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単一世界のパラドックス  作者: 芹沢歩
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004 死地への誘い


 ◇


 魔王。

 かつて、レナードが戦った偽物ではない。レアの言葉から察するに、真の意味での魔王。

 それは太古の昔から存在し、すべての頂点に立ち続けた者、というのがレナードの認識だ。

 そのような者のところから所有物を盗み出す? できるわけがない。どう見積もったところで不可能だ。

 人類が、いや、全種族が立ち向かったところで、足元にも及ぶとは思えなかった。


「そう、あの方のところに……」


 レナードの認識は、アルマリーゼも同じだ。確かに彼女ならば、この場からルシードを盗み出すことなどたわいもないだろう。それだけ、絶対的な力を持っているのだから。

 しかしそれでも、


「どこへ行けばいいの?」


 アルマリーゼに迷いはない。

 もう一度ルシードに会いたいという気持ちが、恐れを上回ったからだ。


「アタシも行くぜ」


「当然、私も行く」


「今の私たちに、他の選択肢はありませんよ」


「乗りかかった船だしね。この間は視界にすら入れてもらえなかったみたいだけど、前回とは違うってとこを見せてやらないと」


 それは四人娘も同じだった。

 今にも倒れるんじゃないかと思われていたルーファの瞳に強い意志が戻り、サーシャとセラフは当たり前のように頷き、ミラも口では言うものの、嫌な顔一つしない。


「許可できません。あなたたちの立場を忘れたのですか? 今までは好きなようにやらせてきましたが、これからはそうもいきません」


「ミリアの言う通りです。サーシャと同じく、あなたたちも直に成人を迎えます。今後は私たちの跡を継ぎ、この国を支えていかねばならないのですよ」


 だが、母親、特にミラとセラフは一人娘であることからも、二人の母親であるミリアとライラは大事な跡取りを、死ぬとわかっている場所へ向かわせることを許せるはずもない。その瞳は今まで見たことがないほどに鋭く、いつもは恐れの対象ではないにもかかわらず、四人娘が気おされてしまうのも、仕方がないだろう。


「そもそも、そのルシードという者は何者なのです? その者にそこまでする価値が――」


「あるわ」


 それでも、四人娘は誰一人として引き下がる気はない。

 今回は珍しく、いや、ルシードに傾向しすぎている他の三人に任せては話が拗れるだけだと、ミラが率先して反論した。


「その根拠を聞かせてもらえるのでしょうね?」


 答えによっては絶対に許されない問いかけに、ミラは自信を持って頷く。


「実際に紹介する時まで話すつもりはなかったんだけど、私たちがレーヴェで無詠唱の魔法を使えるようになったのはルシードのおかげよ。彼には魔法使いに……ううん、魔法に触れたことがない者にも、無詠唱の魔法を授ける力がある。それだけでも、無理をするだけの価値があるとは思わない?」


 ルシードの魅力はそんな小さなものではない。他の三人は口に出したくとも、今のこの場において、母親たちにとってはミラの言葉こそが至言だろうことから、何も言わないでおくことにした。

 現に、母親たちだけでなく、ルシードが持つ能力までは語らなかったアルマリーゼにより、知る由もなかったレナードとテオ、カークも目を丸くしていた。

 驚いていないのは、ルシードがその力を手にした原因であるアルマリーゼと、すでに事情を知っているレアのみだ。


「……目にしていないその話を信じろと?」


 ミリアは最後の抵抗を試みるも、娘たちが自分たちに隠し事はしても、嘘をつくことはないと知っている。


「私が保証するわ」


 そんなミリアの言葉に対し、アルマリーゼが反応した。


「……あなたのことも説明を受けていませんでしたね。先程の話によれば、その者を殺したのはあなたということでしたが、殺した者を生き返らせたいとはおかしな話です。詳しく伺っても?」


「そうね。先を急ぎたいことからも割愛させてもらうけれど、私は精霊よ。――聖剣アルマリーゼ。それが今の私」


 聖剣。その単語に、四人娘の母親たちは絶句した。

 精霊はともかくとしても、聖剣とは世界の危機にのみ姿を現す特殊な存在だ。それが今目の前にいる。今までのどんな話よりも、信じられるはずもない。


「かつての名前は魔剣アルマリーゼ。五十年ほど前は、精霊の世界でも恐れられるほどに名が通った精霊だったわ」


 魔剣。アルマリーゼから次いで出た単語に、母親たちはこれまた絶句。

 魔剣とは、聖剣の対になる存在だ。聖剣が世界の抑止力として存在しているならば、魔剣はその逆。世界を混沌へと誘う存在。魔剣が現れし時に、また聖剣も現れると伝えられている。


