表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/273

シニアの戯れ80

月面に遊郭でも造って、福島じいさん招待したらと、女房は言った(笑)

女房が言った。





「ところでさ、あんた、アットホームな家庭の味を味わえるヘルスを作ったら?」





私は尋ねた。





「それはどういう意味だ?」





女房が答える。





「だからそのままよ。独身者が家庭の味を体験出来るヘルスを作れば良いのよ。そうすれば福島じいさんも喜ぶじゃない」





私は相槌を打ち言った。




「それは正に俺が志す遊郭の現代復活ではないか。ソープランドとかには似たような贅をつくした店もあるがな」





「ヘルスには無いでしょう?」





「無い。と言うか、ヘルスでそれをやるならばホテル丸ごと買い取って、遊郭風に改造し、事務所から発車して行く形だから、資金面で無理だろうな。正に夢だと思うよ」




女房が苦笑いしてから言った。





「夢、夢と言っていたら何事も実現しないじゃない。あんたの夢じゃないけど、月面に遊郭造って、福島じいさん招待すれば、じいさんのボケも吹き飛ぶんじゃないの?」





私は笑い答える。




「そりゃ、出来たら最高の老人慰問になるわな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