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下町銭湯の番頭庶民、しがない俺。〜落胤を引き取りたいと勅命がきたが好きな人がいたため丁重にお断りした話〜

作者:Uru
江戸時代をモデルにした、どこか懐かしく、クスッと笑える時代の物語。

下町に佇む湯屋の奉公人、青慈(せいじ)はどこか頼りなく、何事も受け身のため店主の与一にせっつかれてばかり。
常に死んだ魚のような目をしていて、ついには寝坊を繰り返すように。
用心棒としての腕が立つため、与一はなかなか解雇に踏み切れないでいた。

謎多き常連の妓女、加賀地(かがち)の一言をきっかけに
与一が青慈を解雇を決める。

時同じくして、街には見慣れぬ虚無僧の一行が姿を見せるようになり
徐々に湯屋へ不穏な空気が漂い始める。
そのうちに、与一が病に伏せてしまう。

虚無僧に襲われた青慈は、間一髪のところを通りがかりの大名に助けられる。
落胤を探せとの勅命を預かり、内密に捜索していることを聞いた青慈は
助けられたお礼にと人肌脱ぎ協力する。

数日後、砂嵐が荒ぶ江戸では
火の手が上がり、延焼が拡大し湯屋が巻き込まれた。

下町に戻った青慈は目撃してしまう。
燃え移った与一の寝室に居た女、加賀地。
口元が耳まで裂け、人とは言い難き遠い姿。
気を失った与一を、丸呑みにする瞬間であった。
序章
2025/07/20 17:20
常連の女
2025/07/20 18:14
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