはなるだろうよ。」
「百合子、怪盗さん捕まえて、研究所の悪事分かったら…。」
「一石二鳥ってやつね。ありがと、情報屋さん。」
「デカ長の旦那によろしくな。」
「蘭ちゃん、刑事さんたち戻って来たよ。」
「どうやら分かったみたいね。」
「さてと、研究所に潜入しますか。」
「じゃ、装置起動ね。」
建物内に入る。
「博士のトレースだと、このラボ付近みたいだよ。」
「サンプルの前にデータを頂きましょうか。」
「じゃあ、このコントロールルームだね。」
コントロールルームに向かう。
「お前たち誰だ?」
警備員に見つかった?
すかさず麻酔銃を打つ。
「これで暫くはおねんねね。」
「じゃ行こっか。」
「ここだね。」
「コントロールルームならデータ保管してるよね。」
この辺りの警備員はあらかた眠らせた。
「やけに厳重だったね。」
「さあ、データを頂くわよ。」
第4話 予告
細菌兵器のサンプルと報告データは盗めるのか。刑事バディは研究所の闇を暴けるか。
次回 「悪事はバレるって決まってるでしょ!」
研究所編の前編でしたが…、何か天然刑事出番多くない?
次回はセイレーンの活躍に期待!
ではまた。




