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シニアの戯れ133
じいさんの恋の為に頑張るさと、私は言った(^0^)/
ふと私はある事に気がついた。
老いらくの恋という言葉がある。
もしかすると、じいさんは何度も指名した子に恋?をしていたのかもしれない。
あの時はじいさんと私の絆も絶好調であり、歓喜に満ちていたわけで(^0^)/
私は駄目で元々その旨をじいさんに電話で伝えた。
それを聞き、じいさんが笑って言った。
「馬鹿野郎、俺が恋なんかするか。あの子は確かにいい子だったな。でもそれは過去の話じゃないか」
「じいさん、あんな子ならば、又ついてくれるか?」
少し間を置きじいさんが答えた。
「そりゃ、あんな子がいればつくさ。でもあんな子はいないだろう?」
私は張り切って答えた。
「いねえかもしれないけど、似た子を探すさ」
「出来るのかよ?」
「出来るさ。じいさんの恋の為に頑張るわ!」
「馬鹿野郎、あんたの金の為だろう!」




