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無人島Lv.9999 無人島開発スキルで最強の島国を作り上げてスローライフ 【コミカライズ企画進行中】  作者: 桜井正宗
開発編

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島の状況と新たな武器

 驚いた。武器が強化されるだなんて。

 俺の武器というか、つるはしは『+5ゲイルチュール』となった。単純に攻撃力が上がっただけでなく、獲得できる材料も増え、アイテムボックスの重量もパワーアップ。


 これは大きなプラス。

 こんなに強化されれば、無人島のレベルアップも容易(ようい)だろう。


「良かったですね、ラスティさん!」


 交渉してくれたスコルに感謝だな。


「お、おう。これで仕事も(はかど)るよ。スコル、そして、ハヴァマール。感謝する」



 礼を言うと、二人とも顔を赤くして照れていた。なんか二人とも俺以上に嬉しそうだな。……よく分からんが、これで『材料』集めに集中できる。


 出掛ける前に『島』の状況を確認しておこう。



 [無人島][Lv.7]

 [開発状況]

  沼 Lv.1

  小屋 Lv.1

  家 Lv.1

  湖 Lv.1

  キャンプファイヤー Lv.1

  温泉 Lv.2


 [防衛設備]

  トゲトゲバリケード×30


 [所持アイテム]

  木材×63

  石×121

  土×27


 [武器]

  +5ゲイルチュール


 [食料]

  サザエ×3

  イノシシの肉×21

  ラズベリー×19



 ワークテーブルまでは後『3』レベル。

 もう余裕だろう。


 当面は『小屋』と『家』を強化していく。小屋は食糧の備蓄に使う倉庫代り。家は、当然ながら本拠地。生活する場所だから、モンスターや海からやってくる敵に対し、守れるような頑丈な家でなければならない。



 いや、危険はそれだけではない。


 自然も脅威(・・・・・)だ。



 台風や津波、潮風による風化、噴火だってあるかもしれない。備えあれば何とやら。あらゆる局面を想定しておくべきだ。



「よし、担当を決める。俺、スコルで材料集め。ハヴァマールとアルフレッドで食糧集めだ」


「わ、わたし、ラスティさんと一緒でいいんですか!?」



 まるで太陽のように顔を輝かせるスコルは、とても嬉しそうだった。そんなに喜ばれるとは思わなかったな。



「もちろんだ。良いだろ、ハヴァマール」

「兄上の意向には逆らわんよ」



 微妙な顔でハヴァマールは同意。なんだ、その本当に微妙な顔。



「アルフレッドも良いか」

「もちろんでございます。今や聖騎士ヨハネスとその部下から拝借(はいしゃく)した片手剣の『カタナ』と『ライトニングレイピア』がありますからね」



 その詳細を見せて貰った。



 [+7カタナ]

 [攻撃力:100]

 [効果]

  異国の武器。刃毀(はこぼ)れしないよう強化されている特殊なカタナ。攻撃対象に、低確率で状態異常【沈黙】を与える。



 [+8ライトニングレイピア]

 [攻撃力:380]

 [効果]

  ドヴォルザーク帝国の宝剣。

  風属性が付与されている。

  使用者の攻撃速度を向上させる。

  風属性の物理・魔法攻撃時、ダメージを大幅にアップする。



 やっぱり、聖騎士だけあって上等な武器を所持していたんだな。それが今やアルフレッドの武器となった。ある意味、武器入手に役立ったな、アイツ等。


 それにしても『ライトニングレイピア』は宝剣か。これは凄いな。俺も使ってみたい気がするけど、アルフレッドに使って貰う方が良いだろう。


 俺には『ゲイルチュール』がある。

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