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無人島Lv.9999 無人島開発スキルで最強の島国を作り上げてスローライフ 【コミカライズ企画進行中】  作者: 桜井正宗
世界聖書編(最終章改二)

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強制召喚 - フォースサモン - Lv.10

 ハヴァマールのおかげもあり、世界聖書(ウルガタ)の解読に成功した。よって、スコルに新たなスキルが追加された。




 [世界聖書(ウルガタ)]

 [効果]

  世界に一冊しか存在しない聖書。

  これを所持する者は真の聖人となれる。

  ヒエロニムスという特殊な言語で書かれており、エルフの聖女でなければ解読できない。

  最大七つの効果を持つ。


 ①アカシックレコード Lv.10

 ②ソウルコンバージョン Lv.10

 ③スーパーノヴァ Lv.10

 ④ハイパードライブ Lv.10

 ⑤真の赤き竜(グラン・グリモワール) Lv.10


 ⑥強制召喚(フォースサモン) Lv.10

  指定した人物あるいはモンスターなど、あらゆる対象を目の前に強制召喚する。(アイテムなど物も可能)数は最大7まで。この強制召喚を受けた対象が生物の場合は一時間拘束される。

  このスキルのクールタイムは一日。

  使用後、魔力を半分消費する。しばらくの間、魔力回復力が大幅低下。


 ⑦解読できていません




強制召喚(フォースサモン)! スコル、これならクラウスとディミトリーを呼べるんじゃないか!?」


「はいっ! このスキルならいけると思います!」



 まずは場所移動。

 近くの無人島へ上陸し、スコルに頼んでさっそくスキルを発動してもらう。

 世界聖書(ウルガタ)が赤く光る。これで探すことなく、この場に強制召喚できるわけだ。

 まさか、こんな便利スキルとは思わなかったぜ。


 数秒後、目の前にボンっと破裂するような音がするや(けむり)が上がった。目の前に二つの気配を感じた。


 これは間違いない!



「……な、なにが起きた! ディミトリー!」

「わ、分かりませぬ。クラウス殿のスキルではないのですか?」



 二人とも混乱している様子。

 俺は直ぐにゲイルチュールを取り出し、奴らに向けた。




「見つけたぞ、この反逆者共!」




 (にら)みつけるようにして俺は威嚇(いかく)した。クラウスもディミトリーもこの状況にただただ混乱し、一歩一歩後ずさっていた。逃がすわけにはいかない!

 無論、テレポートなどさせない。

 というか、スキルの副作用で一時間は拘束されるようだし、チャンスだ。



「ぐぬ! ラスティ、なにをした!」



 テレポートできぬと慌てるディミトリ―は、俺に疑いの眼差しを向けた。



「詳しく教える義理はないさ。おい、それよりもう逃げられないぞ。覚悟しろよ」



「「…………ッッ!!」」



 クラウスは『マズイ』といった表情を浮かべていた。ディミトリーもテレポートができず、無駄に魔力を減らしていた。

 ちょこまかと逃げるからそうなるのだ。


 さあ、ここからは“大反撃”だ。


 今までやられた分、ここでキッチリと返してやる。いや、それ以上に!




「みんなはサポートに徹してくれ! 俺がヤツ等を止める!」



 そう指示を出すと、みんな素直にうなずいてくれた。

 クラウスとディミトリーは俺からどんどん距離を取っていくので、俺は走って距離を詰めた。逃がさない!


 まずはディミトリーを叩き潰す。その後に直ぐクラウスを捕まえてやる。

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