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戦場での再会

ご都合主義っていいね!

「リュ、リューへー!?どうしてここにいるんだ!」

「ひ、姫様、こやつをご存知なのですか……?」


作戦会議室と思われるテントに驚愕してる人が一人、明らかに警戒して剣を向けてる人が一人、同じように警戒しているけどどうしよかと悩んでいる伝令兵っぽい人が一人


うーん、どこから説明したものか


「簡単に説明するけどいいか?」

「あ、ああ頼む」

「南の城門をジャンプして飛び越えて城壁を走って北側に来て、そんで探索魔法みたいなのでリデラを探してたら大分敵の近いほうに居たから急いでこっちに来た」


残り24ポイントのうち20ポイントを探索用の「ミニマップ常時表示(視界の隅に表示、制約は無し)」に使ってしまったけど、この戦場だと味方表示が出るこの能力は必須だと思い取得した


「……相変わらず規格外な奴だなお前は、大体あの城門はどれだけの高さだと思っている……?他にも聞きたい事があるが、そんな事を今問い詰めている場合では無いか」

「ああ、相変わらずのピンチみたいだな。前よりも能力の使い方に幅が広がったから役に立てるぞ」

「すまない、助かる」


最初にリデラに合った時はFPSスキルについて詳しい事がわからず、ただたんに銃をぶっ放してイノシシを倒したり山から降りる間に小さな魔獣を倒しただけだからな、それに比べたら能力が使えるようになった今は生まれ変わったような感じだ


「とりあえずそこの包帯してるお前」

「な、なんだ」


お、リデラと仲良く話してるのが功を奏したのか警戒を解いてくれてるな


「その包帯で覆ってる右目、それはもしかして矢が刺さったりしたのか」

「違う、これは頭部を斬りつけられた時に出た血が入って視界が滲んで見えるのだ」

「お、無くなった訳じゃないならいけるな」


いける?という疑問符を浮かべながらリデラと顔を見合わせる青年に改めて医療キットを出す


「ほらよ、医療キットだ(笑)」

「何だ、それは」


いかんいかん、思わずゲーム中の兵士の真似をしてしまった

半笑いの俺が突然出した四角いボックスを訝しげにしながらも受け取る


「医療キットという割には、この蓋のような部分が開かないぞ」

「ああ、それはそういう見た目をしてるだけで実際に使う物じゃないんだ。とりあえずそのまま持っててくれ、というか怪我をした訳じゃないならそろそろ目が見えてくるはずだ」


使わない医療キットと聞いてますます怪訝な表情になる青年だが、包帯を取った瞬間驚愕の表情になった


「な、なんだこれは。額の傷もふさがっている……?」

「そんなに傷口は深くなかったみたいだな、それじゃあそれ持って怪我人のところに行ってくれ。その箱の近くにいれば箱から出てくる魔力が傷を癒してくれる、ただ傷が酷いほど時間がかかるから注意な」


よし、ミニマップを見る限り最前線みたいだしな。負傷兵も沢山いるだろうし医療キットがあれば少しでも兵士が救えるかもしれない


「それじゃあ俺はさっき行ってた騎兵とやらを潰してくる」

「ま、待てリューへー!その騎兵はただの騎兵とは違う!せめて私と部下を連れて……」

「大丈夫だリデラ、さっきの会話を聞いてたしやばそうだって事もわかってる。でもやられる気は無い、その騎兵がいなくてもヤバい状況なんだろ?だったらここでこの陣地を守れ」


さっき伝令兵が言ってた情報によると騎兵の数は確か200人だったよな、一個中隊と考えたら個人で戦うものでも無いけど、そこは日本人らしく夜の暗さを使ったゲリラ戦法で行こう


「……わかった、死ぬでないぞ」

「あぁ、リデラもな」


さくっとポイント稼ぎに行きますか!

次回から戦闘回になります


相変わらず話を進めるのが下手です……、早かったり遅かったり。


続けて更新しますので少しお待ちを

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