「……そんな私を、ルシードは身命を賭して聖剣に昇華させてくれたわ。もう一度会って言葉を交わしたいと思うのは自然なことよ。これ以上の理由があって?」


 魔剣を聖剣に昇華させたなどと信じられるはずはない。だからこそ、ミリア、レジーナ、ライラの三人は、サテラに視線を送った。

 その視線の意味は明白だ。女神ルナミリスを主に持つレヴィリアならば、何かを感じ取っているのではないかと期待を込めたもの。


「間違いありません。この部屋が開かれた時にそうではないかと思いましたが、彼女から発せられる力は、確かに聖なる力を宿しています」


 その視線の意味を理解してか、サテラは告げた。

 部屋が開かれた時に戸惑うように息を呑んだわけはそういうことかと、今になって理解した他の三人は、サテラの言葉を受け入れる。

 子どものころからの長い付き合いである幼馴染の言葉だ。お互いに遠慮はなく、今では嘘をつく間柄でもない。

 更に言うなれば、『レヴィリア』とはルナミリス教の本部、それも女神ルナミリスの加護を受け、力を授けられたとされるがために、女神に仕える『巫女』という役職にある。

 そのような者から発せられた言葉を、信じられないはずがない。


 それでも、一度謁見を許された四人にとっては、『聖剣』という存在があろうとも、あの魔王を倒せるとは思えない。

 それこそ『神剣』と呼ばれるような存在であっても、傷一つつけることが可能かさえ疑問だ。

 しかし、聖剣とは役目を果たせば再び眠りにつく存在でもある。

 目の前にいる少女が眠ることなく、常にこの国とともに歩んでくれるのなら、魅力があるなんてレベルではない。

 国が滅ぶかもしれないという危険がなければ、だが……。


「……勝算はあるのですか?」


 そんな考えの中でも、ミリアは自然と、どこか期待する言葉を投げかけていた。


「それは……」


 その言葉に対するアルマリーゼの返答は、『勝算はない』だ。

 あの魔王に対抗できるとすれば、考えつく限りではルシードしかいない。ここまで倒してきた魔獣は高ランクなものばかり。呼び出した者に呼応して能力を上げるレゾナンスウルフに至っては百を超える数の力を吸収しており、果てには幻魔獣の魔力までをも取り込んだルシードならば、万に一つの勝ちを拾える可能性があったのかもしれない。

 しかしそれも、ルシードを生き返らせるためにルシードが必要という状況では、矛盾しかない。


「あります」


 だがそこに、今まで事の成り行きを見守っていたレアが口を開いた。自然と注目を集まるのを待って、レアはアルマリーゼを見る。


「アルマリーゼさんの力があれば、倒すことはできなくとも、退けることは可能です」


 その言葉が意味するところは、アルマリーゼもわかっている。


 今のアルマリーゼに、かつての能力を奪う力はない。今あるのはルシードが願った力、『魔を討ち払う力』だ。

 ルシードにしてみれば、聖剣を携える英雄に殺傷をして欲しくないと思い、願った力なのだろうが、どうして『魔を討ち滅ぼす力』ではないのか、今この時だけは口惜しく思うも、ルシードらしいと言えば、らしいのかもしれないと、小さく笑う。

 見る者からすれば弱くなったと言うだろうが、アルマリーゼにとって、これ以上のものはなかった。


「そうね。退けることだけならできるかも……いいえ、ルシードにもらった力ですもの、なんとしてでも退かせてみせるけれど、私には倒しきるまでの力はないわ」


 だが、たとえ退けることができたとしても、一時しのぎにしかならないだろう。とても寛容な魔王とはいえ、歯向かった存在を許してくれるとは思えない。どちらかが消え果るまで、戦うことになるかもしれないという懸念がある。


「一度で十分ではないですか。ルシードさんが蘇りさえすれば、次こそは倒しきることも可能です」


「それは……そうかもしれないけれど」


 確かにルシードがいれば可能かもしれない。

 しかしそれも、アルマリーゼには疑問が残る。果たしてルシードが完全な悪とも言えないような相手に戦ってくれるだろうか。それも、自身を生き返らせるために怒らせたのだと知って……。

 いや、この国の危機には違いはない。ルシードは必ず魔王の前に立ちふさがることは容易に想像できる。自分のために敵に回したのだと知り、心に深い傷を残すことにはなってしまうが……。


「……その者は、それほどまでに強い力を持っていると言うのですか?」


 レアは二度目があれば倒せると言うのだ。この少女は嘘つきであると知っていながらも、できるかもしれないと言いたげなアルマリーゼの様子に、ルシードがどれほどの力を持っているのかという興味もある。


