表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

突然の召還、そして戦闘

この作品にはFPSゲームの事、リアルでの戦争に活躍した物、人等が混同する可能性があります。どうかご容赦お願いします。


それと作者はにわかです、ミリタリー好きなのにそれはもうにわかです。銃の部品の名前すら全て把握していません。なので間違った情報等があれば指摘して頂けると幸いです。


また、誤字・脱字等についてもご指摘の程よろしくお願いします。

木々に囲まれた湖で俺は目を覚ました


湖の水はとても澄んでいて、お魚さんが泳ぎ回っている。

周りの木々からは鳥さん達のさえずりが心地よく胸に響いて・・・


「ありえねえええええええええええ!」


生まれてから20年、文明と科学の発達した故郷、日本からは想像のつかない大自然に俺、後藤ごとう 隆平りゅうへいはいきなり放り出された



このあり得ない状況に陥ったその理由、いや、原因は少し前の出来事になる。




――――――――――――――――――――――――――――――


「おめでとう!君はファンタジー世界に召還される事になった!」

「は?」

「君の居た世界に手違いで一人余計に生命を誕生させちゃったんだよ、だから帳尻合わせのために君を別世界に送る事になったんだ!異世界には魔物がいっぱいいるから気をつけてね!でも怖がる必要はないよ、チート能力も付けてくれるって神様も言ってたからね!」

「あん?」

「いやぁ、引きニートで誰の役にも立てない君が異世界では勇者になれるよ!それでは異世界レッツゴー!」

「ちょっと待っ・・・!」


――――――――――――――――――――――――――――――



今思い出しても頭が痛くなる


矢継ぎ早に異世界に行く事になる原因を言われて有無も言わさず飛ばすとか、神様ってやつは頭おかしいんじゃないのか


大体チートな能力ってなんだよ・・・、それに帳尻合わせのために俺が飛ばされるってどういう事だよ、その手違いで生まれた人をこの世界に召還したら話しが早いんじゃないのか・・・?


「というか魔物がいるって言ってたよな、こんな森みたいなところに何も持たずにいるってヤバくないか?」


夢か現実かはこの際どうでも良い、俺は夢でも出来うる限りの最善を尽くして悪夢なら出来る限り恐怖を薄めるための尽力するのだ


もし今感じている鳥の慌ただしい鳴き声や木々の倒れる音、そして背中から感じる生温かい鼻息のような物が夢であっても俺は・・・


「なんてこった・・・」


振り返ってみると血走った目をしたすげえ大きいイノシシさんがいました


「ヤバいヤバいヤバい!ヤバい!」


慌てて全力で走り出すと興奮状態のイノシシは逃がさないとばかりに突進してくる


その地面を抉り取らんとばかりに踏みぬいて繰り出してくる弾丸のような突進を避けるうちにあることに気付いた


「あれ?身体が凄い軽い」


普段運動もせず大学に行ってはすぐ帰宅してPCをする毎日を送っていた俺がこんなに動きまわっているのに疲れを全く感じず、しかもイノシシの突進をかわせているのだ


「もしかして身体能力が全体的にかなり上がってる・・・!?」


イノシシの攻撃を避けながら握り拳を作ってみると力の入り方もいつもと全然違う、これがもしかしてあの神様がどうとか言ってたやつの言うチート能力!?だとしたらあのイノシシを全力で殴れば・・・!


「ブモオォォォォオオ!」

「ひいいいいいい!」


無理無理無理無理!あんな血走った目をしてる凶暴なイノシシに近づくなんて自殺行為にも程があるだろ!?


「くそっ、こんなに筋力とかがあるなら武器さえあればこんなイノシシ・・・」


呟いたそんな言葉に思い出されるのは引きこもりのような生活をしながらずっと熱中していたゲーム、バトルフ○ールドやコールオブデ○ーティーなんかのFPSで出てきた銃だ


ゲームのキャラクターのようにどんなに重い銃でも持てる力が俺にもあれば、そしたら一度でいいからランボー無双をしてみたい。男の9割は誰もが願うような夢を思い浮かべる。


M249があれば・・・、いや、イノシシ相手だしもっと別の何かがいいのか?

そんな事を考えた瞬間、突然右手が光り出し、その光が見覚えのある形状に変化し姿を現した


「まじかよっ」


きた、キタキタキタキター!


思わずニヤリとして手の中に現れた"それ"を見る

間違い無い、記憶に間違いが無ければこれを一番使ったのはバトルフ○ールド3のマルチ、モードを問わず使いやすかった軽機関銃の通称ミニミ、M249だ!


強力な武器があって、それを使えるだけの知識と力がある。だったらやることは一つ!


「おらああああ!FPS厨のお通りじゃああああああ!」


ご丁寧にゲームで使っていたお気に入りのアタッチメント、フォアグリップ付きのお陰で持ちやすく、撫でる程度の反動を感じながら喜色満面の顔でイノシシ野郎に連射する


そして数秒後、そこには穴だらけの大イノシシが横たわっていた


う~ん、ご都合主義


作者の力量不足だから仕方ないね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