天才は恋をした
讃井 天志野は天才の中の天才であった。
1を学べば100を知り、物を握ればその道のプロに、天才であるのにもかかわらず努力もできる、まさしく才能に愛された天才であった。
故に退屈だった、代り映えない日常、不運、、、いや想定外が起きない今に。
だから足掻いた、人と関わり想定外が訪れることを、、、、
これはそんな彼の物語である
新しい1日が始まった。
高校へ行く、勉強する。
わからないことなどないし、楽しいことなどない。
変わっていない
授業が終わり、昼休みに突入した。
クラスメイトに話しを合わせ、適当に会話していると
「讃井くんちょっといいかな!!」
女子が話しかけてきた。
■■■▲
「私と付き合ってください!!!」
校舎裏に連れて行かれ告白された。
またか、代り映えのない光景。
「ごめんね?今は学業に集中したいんだ」
「っ、、、!!ごめんなさい」
女性は泣き崩れて去っていった
ああ、このやり取りは何回目だろうか?
たしか一度付き合った事があったはずが日常は別に変わらなかった。
「また、振ったのかよ?」
僕がよくつるんでいるクラスメイトが話しかけてきた。
「まぁね、仕方なかった。」
「どうせ、「変わったことがなかった」とか言い出すんだろう?」
「もてる男はつらいねぇ~、、、、、、殴っていいか?」
「そんなんだからもてないんじゃないかな?」
「ぐはぁぁあぁぁあ!!!!」
ここで悶絶しているクラスメイト、、、奥武 香羽は見ていて飽きない。
だってそうだろう?
ミニシュークリームの材料でハンバーグができるんだぞ?質量保存の法則を完全に無視している。
初めて見たときは正直興奮したが、その後の数々の奇行をみて、人生で初めて理解を諦めた。
「だが、お前と言えど学年三大美女にこくられたことはないだろ、、、?」
「あるね、三人とも」
「全員、普通だったから振ったよ?」
「マジで!?」
「マジでそんなくだらない理由で振ったのか?」
「まあ、君みたいな面白い人間が来ない限りは永遠に童貞かな」
「、、、、、、、、え?オレ告白されてる?」
「まさか?君みたいな、バ、、、脳みそが何処かおかしい人はちょっと、、、」
「今、バカって言おうとしたよね!?バカって言おうとしたよね!?」
「気のせいだよ」
――――――――――――――――――――――――――
その後、香羽と別れ帰路を歩いていた。
あたりはもう夜遅くで暗い。しかしいつも道理の日常だ変わったことは
ボゥ!
どこからかわからないが微かに変な音が聞こえた。
好奇心で音が聞こえた方向へと寄る。
「っつ!?」
身体を一歩、公園へと踏み出した瞬間、身体が重くなる。
人はこのような状況になったときどうするだろうか
凡人は、気味悪がりながらも帰路へ戻るであろう
臆病者は、しばらくは周囲に近づかないであろう
好奇心に駆られたものは、微弱な恐怖を感じながら近づくだろう
では!
では,、では、では、では!!!
では、では、では、では、では、では、では、では!!!!
万能の天才ならば?
|讃井 天志野は、真の天才は、未知に向かって勢いよく走りだした。
公園には何かがいる
それは腕がなく
顔は蜘蛛の如き目をもち
化け物である正真正銘の
「jKZXlfjkdsfaljdsfadfvkvarjgoeiraldkjosifgakroigalkdgjmsoirglskrmtoisretgmsalkfgosrilgksodiftjresigskldftgiorstjigsofdgjsroitjgskdmftroimsrejtmgiosrjtsoerigjtsor」
物陰からそれを見る
何を叫んでいないかわからないが、意味だけは伝わった。
そして、その未知の生物に対する恐怖も、、!!
身体が震える、鳥肌が立つ。
本能が逃げろと必死に伝えてくる。
(こわい、、、恐怖!!これが恐怖か!!!)
天才は、どんなホラー映画やゲームをしても何も感じなかった天才がおびえている。
素晴らしい!
何も知らない!
ありとあらゆる生物を知る彼が何も知らない
それ、それこそが怪物が異物、異端である証
「aiskdf」
化け物に気付かれた。
「いや、ちがうね」
天才は湧き出る好奇心を抑えながら冷静に冷静に返した。
「akjdfa」
化け物から触手のようなものが出て、彼に迫る
速い、こんなものが当たれば人間は体に小さくない穴が開き血反吐をはき、悶絶しながら死に絶えるであろう。
「そんなことはどうでもいい」
真の天才は「それ」を叩き落した。
「adfa!?]
ドンォン!!!!!
触手は轟音をたてながら地面にめり込んだ。
「失礼、ちょっともらうね」
次の瞬間、化け物の腕がちぎられ、緑色の体液が地面を塗った。
「あああ⁉⁉⁉⁉」
これには化け物もたまらず人語で悲鳴を上げた。
「ああ、日本語でしゃべられるんだね?」
「それはそうと君は誰だい?」
「!?!?!?!?!?!?!!?!?!」
化け物はいまだに混乱している!
