第4話
前作の続きです。
僕はまた奇妙な夢をみた。僕がいつも寝ている寝室からは、4畳の物置部屋みたいな所に、勉強机が1つある僕の部屋に行ける。そのドアは横に開けるタイプのふすまみたいなドアで、まさに日本というような感じの霞がかった山の絵が書いてある。部屋に入ると目の前にギターと茶色の洋服のタンスが置いてある。僕は、夜に布団から起き上がってその部屋に入ると、右の方にある屋根が見える窓の前に立っていた。カーテンを開けて、薄暗い庭の方を見てみると、なにやら、鎌のような物をもって白い着物を着た者が庭の草刈りのようなことをしていた。「何をしているんだろう?」「なぜこんな時間に草刈りをしているんだろう?」「なぜ僕の家の庭の草刈りをしているんだろう?」とたくさんの疑問がわいてきた。そして、僕はその奇妙な光景をただ呆然とたって見ていた。何かわからない好奇心に誘われて、僕は窓に両手をつけて、目をこらして見てみた。すると、その足下には、髪の長い男性の生首があって、その白い着物の者はその男性の髪を鎌で切って口に運んでいた。その顔と白い着物の者の姿は今でもはっきり覚えている。そのとき、僕は吐き気とめまいがして、顔を一回下に向けた。そして、また見てみると、あの白い着物の者がこっちを見ていた。目が合った気がして、僕は背筋が凍った感じがして、僕は急いで寝室の布団を被った。そして、そのまま眠る。という夢だった。奇妙すぎるし、なんか夢の中だというのにとてもリアルな吐き気やめまいだった。背筋が凍る感じもわかったし、視線も感じた。朝になって僕は起き上がると、いままでの恐怖を覆すぐらいの恐怖を感じた。僕の部屋に続くドアが開いている。そして、家族はみんなまだ眠っている。「・・・なんなんだよ。」と僕は呟いてしまった。なぜなら、あれは夢じゃない可能性があるって事になるからだ。なぜか気になって、僕は天井を見てみた。すると、昨日までなかったはずのシミが天井についていた。よく見てみると、そのシミはあの生首の顔にとても似ていた。
もう、頭痛、めまいなどが混ざり合った感じの最悪な吐き気がした。強烈な吐き気が。僕は「もう・・・いいだろ・・・なんで僕ばっかりなんだよ。」と心の中で叫んだ。その日の昼、僕は近所のお寺でお祓いをしてもらった。もう終わりにしたい。こんなくだらないことは終わりにしてもらいたい。という一心だった。お寺のお祓いをしてくれた住職の人に話を聞いてみた。すると住職は「君にはね、恨み深い老婆の霊がとりついていたんだよ。なにか悪戯とかされなかったかい?」と聞いてきた。僕は「その霊のせいなのかわかりませんが・・・」といままで起こったことを全て話した。住職は「それは大変だったね・・・」と言って黙ってしまった。僕は今までの怪奇現象の原因がわかって少し安心した。僕は「ありがとうございました。」と言ってお寺をあとにした。家に帰ると誰もいなかった。ドアを閉めると、いきなりドンッという音とガラスにヒビがはいる音がした。振り返って見てみると、そこにはしわだらけの猿のような老婆の顔がそこにあり、恨めしそうにこちらを睨んでいた。まだなにか起こるんじゃないか。僕はそう思った。
いままで読んでくださった方本当にありがとうございました。
ちなみに、この作品で目に見える形になったもの(しみ、ひび割れたドアのガラス)などは今でも形として残っています;w;ではこの辺で。




