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シニアの戯れ5
現代版ぜげんは、差別偏見の構造意識を洞察看破出来るフィルターなのだ。
私は小説の求道者だ。
そして私はエロスの道の求道者、おいらんの代弁者と言い切れる。
ヘルスの運営と、現代版ぜげん、所謂スカウトは、私が差別偏見の構造意識と闘う、言わば最下層の視点、言い変えれば、差別偏見の構造意識を洞察出来る立脚点でもあるわけだ。
私は経験値に基づき、世間の捩曲がった差別構造と向き合い、闘って来た。
だから私には、おいらんの気持ちや接客術の妙が分かると言い切れる。
おいらんという求道者は深い人生を歩んだのだ。
それに負けないように私は現況の狂った差別偏見の構造意識を変革して行きたいと考えている。
さて又しても、私は福島のじいさん用の女の子を探すはめとなったわけだ。
当然当てはなく、私は又ぞろ街に出て女の子を物色、見出だす現代版ぜげん業に精を出す事となった。