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おとうさんとぼく。

作者: 小池竜太
掲載日:2026/05/19

むかし、ぼくはおとうさんとなかよかった。ところがだんだんぼくな、おとなになっていくと、おとうさんときそうときがあって、だんだんなかがわるくなった。




おとうさん·····いまごろどうしているのだろう?




ぼくは、きょうひさしぶりに、おとうさんにあう。





ぼくはこわいきもちで、いっぱいだった。





「どうしてる?K?」

そういわれてぼくはへんとうにまよった。




ぼくのだいすきだったおとうさん。




「ぼくはおとうさんきらいだ。」そうはっきりおとうさんにいった。



おとうさんは、きずついたようなかおをしたが、ぼくはだまってかえっていった。





それからしばらくしておとうさんはしんだ。しぜんしだったらしいのだが、ぼくはないた。




これから、ぼくはだんだんおとなになる。だんだんおとなになって、だれかのちちおやになるのだ。


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