「それはもちろん。今はアルマリーゼさんが必要ですが、あと三年もすれば、右に並ぶ者はいなくなるでしょう。……相手が魔王様と言えど、ね」


「……三年? おかしなものの言い方をしますね。数年ではなく、何故三年と言いきれるのですか?」


 レジーナの疑問はもっともだ。具体的な数字を出したレアに、レジーナだけでなく、その場にいる全員が不思議そうにレアを見つめた。


「これは失礼しました。実は私――未来視を持っているのです」


 この少女はまた嘘をついた。レナードと母親たちは再び直感。


「未来視? それは……未来を視通す力があるということかな?」


「はい。とは言っても、小さなことまでわかるわけではありません。大きな時代の動きがある時だけ、少し先の未来が視えるのです。今回ここへ来ることになったのも、事前に視えていたからに他なりません。今回の話で言えば、アルマリーゼさんが魔王を退け、ルシードさんを取り戻す未来を視た、といったところです」


 レナードがレアの嘘を見破るためにも確認をするように言ったが、レアは先手を取るようにして、うまくかわしてみせた。

 しかし、少し先の未来と言っているにもかかわらず、三年先とはおかしな話だ。また一つ、レアに対する疑惑が増える。


「大きな動き、か。では、隣国――シルメリアとの関係がどう動くのか、視えているのかな?」


 レナードも負けてはいない。レアが大きな流れと言うのであればと、今後のシルメリアとの関係がどうなっていくのかを尋ねる。まさか、これまで小さなことだとは言うまい。


「シルメリア……ですか。そうですね、年明けにでも新たな和平が結ばれるでしょう。今後は不可侵ではなく、ともに協力しあうという名目で。シュレディング国が調停役となり、滞りなく終わります」


 それでも、レアは簡単に答えてみせた。

 これにはレナードだけではなく、母親たちも驚きを隠せない。

 シルメリアから新たな和平に向けた書状が届いていることも、獣人国――シュレディングに調停役として参加してもらえないだろうかと打診していたことも、知っている人間は限られている。

 いや、昨日になって獣人国が調停役を引き受けてくれたことに関して言えば、知っているのは始祖五家とレナード、残りも王家に連なる者たちが数人と限られているが、誰もが口の固い者たちばかりだ。レナードは母親たちに視線を巡らせるも、口を滑らせるような者たちではないと知っている。当然、その逆も。

 レアが嘘をついていると直感したのは自分たちの勘違いなのか、それともレアは人の心を読む力でも持っているのか、五人には判断がつかない。


「もっと正確に言えば、テオさんが結婚される件で一悶着あるので、正式に結ばれるのはもう少し先になりますけどね」


「……一悶着あるのですか?」


 これに反応したのはテオだ。一方的に破談するという状況に、どうしたものかと考えていた問題でもあり、見逃せるものではない。


「向こう側にしてみればテオさんとの結婚はどうでもよいことなのですが、世間への体裁というものがありますからね」


「今日はその件も含めて足を運んだのでした。昨日は小耳に挟んだだけなので半信半疑でしたが……レナード卿、詳しく伺っても?」


 レアの顔を見るに、嘘を見破ろうとした仕返しというわけでもなさそうだが、レナードは一気に追い込まれた状態だ。どうして酒の席で交わした約束をこの四人が知っているのかは謎だが、問い返すと聞きたくないことまで聞かされそうである。


「まぁまぁ落ち着いてください。その問題も、ルシードさんが戻ることで解決されます」


 そこへ、擁護するかのようなレアの声が届く。どうしてルシードが生き返ることと関係しているのかは謎だが、もはやレアから発せられる嘘がどれで、どれが本当のことかさえわからなくなってくる始末だ。ここまで自分たちを手玉に取るレアに、戦慄を覚えないはずもない。


「……おい、テオ。まさかとは思うが、この女の口車に乗せられて、その魔王とやらのとこに乗り込もうって腹積もりじゃねぇだろうな?」


「やめてください。僕は最初から行くつもりでいますよ」


 カークが横目で言ってくる言葉に、しれっと反論するテオだが、レアの言葉に心動かされたのは言うまでもない。グレタとの未来のため、是非ともルシードに戻って欲しいと思うのは、仕方がないだろう。

 ただ、テオの名誉のために言っておくと、最初から行くつもりであったのは本当である。


「……今回の件で、死者が出ることはあるのですか?」


 シルメリアとの件を(かんが)みても、レアには本当に未来が視えているのかもしれない。ならばと、ミリアは聞き方を変える。


「現時点においては、死者が出る未来は視えていません。ただ……相手が相手ですからね、不確定要素は多いです。一度視えた未来も、干渉されることによって動くことはあります」


