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貧乏貴族の3男として転生する

 あれここはどこなんだろうか、薄ぼんやりとしか見えず体も上手く動かない事に違和感を覚えていると何かが近づいてくる気配を感じ身構えると女性の声が聞こえてきた。


 女性が何かを喋っているようだが初めて聞く言葉で何を言っているのかは全くわからない。


 自分も何か声を出そうとしてみたが「ばぁー」としか発生できない、それでも何とか声を出そうと思っているとおぼろげながら女性がこちらに手を伸ばしているのが分かった。


 身構えてはいるが手足が不自由な今の状態では何もできないと思っていると、浮遊感を感じ自分が持ち上げられてる事がわかった。


 持ち上げられている自分の手足を見てみると短いことに気付いた。


 あぁ転生して赤ん坊として生まれ変わったのか、前世の事や生まれた家は裕福なんだろうかと考えていると女性が自分の口に乳房を近づけていた。


 いろいろ考えても仕方ないと思い今は目の前の乳首に吸いつくことにし、10分ほど吸っていただろうか何だか眠気を感じてきた。


 瞼が重く感じ母乳を吸うのをやめていると女性が自分を何かの上に置くのを感じたが、意識が朦朧(もうろう)とした状態でこのまま眠りについた。




 目が覚めた俺はいろいろと考えてい見ることにした。

 日本の瀬戸内海の町で住んでおり年齢は38歳独身で運送業で働いていた記憶がある。

 趣味は漫画やアニメを見てゲームをすることで、WEB小説が流行りだした時に異世界転生や転移の作品で本当にできるのかを調べたりするのも好きだった。

 自分が転生したこの世界に魔力やスキルといった能力があるのか気になり試すことにしたが、何の反応も感じられず後日いろいろと試したが全く何も起こらなかった。

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