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第1話

主人公は最初はほとんど会話をしません(会話できるキャラがいないので)後々は会話が入る予定なので、しばしお待ちを!

「だからボクのオモチャになってよ!」


どうも。死にたてホヤホヤの天宮和希あまみやかずきです。今現在俺は転生神を名乗るショタに無茶苦茶な要求をされております。ショタ神様は転生を司る神様らしいが、現代の転生はすっかりシステマチックになっており、何か大きな問題が発生するまで何もやることがないそうです。そこで死にたてホヤホヤな俺の魂に目をつけた転生ショタ神様が、自分の娯楽のために乙女ゲーム世界の攻略対象に転生して、ボクを楽しませてよ!と無茶苦茶を仰ってるところです。はっきり言って無理です。俺の前世は魔法使いだったんですよ?突然イケメンスペックを与えられたところでそれを使いこなせないに違いない。こ、コミュ障ちゃうで!ただ女性の前に出るとうまく話せなくなったり吃ったり手から変な汗が出るだけだ!

まあ、とにかく無理なので断る。


「申し訳ないですが俺には荷が重いです。」

「どうしても?」

「すいません。」


俺はノーと言える日本人なのだ。


「こんなに頼んでるのに?」


ショタ神は目をうるうるさせた。


「すみません。」

「神様の頼みを断った罪は重いよ。」

「え?」


ショタ神がにっこり笑う。


「来世は魔物にしてあげる♡」

「ちょ、まっ…」

「良い来世を〜。ばいにゃー!」


あんのショタ神!!覚えてろよー!暗転して意識が戻ると草原だった。何やら視界が360度あるんだが、俺はなんの魔物に転生したのだろう。足がとても遅い。というか足がない。

嫌な予感はビシバシしている。なんとか近くの湖まで移動して水面に映る自分の姿を見た。…青い半透明のアレですね。魔物の中では一番好きかもしれません。だからと言って自分がなりたいかといえば別問題なんだけど。どうせ魔物にするならドラゴンにでもしてくれればいいのに。最弱の名前をほしいままにしてるスライムか…

がっくりしながら生き残る術を考える。スライムは弱い。だけど強いスライムに進化する可能性もある。地道にレベルを上げなくては。今俺が持ってるスキルって【悪食】と【吸収】だけなんだから。



スライムとして生を受けて数日。なんという事でしょう!……とても快適です。スライムはどうやら雑食らしいんだけど、これがまた何でも食べられる。雑草だろうが毒草だろうが石ころだろうが何でもだ。しかも食べなかったとしても少量の水と光さえあれば生きていける。超エコ。一つ難点をあげるとするならば、スライムは寝ないという事だろうか。利点でもあるんだけど。理想を言うならぐっすり寝て難敵が近付いてきたらしゃっきり起きる、みたいな切り替えが欲しかった。とにかく意識が飛ばない24時間営業しっぱなし。なのに取り立てて食べ物を探す必要もない。要するに暇で暇で暇死しそうなのである。これはあれかなあ…あの転生ショタ神が、「自分は暇なんだからお前も暇になれ。バーカバーカ。」ということだろうか。あのショタ絶許。

とりあえず暇だから、散歩にでも行こうかな…ポヨンポヨンと跳ねつつ移動する。

湖のある森はとても緑豊かである。あそこを通ってるのは熊さんですね。すごく強そうです。あちらにいるのは毒蛇さんですね。凶悪そうです。でも俺は襲われる心配はあまりしていない。ここ数日暮らしてみてわかったのだが、スライムを食する生き物はかなり少ないらしいのだ。強いて言うなら同じスライムくらいか。あとは人間がやってきてスライムを狩ってるのを見た。人間だけには見つからないようにしないと。

おやおや。スライムの巣だ。小さなスライムが沢山いる。ポップしたてなのかな?おチビさんたちこんにちは。そしていただきまーす。

美味しくチビスライムをいただきました。ゼリーみたいで美味しかったです。


―――【酸弾】を覚えました―――


なんか覚えたようだ。【吸収】ってもしかして相手のスキルも吸収してるのかな?腹も満たされるし二度美味しい。

【酸弾】を試してみよう。

取り立てて特徴のない木に向かって…ビュビュっとな。

酸がウォーターガンで発射されたかのように飛んでいき、木に大穴を開けた。

…これは中々恐ろしい技かもしれん。俺に向かって撃たれなくて良かった。

身体の何割失って平気かという実験はまだしたことがないんだよね。出来れば一生したくない実験ではある。

おや?あちらに見えるのはスライムさんと最弱の座を争ってるゴブリンさんじゃないですか。見た目は緑の小人だ。とても醜悪な顔をしている。こちらに転生しなくて良かった。スライムのぷにぷにボディは愛せるけどゴブリンさんは愛せなさそうなもので。折角【酸弾】を覚えたので一つ戦ってみるか。相手は3人とちょっと多いのが不安材料だけど。

物陰に隠れてビュビュっとな。ゴブリン一体の腹に命中した。


「ギャギャー!」


残り二匹が騒ぎだして棍棒を振り上げ、俺の身体に振りおろした。身体の何割かがはじけ飛ぶ。痛くはないけど怖いから!残り二匹も酸弾で倒した。

敵を倒したら楽しいもぐもぐタイムですよ。


―――【棍棒術】を覚えました―――

―――【槍術】を覚えました―――

―――【絶倫】を覚えました―――


…うん。ぶっちゃけ全部いらない。スライムに持てる武器がいくつあるというの?最後の、スライムって生殖器官ないし。意味がわからん。こんなスキル持ってるってだけで恥ずかしいよ。

あれ?それとも人型になれるのかな?スライムって不定形生物だし。試してみよう。

……人型?指が4本で足が3本の生き物を人型のくくりに入れていいなら人型だけども。足が3本とか歩きにくいし。要努力。今後少しずつ試していってみよう。取り合えず森で人型になるのは止めておこう。他の魔物に襲われかねない。

散歩はこれくらいでいいかな。いつもの湖の近くで草でも食いながらゆっくり休もう。


相変わらず自分が読みたいから書いてる文章です。

主人公のボディは水まんじゅうのような滑らかでぷるぷるなボディを想像してください。


不定期作品です。最初のうちは連続投稿するかもですが、とにかく書いてる暇がないので。


基本的には感想にご返信いたしません。読んではいますので誤字報告などあれば訂正しておきます。

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