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第5話 他の人の告白

みなさんこんにちは!アオです!

だいぶ前書きで書くことも少なくなってしまいましたが、どうぞ楽しんでいってください!

今更ですが、活動報告を更新したので是非見てください!

それでは「第5話 他の人の告白」をどうぞ!

それからというもの竜馬の頑張りによって徐々に千賀と一緒にいることが

多くなっていった。本の趣味があったようでかなり熱中して話しているところを

見かけた。なんだかんだで竜馬の恋が上手くいっている気がした。

そして時期はすでに6月に。だいぶジメジメさが増してきた。

このころになるとだいぶ千賀もクラスに馴染んできて他の友達と帰るように

なっていた。俺は先生に呼び止められて少し帰るのが遅くなってしまった。

そそくさと玄関の方へ向かう途中の階段で二人の人影が見えた。

その瞬間、俺は足音を立てるのをやめた。覗きのようになってしまうが

俺は二人の様子を物陰に隠れて伺った。すると会話が聞こえてきた。

「いっ.....いきなり呼び止めてごめん。」

「いや、大丈夫だよ。でもいきなり話をしたいってどうしたの?」

内容が内容なだけあって俺はこの場所にいていいかわからなかった。

しかしとどまってしまった手前どうにもできずにいた。

「そのっ....じっ.....実は千賀さんのことが好きだ!付き合ってください!」

その言葉の瞬間、俺はびっくりした。ここまででわかったのは誰かが

たった今千賀に告白をしたということだ。ひょっとしたら俺

相当まずい状態なのではと一人でに思っていた。

「ありがとう。気持ちはうれしい。でも私は答えれない。ごめんなさい。」

そう言って千賀が玄関から飛び出していくのが見えた。

告白をした人は、ずっとその場に立っていた。覚悟はしていたけど

いざ現実になってみると耐えきれないほどになるのだと思った。

そして数分後、告白をした人も玄関から去っていくのが見えた。

去っていく直後に顔が見えたがその人は俺と同じクラスの人だった。

そのタイミングで俺は靴を持って玄関から出た。すごいところを見てしまった。

ラブコメで告白のシーンは飽きるほど見ていたが実際に現実で見てみると

なんとも言葉にならないような気持ちだ。振られたなら、なおさらだ。

ここで俺は千賀が断ったのはなぜかと思った。別に俺が千賀のことを

好きとかそういうことでないがもし竜馬が告白をするってなった時に

アドバイスをする時のものにと思ったからだ。他に好きな人がいるのか

はたまたその人が無理なのかそれとも誰とも付き合う気がないのか。

俺が考えたところで答えが出るはずがなかった。

次の日、俺は一人で登校した。すでに多くの人が登校しており

千賀もいた。そして昨日千賀に告白をした人も。二人はあまり接点が

なかったから告白をしていたのは正直俺も驚いていた。

「おはよう。なんかあったのか?」

と竜馬が俺にあいさつをしてきた。

「おはよう。ちょっとね.....いやなんでもないよ。」

俺は昨日の出来事を言うか迷った。しかしあまり人の恋愛を広めるのは

よくないなと思って俺は言うのをやめた。そんなことがあったが今日は

放送委員の当番の日だ。朝の放送までもう少しだ。

「千賀、そろそろ時間だが大丈夫か?」

「えっ?時間ってなんの時間のこと?」

全く覚えていないのかとあきれながら朝の放送だということを伝えた。

「あれって今日、私たちが当番だったの!?」

「そうだって言っているだろう。」

やっと状況を理解したのか千賀は俺を置いて放送室へ走っていった。

俺はやれやれと思いながら千賀の後を追いかけた。

放送室に着いた時間は放送開始時間ギリギリだった。

俺は事前に配られた原稿を手にしながら千賀に指示を出した。

「千賀、この原稿を読んで放送をしてくれ。」

そう言って俺は持っていた原稿を千賀に渡した。

「わかったよ。あれ?直君は放送をしないの?」

「俺は昼の放送のときが担当になっているから大丈夫だよ。」

放送時間になったので俺は千賀に開始の合図を送った。放送開始のボタンを押し

「皆さん、おはようございます。放送委員の千賀です。本日は6月12日。

 今日の占いです。1位おとめ座、気になる人から声をかけられるかも!?

 2位はおひつじ座。テンションが上がることが起きそう!

 3位はさそり座。なくしてしまったものが見つかるかも!?

 そして今日の最下位はてんびん座。忘れ物が多発してしまうかも!?

 でも確認をすれば防げる!頑張ってください!

 先生からの連絡はとくにありません。これで放送を終わります。」

そう言って千賀は放送開始のボタンをもう一度押した。

うちの学校では毎朝、放送委員が日付、占い、先生からの連絡の三つを

放送することになっている。この中にある占いは学校中で評判が良い。

放送が終わり俺たちは教室へと戻った。戻る途中

「どう?私上手くできていたかな?」

「俺もやったことないからわからないけどうまかったと思うよ。」

と質問をしてきたので俺はそう返した。

HRが終了し、一限目二限目と授業が進んでいき、もう給食の時間だ。

放送の当番のところは給食も放送室で食べることになっている。

俺たちは自分の分の給食をもらって放送室へ向かった。

「みんなと違うところで食べるから優越感に浸ることができるよ。」

「確かにそうかもしれないな。まあ気まずかったら意味がないが。」

放送室に着くと俺は放送開始のボタンを押した。

「皆さん、こんにちは。放送委員の直太です。お昼の放送です。

 今日ご紹介する一曲は、「悲しみの無いこの世界で」です。

 それではお聞きください。」

俺は放送開始のボタンを再び押して今度は曲の再生ボタンを押した。

昼の放送では事前に生徒から流してほしい曲を取ってその中から選んで

この時間に流すという感じだ。

「へぇ~。昼の放送ってこんな風に行っているんだね。」

「まあどこも同じような感じだと思うよ。前の学校ではなかったの?」

「うん。朝も昼の放送もなくて先生からの連絡があるくらいだったかな。」

「そうなんだ。でも楽しいと俺は感じるよ。」

「そうだよね。私もそう思うよ。」

話さなくなると給食を食べる音しか聞こえなかった。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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