「まあいいや、かえって調べようか」
そうして彼は彼女に手を伸ばして、、、、
「阿須鬼!あずきって言います!!!」
命の危険を感じたそれが必死に答える
「おお、喋れるのかい?」
「はいはいはい!!!!!!!!!」
彼女は化け物から、人間へと変化した。
「ん?なんで人になったの?戻ってよ」
彼は明らかに残念がりながら要求する。
「ヒィ!!!無理です」
身の危険を感じた彼女はその要求に全力で首を横に振った。
「そうかい、で?君はなんなんだい?さっきの姿は?」
「はい、私は阿須鬼と言いまして、昔に封印された鬼でございます!!」
「へぇ、鬼ね?角もこん棒もなかったけど?」
「私の同僚が同じような装備で街を徘徊していましたぁ!!!!!」
彼女は必至だ。
「へえ、まだいっぱいいるんだ?」
彼女は恐怖した。
彼女は人がわからぬ。彼女は異界の鬼である。人間を嬲り殺し、血をすすって生きてきた。けれども痛みに対しては人一倍敏感だった。
「連れて行ってよ」
彼女は一瞬、同僚を道連れにすることを考えたが。
この化け物は個体数がそれなりにあると知ったとたん、身体をいじり、脳をすする自分の親よりも残酷なことをしそうだと考え、嘘をついた。
「わかりません!!!知りません!!!!!どこにいるか知らないんです!」
必死に彼女は叫んだ。
「なぜ、うそをつくんだい?」
しかし現実は非常にできている。
それは人間の形をした己以上の怪物なのだ、人間と思っていると後ろから刺され殺されかねない
「嘘ついてごめんなさい!!!知ってるけど絶対会えません!!!」
「だって私以外も封印されているんですもん」
「、、、嘘はついてないようだね?残念かな。。。」
なんでこいつ嘘がわかるんだよ!!閻魔大王なのか!?
と心の中で突っ込みを入れながらも絶対に口には出さないよう必死に口を閉じた。
「それじゃ私はこれで!!」
彼女はのりで帰ろうとするが、、、
「家あるの?」
彼に止められてしまった。
「え?」
「だから家あるの?」
「あ、あります!」
彼女はまたもや嘘をついた。
「嘘つかないで?」
「ないです!!!!!!!!!!」
彼女は真実をいうしかなかった。
「僕の家においでよ?大丈夫だよ」
下手な、ナンパよりたちが悪い
なぜなら別の意味で大丈夫ではないからだ
断ったらお断ったで、あとがこわい。もしかしたら「じゃあ腕もう一本もらうね?」とか言ってまたとられかねない
かといってついていったら、「実験に協力してもらうね?」とか言って変なことをされそうだ。
彼女は、まだ襲われるほうがましだったと感じた。
彼女は仕方なく、無言で、遠慮してそうに、明らかに行きたくなさそうなオーラを出しながら首を縦に振った。
「よかったモ、、、あぶない行こうか」
「何言いかけたんですか!?ねぇ何言いかけたんですか!?」
▼■■▲
彼女は彼の部屋にいる。
彼の実家はどうやら大金持ちのようで、黒い服を着たガタイのいい男の人が銃を持ってうろちょろしていた。
彼の両親は「ああ、神様。俺の馬鹿息子に彼女をつくってくださってありがとうございます」とか言っていたが冗談じゃない、本当に冗談じゃない
誰が好きで化け物と付き合わないといけないのだろうか?
余りにもムカついて8〇3を殺そうとしたが横にいるそれをみて何とか踏みとどまった。
「大丈夫かい?」
ああ彼が帰ってきた。
「唐突で悪いんだけどさっきの姿に戻ってよ?」
「すーーー」
彼女は天井を見上げた。
嘘は意味がない、逃げそうにも自分の最高速度の攻撃をいともたやすくよけたこいつから逃げられるとは到底思えない。
かくなる上は、
「勘弁してください!!」
土下座だ。
昔、自分に命乞いをしてきた奴がしていた謝罪方法だ。
きっと効果がある。
「何を?」
何をだとド畜生め!?
此奴Sだ!!ぜったいに
こっちが人間の支配者としてのプライドを捨てて全力で謝罪しているはずなのにそれでもまだ足りないと!?
そんなことを考えているとき
コンコン
ドアが叩かれた。
「天志野ちょっとこっちに来なさい」
「なに母さん?」
「いいから来なさい」
救いの手が現れた。
彼がドアを閉め部屋を出ると化け物はこんな会話を耳にした。
「天志野、、女の子を脅しちゃダメよ。」
「脅してないよ?」
「あれはね?世間一般的に考えて脅しているっていうのよ」
「そっかぁぁ」
「そうなのよ」
「ほらあの子戻してきなさい?」
「でも、、、」
「いいわね?」
「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、はい」
そんなネコみたいなのりでぇ?
彼女は化け物の超一流の耳でその会話を聞き取った。
それはともかくようやく逃げることができる!!!
ありがとう女神様あなたへの恩と息子への恐怖は一生忘れません!!
そして化け物が戻ってくる前にと窓をあけ飛んで出ようとしたが、、、
がん
「んへ?」
ドアは固く施錠してあり、何人たりとものがさないという雰囲気を感じ取った。
「ちがうよ母さん?彼女はね、、、<中略>、、、だから大丈夫なんだよ?」
「まぁ、それならよかったわ」(満面の笑み)
外では化け物が女神を説得した会話が聞こえる
「あとづけになって悪いけど、僕と付き合ってくれないか?」
「お断りじゃぼけぇ!!!」
こうして彼が彼女に片思いし、最終的に最終的に彼に惚れた彼女が結婚するのは別のお話
総合ポイントが良かったら連載するかも?
項目、ジャンル共に詐欺みたいになってしまって申し訳ありません。
嘘は言ってないので、、、、なんとか