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些細と幸せ

作者: 雑色 歩貴

あらすじ、キーワード、ふざけてすいません...。



 闇と静寂が支配する夜の道。


 街灯の灯りに群がる虫を見上げながら一人、歩を進める。


 やや大きめの音量にした音楽がイヤホン越しに鼓膜を震わすのが心地良い。


 主人公は私の、映画の一幕の様に思えた午後十一時二十五分。


 些細な事でも実感する。


 私は幸せだ。


 家に着く。靴を脱ぐ。電気をつける。蛇口を捻り水を出す。手洗いうがいをする。『おかえり』は聞こえないけれど『ただいま』と言う。


 テレビを見る。晩ご飯を食べる。お風呂に入る。目覚まし時計をセットしてから布団で入る。


 夢であの人に会う。


 些細な事でも実感する。


 私は幸せだ。


 人は些細な幸せに埋もれて気付かない。


 幸せに慣れてしまっているという幸せ。不幸。


 もしかしたら、気付いているけど気付いていない振りをしているのかもしれない。

 幸福追求と欲望。

 隣の芝は青く見えるものだ。


 けれども、私は幸せだと感じる。


 貴方は幸せですか?


内容は真面目なんですよ。結構。


読んでくださり、ありがとうございます。

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