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事情聴取

更新一日空いてしまいました!申し訳ありません!


以下、本文まで感謝の気持ち等を書かせていただいています。


こんな序盤から一日更新ほったらかすなんて、お気に入りとか減っちゃってるだろうなぁ・・・。



なんて思いつつ先ほどアクセス解析をしたら、とんでも無くお気に入り数や評価ポイント等が上がっていて、PVアクセス数なんて1万7千に届きそうというところまで来ていました。ユニークアクセスは2569人、この数字を見た瞬間に驚きで震えた後に更新を楽しみにして繰り返しアクセスして頂いた方がいると思い別の意味でも震えました。


改めて感謝しています!本当にありがとうございます!



それと、『FPS厨異世界』ですが。あれもこれも入れようとしてめちゃくちゃになってしまっていますが、今の私には多少の修正を加える程度しか出来無さそうなので話数がある程度稼げた後に一話から修正を加えていく予定です。


それでは長い前書きはここまでとさせていただきます、本文をどうぞ!

山賊達を蹴散らせた後、動いている者がいないか確認した後に広場に向かう


ゲームで散々やったテクニックを実戦で使えたために、興奮して敵を殲滅する事に集中してしまっていたが当初の目的はこの村を救う事だった

だから早いところ広場にいる村人たちを解放してやらないといけない


広場までの道を一応の安全確認の為に注意深く進む


チームデスマッチでリスポン地点まで敵を追い込み、リスキル狙いの為にギリギリの場所まで前に出ていたら実は一人後ろに回り込んでいました。なんて言うのはよくある話だ




残敵が居ない事を確認し、無事広場に辿りつくと村人が一斉に視線をこちらに向けてくる

その視線の中には山賊がいなくなっている事への安堵とその山賊を蹴散らせたと思える人物がどういった欲求をするのかという不安と思えるものがある


後者についてはコローリさんや昼間に宿屋に向かう俺を目撃した人以外はこんな奇抜な服を着ている人物が山賊並に怪しく見えるのだろう、仕方の無い事だとはいえあれだけの数の山賊を全て倒したのだから多少は信用して欲しい



信用されていないとは言え解放しない訳にもいかず、ぱぱっと腰のホルダーからナイフを取り出すように見せて戦場3のプレミアム特典であるACB-90コンバットナイフを召還し縄で拘束された村人たちを黙々と解放する


(ナイフを出すにもいちいち手元を隠してたんじゃ鬱陶しいな、どこかに定住する気もいまのところ無いし旅をするならナイフの一本でも買いたいところだな)





全員を解放した後村長から話があると村人の女性に声をかけられ、その女性に着いていくと一際大きな家に案内された


ドーム型の屋根に調度品が並ぶ見るからに応接間といったところに通され、暫らくソファのような物に座って待っているとようやく村長らしき年老いたお爺さんが現れた


長机を挟み、反対側に村長が座る




そして開口一番

「お前さん王国から派遣された、という訳でも無さそうじゃが目的は一体なんじゃ?」

これである



キレやすいFPSゲーマーを舐めるなよ・・・、と思いつつも疑ってかかる村長に愛想笑いを浮かべて対応する


「目的は特にありません、自衛の為というのが大きいです。コローリさんを助ける為というのもありますが」


ここで馬鹿正直に「村を守るためです!サー!」と言っても信じてくれないだろうと思い、敢えてコローリさんを助ける部分を強調して伝える


「ほ?コローリを、とな」


おい、この言い方はいやな予感がするぞ。室内に籠ってる敵を倒すために裏口から入ろうとしたら足元に人体感知式の赤外線が見えた感じだ


「そうか・・・、コローリも43歳にしてようやく春が来おったか・・・、変な身なりをしているから変人かと思ったらちゃんと人を愛する心を持っておるようだのう、少々その愛の対象が変人と言える年かと思うが」

「ちっげーよ!コローリさんの為ってのは世話になった人の知り合いだからだ!」


やっぱりクレイモアを仕掛けてやがったこのジジィ!


「ほっほ、いけ好かない仮面を被ってないでその調子で話してくれると嬉しいんじゃがの」


うっ・・・、ババ専だとからかわれたせいで思わず軽い気持ちで突っ込んじまった・・・

だけどいけ好かない仮面なんて言ってくれるなこのジジィ


「あくまで年上には敬意を払う必要があるかと思っての対応だ、そっちが良いって言うなら気にしないで続けるけどな」

「ほお?若造に見えて教養はありそうじゃの、あの数の山賊を全員倒してしまった程の腕前だからてっきり戦いだけをしてきたように思えたんじゃがのう」


(この爺さん無駄に長生きしてお茶と囲碁以外興味の無い俺のじいちゃんと違うぞ・・・)


爺さんの目を見ると俺の事を全て把握しようとするように見ている


「そんなに緊張しなさんな、最初に言ったことはこの村を預かる身としてどうしてもしなければいけない質問だったのじゃ、気を悪くしたのならすまないのう」

「・・・変な格好してるっていうのは自覚してるからいい」


さっきまでの真剣な顔から一転、申し訳なさそうに頭を下げる


確かに身元不詳の奇抜な格好のした男が大勢の山賊を無傷で倒して、まだ村にいるっていうんだから村人も気が気でないのかもしれない



「さて、最初の質問に話しを戻すかの。お前さんが自衛の為に戦ったというのは納得できる、だがそれなら最小限の敵を撃退すれば村を簡単に脱出出来て王国に簡単に逃げる事が可能だったはずじゃ、それなのにわざわざ恩人の知り合いのコローリの為に村にいる山賊を全て倒したという。そこまでして直接関係の薄い人物を危険を顧みずに助けれるものかのう?」


その問いに俺は考えるよりも早く口が開いていた


「人を助けるだけの力があるのに助けを求めている人を見捨てるなんて出来ない」


日本人らしい考え方だと、大層な事を言った自分自身気付くのに少し間があった

少しでも繋がりのある人を隣人だと思い助けようとする

それは今回リデラとの強い繋がりを感じたコローリを助けるには十分すぎる理由だった

戦闘が始まってからは自分の強さを確かめるだけの行動だったが、その前

戦闘が始まる前は確かに自分に出来る事をしようという気持ちが強かった



「ほ、ほっほっほ!お前さんは本当に変わっておる、嘘を言っているようにも思えん、こりゃ驚いたわい」


上機嫌に「ほっほっほ」と笑い続ける村長、そこまでおかしいか


「では改めて礼を言わせて貰おうかの。この村を救っていただき大変感謝しておる、村人を代表して感謝の気持ちを伝えさせていただく」

「なっ」


驚いた、この爺さん頭下げるのかよ


「何を驚いた顔をしているのじゃ、村に害意があるどころか大変な危機から救ってくれたんじゃ、これで感謝をしない人間はおるまいよ。ところで、大層な強さだが王国の騎士という訳ではないのじゃろう?」

「まあ、俺と同じ格好をした騎士がいるなら是非見てみたいな」

「ふむ、どうじゃ。この村の専属傭兵にならぬか」






「・・・は?」



主人公が理解能力が高かったり適応力が高いのはFPSで鍛えられたせいです


残弾数等の管理や敵の持つ戦力に大して如何にデス数を減らして連続キルが出来るか、これらに対する柔軟性から来ています

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