 ミリアの質問に対し、またしてもレアはするりとかわしてみせた。

 死者が出ない、という答えだけだったなら、自分たちをその気にさせるために嘘をついたと言える。だとすれば、なんとしてでも、娘たちを送り出す気はない。

 それを、干渉されることによって未来が変わるということは、死者が出るかもしれないと暗に言っているのだ。抜け道を作られたことになる。


「うーん……どうにも決めかねておられるようなので、私は一度お(いとま)させていただきますね。乗り込むためにも、色々とやっておかなければならないことがありますので……明日、またお伺いします」


 母親たちの渋る顔に痺れを切らしたのか、レアは部屋を出て行ってしまう。


「待ちなさい! 私は今すぐにでも――ッ!?」


 すぐさまその背中を追ったアルマリーゼだったが、扉の向こうにあるはずのレアの姿は、忽然と消えていた。


「あの少女、やはり裏があるな。策に乗るのは危険すぎるが……聞く耳は持っていないようだな」


「当然よ。誰が相手だろうと、私はやるわ」


 もはやアルマリーゼには何を言っても無駄だろう。確たる意思が、その赤い瞳に宿っているのは、誰の目にも明らかだ。


「……それで、あなたたちはどうするの?」


 テオやカーク、四人娘に向かって言った言葉ではない。魔王の恐ろしさを知らないであろう彼らは、聞くまでもなく行く気でいる。ならば当然、その恐ろしさを知っているであろうレナード、そして四人娘の母親たちに向けて放った言葉だ。


「私もついて行くつもりだ。君の足元にも及ばなかったが、何かの役には立つだろう」


 老いたとはいえ、この中ではアルマリーゼに次ぐ実力を持っていることは確かだ。

 何より、レナードの経験は、アルマリーゼにはないものである。拒否する言葉は出てこない。


「ママ、悪いけど――」


「わかっています。あなたたちは言い出したら聞かないものね」


 再び説得しようとしたミラを制して、ミリアが口を開いた。

 その想いは、ライラも、サテラも、レジーナも同じだ。我が子であるからこそ、その顔を見ただけで、どれだけの決意を持っているかはわかる。それでも反対したのは、この国のためと言うより、やはり我が子可愛さからか……。


「ただし、条件があるわ」


「条件ですか?」


「死ぬことは許しません、必ず生きて帰ってきなさい」


「へへっ、わかってるよ」


「それと、戻ったらすぐに私たちに紹介するのですよ?」


「当然、母様も絶対気に入る」


 それぞれの母親に対し、四人娘が対応する。


「レナード卿、私たちは王都を離れるわけにはいきません。娘たちのこと、お願いします」


「はい、この命に代えても」


 レナードが随伴する理由の一つとして、若い芽をむざむざ死なせないためだ。必ず生きて返すと約束する。


「何か必要なものがあれば用意します。弔問に来る貴族たちも、私たちの方で対処しておきましょう。もう一度あの娘がここに来るまで、ゆっくりと体を休めてください。それまでの間、レナード卿には簡単に説明願えますか?」


「ええ、もちろんです」


 敵に回せば厄介極まりないが、味方ならばこれほど心強いものはない。

 レナードは力強く頷き、お茶を用意させようと、メイドを呼び出す呼び鈴に手を伸ばした。


 ◇


「クハハ、あの感じだと、こちらの案に乗ってくれそうだね」


 瞬時にして王都を離れたレアは、上機嫌で森の中を歩み続ける。


「おっと、ここだここだ」


 しかし、上機嫌でいられるのもここまで。この場に踏み入れた瞬間、背中に氷柱を突き立てられたように感じたのは、錯覚とは思えないほどであったからだ。

 誰も足を踏み入れないような森の中にあり、およそ大物が住んでいるとは思えないほど小さな家。そのドアを控えめにノックし、相手の対応を待つ。


「私に何か用かな?」


 開かれたドアの先、そこにいたのは、紫の髪に紫の瞳を持つ少女。すべての頂点に立つ――魔王。

 目の前に立っているだけで、レアは逃げ出したい気持ちに駆られる。


「魔王様に、耳寄りな情報をお持ちしました」


 それでも、レアにはやるべきことがある。逃げるような真似はせず、魔王の瞳を見据えて語りかける。


「ふむ。君が今この時、この場にいる理由でも教えてくれるのかな?」


 レアが誰にも言っていない秘密を明かすまでもなく、魔王は気づいているようだ。レアはまた更に、背中に冷たいものを感じ、よもや影の中に沈ませてあるルシードの遺体にも気づいているのではないかと、自然と自身の影へ視線を動かしそうになるのを、なんとか押し留めた。


「いえいえ、そんな些細なことではありません。実は――近日中に、魔王様のお持ちになられているある物を盗みに来る輩がいると、お知らせに参った次第です」


 レアには目的がある。その目的のためならば、どれだけの犠牲が出ようとも(いと)わない。

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