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ゆるふわ女子の怪盗生活  作者: ひろーら


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2/7

第2話 月光に消える魔のデータ。

登場人物紹介

早乙女千鶴さおとめちづる 怪盗セイレーン、バディ蘭子。

長谷川蘭子はせがわらんこ 怪盗セイレーン、バディ千鶴。

西園寺博士さいおんじはかせ 怪盗道具の開発者。

水島美貴みずしまみき 警視庁捜査一課刑事。

阿部百合子あべゆりこ 警視庁捜査一課刑事。


*登場する全ての名称はフィクションです。

丸山邸に潜入しようとした怪盗セイレーンであったが、刑事のバディ(の1人?)に阻まれ撤退することに…


セイレーンのアジトにて。

「あのさ、蘭子ちゃん。」

「千鶴、分かるけどさぁ…。」

「まあまあ、警視庁のそれも一課の刑事が来たならしゃあないじゃろ。」

「でも、バディの片割れ天然ぽくね。」

「怒られてたしね…。」

「刑事の1人は厄介だけど、もう1人はポンコツみたいだし、何かイケそう。」

「あの人刑事だよねぇ…。」


一方一課では。

「百合子、マジ怪盗出たね。」

「美貴、オバケじゃないんだから、出たとか言わない。」

「また来そうだね。」

「そりゃ来るでしょ。目的果たしてないし…。」

「じゃあ、張り込みだね。」

「今度はきっちりやってよね。」


西園寺博士が新兵器を作った。

「よっしゃ、出来たぞい。」

「なになに、博士これ?」

「瞬間移動出来る装置じゃな。」

「変装して通り抜けるより、一気に突破する感じね。」

「壁にぶつかったりして…。」

「それじゃコントよね。」

「そんなアホな装置作る訳なかろう。きちんと指定した場所に行くわい。」

「冗談よ、博士。今までの機械見れば分かるわよ。」

「博士ってスゴいんだね。」

「まっ、まあな。それより使い方説明するぞい。」

何か難しそうだな…。


丸山邸、夜。

「百合子、何で待機するの昼じゃなくて夜なの?」

「怪盗と言えば夜じゃない。真っ昼間から怪盗がウロウロしてたらおかしいわ。」

「眠くないのかなぁ。」

「バカなこと言ってないで、警戒しなさい。」


「蘭子ちゃん、昨日の刑事いるよ。」

「まずは屋敷に潜入よ。装置準備して。」

「オッケー、いつでも出来るよ。」

「じゃ、行きますか。」

装置を作動させ、屋敷の裏口に移動した。

「これ、博士がトレースした屋敷内の図面だね。」

「丸山がデータ保管するなら、事務スペースね。」

「ここの怪しい秘密部屋って何だろう。」

「どうせろくでもないことに使っているわよ。」

図面の事務スペースの位置に装置をセットする。

「丸山いるかな?」

「いようがいまいがやるしかないわね。」

「じゃ、行きますか。」


「ここが事務室だね。」

「闇金データは恐らくUSBメモリーにあるわ。」

「パソコン内は大丈夫かな?」

「丸山は用心深いわ。ハッキングの可能性があるパソコン内にはデータ残さないでしょうね。」

「何か、いかにもな金庫あるよ。」

「フェイクの可能性もあるけど、一応開けてみるわね。」

蘭子ちゃん、手際いいな。

金庫あっさり開いたよ。

「まさか、こんな所には無いわよね。」

「蘭子ちゃん、このUSBかな?」

「えっ?うそでしょ。丸山バカなの?これじゃ取って下さいと言わんばかりじゃないの。」

「なんか天然さん多いね。」

「一応中身チェックするか…。」

データ解析する。間違いなく闇金データだ。

「こんなもんなのね。」

「博士にデータ転送したよ。」

「じゃ、撤収だね。」

「そう言う訳にはいかないのよね、怪盗さん。」

「あらあら、一課の刑事さん。流石ね。」

「百合子、あの2人捕まえればいいんだね。」

「ポンコツ刑事に捕まるセイレーンじゃないよ。」

「ぽっ、ポンコツ…。百合子ってポンコツなの…。」

「いやいや、美貴!アンタがポンコツって言われてんの!」

「へっ?私ってポンコツだったんだ…。」

今のうちだ。素早く事務室を出る。

「蘭ちゃん、屋敷脱出だね。」

「何であの人刑事になったんだろ。まっいいか。」


屋敷の外に出た。月明かりがキレイだ。

「今夜満月だね。」

「無事任務完了だ…って刑事さん?!」

「そう簡単には逃がさないわよ。」

「ゆっ、百合子足早いよ…、待ってよ…。」

「あなた、いや百合子刑事、何でバディがあんなのなの?」

「美貴は大切なバディなの。」

「なるほどねぇ。」

「百合子さん。あなたが守りたい、このUSBメモリーだけど…。」

「早く返しなさいよ。」

千鶴と蘭子は顔を見合わせる。

USBメモリーを空に投げ…、そして破壊した。

「あっ、メモリーが...。」

「何で壊すのよ…。」

刑事2人はがっくりとたたずむ。

「じゃあね、刑事さん。」

「まったねーー!」

怪盗セイレーンは立ち去った…。


数日後…。

ニュースで丸山の悪事が話題となった。

闇金を始め、違法取引に関してもリークしたからだ。

「まあ、丸山もこれで終わりかな。」

「あの刑事、この件捜査すんのかな。」

「今回の依頼主から報酬入ったぞい。」

えっ、結構な金額じゃない?

「博士、凄いわね。」

「まあ、色々困っていたんじゃろ。」

「さて、仕事も終わったし、推し活でもしようかな。」

「ちょっと千鶴、終わりじゃないわよ。」

へっ?何かまだあったっけ?

「データ盗んだけど、まだ何かあるの?」

「丸山の件は終了だけど、依頼が無くなった訳じゃないわよ。」

依頼どんだけあるのよ…。

「まあ、世の中困っとる者が多いってことじゃな。」

「はいはい、分かりました。で、次の依頼って何よ。」

「この試験管を盗むんじゃよ。」

「理科実験みたいなやつ?」

「もっとヤバいやつじゃよ。極秘研究しとるもんじゃな。」

「細菌兵器の培養サンプルね。」

「狙いはサンプル及び研究報告データじゃ。」

「何か高額報酬のニオイがする...。」


第3話 予告

研究所からサンプルとデータを盗ることは出来るか?!立ち塞がる刑事バディ。

次回 「一触即発!アブないブツ?!」

怪盗チーム、まずは1勝?!

次なるターゲットに向け作戦開始ですな。

それでは次回また。

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