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シニアの戯れ260
異端者の寂しさは我が寂しさか(^0^)/
カミュの異邦人は私やっぱり好きで。
「太陽が眩しかったから」
殺したという殺人動機は芸術的であり、秀逸で(^0^)/
異邦人イコール異端者。
異端者に不安や孤独感なく、狂気があると文学か?
しかし異端者で孤独感や不安が月並みにあるものは、芸術にはならない疎外された犯罪者か?
ならば犯罪者にもなれない異端者に残るものは、笑いに彩られたピエロの悲しみか?
寂寥たる茫漠?
重くのしかかる孤独感は、果てしない嘲りの連鎖で。
自己嫌悪のピエロは哀しく踊るのみか。
パントマイムにも忌み嫌われたパントマイムの寂しいピエロ。
誰も見てくれないパントマイムの寂しさに、引き攣るように笑うピエロ。
これは私の姿であり、反射して真華さんの横顔なりか?
私は寂寥たる茫漠も、果てしない寂しさも大好きで。
寄り添うように囁くばかり。
「まあ頑張って着実に生きて行きましょうよ」
と肩を叩くのみか。
異端者の寂しさは我が寂しさでもある事に乾杯か(^0^)/
お笑い草か(^0^)/




