サンタやトナカイ役にぴったりな光属性の生き物を知ってますか?
こんにちは~!! ひだまりのねこですにゃあ。
クリスマスが近いので、それっぽいエッセイをひとつ。
クリスマスといえば、サンタクロースとトナカイですが、代役になれそうな生き物が存在します。
『キョクアジサシ』という鳥をご存知でしょうか?
今日はそんな彼らの知られざる凄さを少しだけ。
男性が生涯(80年)で歩く距離は平均すると大体地球一周分4万キロほどだといわれています。
自動車は平均走行距離と平均耐用年数で約5万キロ地球1.3周分走ります。
ところがこの二倍の距離を毎年移動している生き物がいます。
それが、キョクアジサシというカモメの仲間。大きさは鳩ぐらいの鳥で、地球上でもっとも移動距離が長い生物とされています。
キョクはまんま北極と南極のキョク、アジサシはまんま鯵をくちばしで突き刺して狩りをするからですね。ふふふ。
彼らは、毎年北極圏と南極圏の往復を繰り返しています。
その年間移動距離はなんと9万キロ以上。その生涯移動距離は240万キロにもおよび、これは地球と月を3往復以上出来る距離となります。
そもそもの話、キョクアジサシを含む渡り鳥がなんでわざわざ長距離移動するかですが、基本は気温が低い涼しい場所で卵を産むことで、ヘビなどから逃れるため、そして冬は暖かく食べ物が多い場所で体力を蓄えるためです。
年間を通じて一番最適な場所で過ごしているのですね。我々人間もこうありたいものです。実際には一部の金持ちにしか出来ない芸当ですが……。
そんなわけで、夏の北極圏で繁殖を終えたキョクアジサシは、生後わずか一カ月の幼子を連れて南極への旅に出発します。
最短距離ではなく、大陸間で発生する気流の渦を避けつつ、卓越風を最大限に活用しながら南北アメリカ大陸やアフリカ大陸沿いを蛇行しながら飛行するのです。
わずか100グラムの身体で万一気流に巻き込まれたら最後、命を落としかねませんからね。
ところでなぜわざわざ南極まで移動するのか?
実は南極近海というのは、地球上でもっとも海が豊かな海域なのです。地上は死の大陸ですが。鳥にとっては、外敵がいない天国でしょう。
なんといっても南極大陸最大の陸生生物は「ナンキョクユスリカ」という5ミリの羽がないハエなのですから。
ちなみにペンギンは海洋生物なのでノーカンです。あと良く間違えられていますが、ペンギンは北極には居ませんよ。
そして、もうひとつキョクアジサシには世界一のことがあります。
それは、最も光を浴び続ける生物ということ。
キョクアジサシは、北極と南極で夏を過ごしますが、極地の夏は、日が沈まない白夜です。
つまり一日中海面を見ながら魚を狩ることができるのですね。まさに光を追い求める光属性生物なのです。
さらに、面白いことにキョクアジサシのくちばしや足の色は、北極にいる時は赤、南極では黒に変化します。ボディは白。
某企業によって赤い衣装に統一される前のサンタの衣装は黒で描かれることが多かったことを考えると、まさにサンタクロース配色ではないですか!!(暴論)
もしかするとサンタクロースはキョクアジサシだった!?(そんなわけない)
世界中を飛び回ってプレゼントを配るなんていう芸当が出来るのは、たぶんキョクアジサシくらいのものでしょう。重量制限がありますから、プレゼントは仮想通貨で配る他ないでしょうが。
さて、この世にもファンタジーなキョクアジサシですが、会いたいですよね?
残念ながら、ここ日本列島は移動コースから大きく外れているので、お目にかかる機会はないのです。
たぶん、クリスマスが日本に来るのが遅かったのは、キョクアジサシが来なかったからですね(暴論)
でもね、時々迷子のキョクアジサシを日本で見かけることもあるのです。
どんだけ壮大な迷子なんだと思うけれど、きっとサンタさんからの粋なプレゼントだと思うのです。
「ねえお母さん、サンタさんって本当にいるの?」
そう聞かれて困っている全国のお父さんお母さん。
これからは、胸を張って答えましょう!!
「サンタクロースは居る(主に極地に)」
皆さまも、赤くちばしのアジサシを探してみてね~!! なんか運が良さそうだし。
一足早いけど、皆さまハッピーメリークリスマス.。゜+.(´▽`)。+.゜+・
キョクアジサシ サンタさん