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シニアの戯れ261

朝鮮人たる私は異端そのもの。それ以外の何者でもなかった次第で(*_*)

私は常に異端視されながら育って来たわけで。




朝鮮人。親なき子。勉強出来ない劣等生。そして母は売春婦?父は闇の世界の帝王(笑)




私が中学の時、交通事故を起こし、そのトラックに乗っていた運転手は怖くなり、撥ねた私達三人の子に千円を渡し、置き去りにして轢き逃げした。





幸い私達はトラックのナンバーを記憶、通報して事件となり、その運転手絡みで、私は最寄りの交番に学友と共に出頭して、そこに全身刀傷だらけの腹巻ジャージ姿の父親が現れ、交番の警官を馬鹿にするようにたんかを切った。





「ふざけるんじゃねえ、馬鹿野郎、こんなの轢き逃げじゃねえか、当然それなりの賠償出すのが筋だろう!」



それを見て加害者は震え上がり、平身低頭、こめつきばったのように頭を下げるばかり。





それを見た私の学友が私を異端視しながらこう言った。





「お前の父ちゃん凄いな!」





私は顔を真っ赤に染め、穴が有ったら入りたい気分だった。





そして後日私は世間体をおもんばかり父親にこう言った。





「父ちゃん、許してやればいいじゃないか?」





父親は素っ気なく言い放った。





「うるせえ、餓鬼は黙ってろ!」




朝鮮人たる私の生い立ちは異端者そのもの。それ以外の何者でもなかった次第で。(*_*)





真華さんの異端も私の異端も異端には変わりなく、世間は白い目で見て、疎外するばかり。





そして異端者は疎外され不安と孤独に、震えながらパントマイムを踊り、笑うなり。





哀しいままに笑うなり。






ほほほほほ(*_*)





お笑い草か(*_*)

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