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シニアの戯れ52

朝鮮人差別や赤貧に耐え、私を育て上げ、人生の真理、誇りを植え付けてくれた、祖母に感謝だ(^0^)/

脳梗塞に怒りは良くない。





そんなの当たり前だ。





血圧上がり、病気が悪化してしまう。




だが私は朝鮮人だ。(^0^)/





差別偏見や理不尽な事柄に直面したら当然怒る(^0^)/




私は祖母に育てられた在日三世だ。




巫女でもあった祖母は、温情篤く人徳溢れ、姐御肌の粋な人だった。





だが怒ると誰よりも恐く、幼い頃から私はそんな祖母を畏敬していた(^0^)/




ある日、私はそんな祖母に尋ねた事がある。





「婆さん、この世とは何だ?」





巫女たる祖母は答えた。





「この世は沼じゃ。だからお前も出れない沼に入らないように気をつけろよ」




そして私はこうも尋ねた。





「この世で一番偉いのは誰だ?政治家か、それとも会社の社長か?」





婆さんは答えた。




「困っている人を助け、飢えている人にご飯を食べさせるのが一番偉いんだ」





祖母は赤貧に耐え、女手一つで借金までしながら私を育て上げてくれた。





私の介護の歴史は、そんな祖母とのユーモア溢れる二人三脚なのだが、最前述べたように介護者にはいつも後悔があるわけで。(*_*)





ああ、あの時怒りに任せてひっぱだいてしまったな。悪い事をしたなと心の中で手を合わせている始末。



そしてそんな貴重な介護経験からも、私は差別偏見、蔑視、先入観意識を殊更に忌み嫌っているわけだ。




だから私は筋の通らない事は大嫌いな、一本気のますらお、もののふ、侍的求道者(^0^)/である事を自負している。





こんな私の誇りを植え付けてくれた祖母に感謝だ(^0^)/

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