表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

証明できないもの

作者:頼住悠
数学科の大学2年生・理人は、優等生として周囲に映りながらも、自分自身の手応えを見失いがちな日々を送っていた。
感情を論理に還元できず、人との距離も一定に保つようにして生きてきた彼は、「頑張らずに生きる」ことをひとつの態度として選び取ろうとする。

サッカー、バイト、授業、会話──それぞれに意味はあるけれど、どこか現実感の薄い時間の中、理人は「まだ見ぬ全力」を静かに待っている。
ウィトゲンシュタインの言葉、老子の思想、そして“言葉にしようとする人”との出会い。

言葉にならない沈黙の中にも確かに存在する「写らないものたち」と共に、彼は今日も暮らしていく。

――これは、ひとりの青年が“頑張らないまま”前に進もうとする、小さな抵抗とまなざしの物語。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