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1.金曜日

(「・ω・)「ガオー




金曜日。



不規則勤務だから明日が休みと言うわけではないが

少しだけ心が明るくなるような帰り道。


次の日が仕事であっても休みであっても

1週間を頑張った自分には少しは良いことがなければならない。




スーパーに行けば安く手に入るかもしれないけれど

あえてコンビニで買うという冒険を終えて

ワクワクしながら家に向かっていたんだ。




あと4〜5分もすれば帰り着くというところで

大きな犬を連れて散歩している学生が見えてきた。


普段は、父親らしき優しげな中年の男性と一緒に散歩している学生だ。



いつも通り、ペコリと頭を下げるだけの挨拶を済ませて歩みを止めない。


いつもと違ったのは、普段は近寄っても来ない犬が

コンビニの袋を目掛けて飛び掛かってきたことだけだった。


いつも通り歩いていた僕は、いつもとは違う展開に驚く間すらなく、強い衝撃とほぼ同時に道端の電柱と民家のブロック塀の間に倒れ込んだ。





次の瞬間………

目の前は真っ暗だった。




自分は目を開けているのか


 コンビニ袋はどこだろう?


倒れた後身体はどうなったのか


 犬はどこに行ったんだろう?


ボクは死んでしまったのか




次々と考えが浮かんでは消え、

思考が安定しない中、誰かに話しかけられる。




「君は死んではないよ」と




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