表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/16

ドキドキ野宿

チートだとわかりやすいような世界観にするために今回も少し説明回入ってます・・・、すみません。



お気に入り、評価等ありがとうございます!


やる気出てきたああああああああ!


6/18 2:32 6月17日 22時より連載させていただきました「FPS厨の異世界ぶらりチート旅」ですが、紹介分等にラブコメ要素有りとの表記が抜けてありました、ラブコメについて聞いていないと言う方、大変申し訳ありません!この作品では軽く恋愛要素も絡んでくる事になります!

あれからリデラと協力して火を焚くために木の枝を集めたり、焚火のための周りを囲う石を集めたりした


そして野宿の準備をしている間にどんな状況だろうが適応できる俺でも驚いたのが、魔袋の事だ

勿論、ただ食料を出したり水筒のような物が出てくるだけだったら驚かなかった

そう、なんとこの腰につけれる巾着程度の大きさの魔袋からキャンプ用品として有名な"テント"が出てきたのだ


勿論リスが寝れるような小さい物ではなく、人が寝れる立派なテントだ、設営すると中には毛布が数枚入っていた


リデラに何故こんなに大きな物が入るのかと聞いたら「魔袋だから当然のことだろう」と呆れた風に言われた、魔袋すげえ!



「スープと干し肉だけですまないが、出来たぞ」

「ありがとう、十分ごちそうだよ」


実際木の枝を集めたりする時に見かけたウサギなんかの動物でも、仕留めても食料として加工できるかと言われたら微妙なところだ。


少し大き目のカップいっぱいに注がれた香ばしい匂いのスープに干し肉が浸してある、干し肉だけでは硬く、食べれない事はないが食べにくいとの事でこうやってスープと一緒に食べるのが普通らしい


「それにしても驚いたなぁ、魔法は使えないんじゃなかったのか?」

「私としては日常魔法が使えない事に驚いたのだがな、確かに攻撃魔法や治癒魔法は使えんが、流石に火をつけたり水を出す魔法が使えないというのは日常生活が辛く無いか?」


魔法が無い世界から来たので当然の事なんですけどね


「まあ、リューヘーはまだ少年だろう。神がそのまま見過ごすということは無いだろう、そう悲観しなくとも直に神から法典が送られるはずだ」

「・・・法典ってなんだ?」


また来たぞ、新しい用語。やっぱりファンタジーな世界なんて性に合わない、いちいち小難しい物を作らないで"武器""防具"とかでいいのに


「そういえば記憶喪失だったのだな・・・。いや、それよりも一般常識が欠けすぎているような気がするのだが・・・」


ぎくっ


「いや、よっぽどショックな事が起こったのか、あるいは大きな事故に遭遇したのかも知れないな・・・」


どうもリデラは一人で考え込むというクセがあるらしい、こんなのが国の騎士で大丈夫かよ


「さて、法典についてだがもしかしたらもう受け取っているが記憶を失っていて力の出し方を忘れているだけも知れん。法典の開き方から説明するから一度試してみろ」

「もし法典とやらがあったら俺にも魔法が使えるのか!?」

「まあ日常魔法程度だがな、リューヘーからは大きな魔力の流れを感じるし魔法が使えないはずが無い、きっと出来るようになるはずだ」



うひょー!ファンタジーなんてミリタリーにとっちゃ大して興味の引く物でも無かったけど、魔法が使えるとなると流石にテンションが上がってくる!しかも火を起こせて水が出せるとなるとかなり生存能力があがるはずだ!



「よし、まずは目を閉じて呼吸を整えるんだ」


言われた通りに目を閉じ、深呼吸をする


「次に頭の中に、何でもいい。本をイメージするんだ。そしてその本を一枚一枚理解をしてめくるんだ」


頭の中に本をイメージする、するとどうだろう。想像した本がいきなり自分の意思とは反して勝手に開き出した


気付けば呼吸を整えようとした感覚等無くなっていた、黒い空間の中に立っていて、目の前に本が浮いていた


「これが法典なのか?」


光を放ちながら読まれるのを今か今かと待っているその本は、焦れたようにゆっくりとこちらに近づいてきた


目の前にきたその本を手にとってみて


「なんだこれ」


思わず気が抜けた

何が書かれているかと言われると



ステータス

体力   100

スタミナ 100

魔力   200

力    80

素早さ  70

賢さ   40

         ボーナスポイント 200


突っ込みどころしかない


・・・どう見てもRPGゲームなんかであるステータスだよな、それにボーナスポイントっていうのはなんだ?この元の数字を底上げできるのか?


しかし体力の文字に触れても増加しない



どうにかステータスを増やそうと試行錯誤していると本がまた勝手に動き出し、ページをめくりだした


するとそのページには



スキル

 

日常魔法



とあり、日常魔法に引き寄せられるように触れるとその下に複数の項目が出てきた

その中には発火や小発火、流水や小流水。等々


どうやら光で照らす事も出来るらしい、懐中電灯いらずだ


さっきのボーナスポイントだが、どうやらこのスキルの欄でそのポイントを使えるらしい

発火等の横に必要ポイントが書いてあり、そのまた横に習得の文字が書かれていた。

どうやらそれに触れると習得できるらしい



一つ一つ詳しく見てみると発火で10ポイントだ、大発火もあるがそれでも15ポイント。どの程度の規模なのかはわからないけど、区別してるということはそれなりに効果も違うのだろう


一応ポイントの無駄遣いをしないようにと最後まで一通り見てみると、一番下にこんな文字を見つけた


「全習得、100ポイント。ね・・・」


それを見て一通り日常魔法を見ると、確かに合計で100ポイントになった。

だったら迷うことは無い、200ポイントもあるんだし100ポイントで全習得をした


「でも残りの100ポイントは何に使うんだ?」


独り言を言うとまた勝手に本がページを開く、便利だなお前


そしてそのページには"特別"の文字が書かれており、俺の名前とその下に"特別スキル"と書かれた物があった


その特別スキルの名前は"FPSキャラクター"、必要習得ポイントは100。


効果はFPSのキャラの特性を持ち、さらに今までプレイしたFPSで使用した銃器以外も制約付きで使用可能とのことだった



(ああ、神様。チートな能力をくれるって、とんでもないチートだよこれ)


迷わず習得のボタンを押した次の瞬間、俺は意識を手放した

ごめんなさい、どうしてもこういった形式の他にわかりやすくチートを取り入れる方法が思い浮かびませんでした。


説明回としてはここまでとなります、ある意味で本編となる次話から、どうぞよろしくお願いします



この世界はゲーム等の世界という設定では無く、主人公のいた世界と同じように、神の作った異世界の一つです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