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昔ダメダメだった幼馴染が転校してきたら変わっていたのはどうしてだろうか  作者: アオ


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第26話 体育祭1

みなさんこんにちは!アオです!

さあついに体育祭がスタートです!体育祭はおそらく4話分くらいに

なってしまいます。それだけ詳しく書いたのでお願いします!

それでは「第26話 体育祭1」をどうぞ!

翌日。まるで俺のことを待っていたかのように千賀は玄関先で待機していた。

少し怖いと思ったが俺のその気持ちとは逆に彼女は大きな声で

「おはよう!ついに体育祭だよ!私はめちゃくちゃ楽しみで楽しみで!」

「おはよう。そのようで何よりだよ。」

「も~。直君、今日くらいテンション高くしていかないと!」

本当に昨日の千賀の雰囲気は何だったんだろうかというほど変わっていた。

「まあまあ。ていうか、俺のことを待ち伏せしていたの?」

俺が首をかしげながら千賀に問いかける。

「そうだよ。別にそんな赤の他人じゃないんだからさ。」

いくら好きな人だとはいえ社会の常識くらい身につけてほしいものだ。

勉強やスポーツはできるのになぜこういうところはできないのだろうか。

俺は朝から言う気力なんてなかったのでそのままスルーした。

「スルーするところとか、ほんと直君の悪いところだよね。」

完全に俺に非がある言い方だ。今のは千賀もそうだろう。

「そうか。まあ次に生かすよ。」

そう適当なことを言って別の話題に誘導させた。

「それで、リレーの自信はどうなんだ?あれだけ頑張っていたから。」

「うん!そのリレーも含めて楽しみだし。自身満々だよ!」

よかった。千賀がそう言うならよっぽどのことがない限りいいだろう。

体育祭だからか珍しく朝早くから来ている人もちらほらと見える。

俺たちもそうだが話している話題は体育祭一色だ。

登校後、短めのHRが行われてこの後の体育祭の日課が伝えられる。

といっても競技などの順番は事前に配られているパンフレット参照だが。

簡単に言えば午前の競技、昼休憩、午後の競技、片付けの順番だ。

仕事がある人はその時に仕事に行ったりする。例えば保健委員の場合は

ケガした人が出たときなどだ。一番忙しいのは、運営の生徒会や

体育祭実行委員、放送委員だろう。また先生たちも整備で忙しい。

まもなくして先生の合図とともに運動場へ向かう人で廊下がごった返す。

俺はその間間をなんとか抜けてやっとの思いで運動場に着く。

15分くらい経つとほぼ全ての学級の人が集まってきた。

それにともなって体育祭本番という雰囲気がしてくる。

みんなが集まってから数分後、本部の方から開始の合図がかかる。

体育祭のリハーサルで行った通りに開会式が始まる。選手宣誓、校長先生の話

来賓の人の紹介・挨拶、準備体操が終わり開会式が終了。

【これより、第六十七回北中学校体育祭を開催いたします】

司会の人の声とともに太陽に照りつけられる運動場は歓声が沸いた。

【最初の競技は一年生の人たちによる学年対抗リレーです。お願いします。】

一番最初が午前の競技では一番の見どころと言っていいかもしれない。

毎年、この学年対抗リレーは大盛り上がりを見せる。とくに三年生の人たちを

中心となっている。やっぱり三年生の人は受験が控えているからだろうか。

ちなみにこの後が二年生、三年生と順番に続いていく。

体育祭を仕切る先生が銃を上に向ける。そして次の瞬間、"バンッ"という音と

ともに一斉に最初の人たちが走り始める。学年やクラスが違っても応援

したくなる気持ちはみんな同じのようだ。あちらこちらから応援の声が聞こえる。

次が自分たちだからか緊張している人も中にはいた。

アンカーにバトンが渡りすごい勢いでゴールへ向かっていく。

その一年生は恵美だった。やっぱり重要なアンカーを任されたのだろう。

アンカーより前までは少ししか差がなかったがアンカーである恵美のおかげで

クラスを一気に一位へと導いていた。その後も着々と二位、三位のクラスが

ゴールをする。そして最後のクラスのアンカーの人まで走り終わり競技は終了。

【学年対抗リレー。1位、四組。2位、一組。3位、六組でした。】

おそらく恵美のクラスだろう四組が堂々の一位を獲得した。

「やっぱりあの子のクラス一位だったんだね。」

俺が今思っていたことを代弁するかのように千賀が話しかけてきた。

「そうだね。さすがだよ。市総体でも個人で二位だったし。」

「そうなんだ。めちゃくちゃ詳しいね。」

「別に変な意味とかは全くないからな。」

俺はなんだか千賀が勘違いしているようで怖かったので付け加えた。

「わかっているよ。それはそうと次が私たちの番だね。」

千賀は自信満々な顔で俺に言ってきた。それに笑顔で

「そうだな。千賀は自信満々そうだし、これは優勝もらったな。」

そんな自分を勇気づけるような感じで余裕な調子を見せた。

「フフッ。直君ってそんな余裕なキャラだったっけ?」

千賀はからかうように俺の痛々しさを浮き彫りにしていく。

「そのことについては忘れてくれ。」

俺は合わせる顔がないままうつむいた。

「冗談だって!直君ったら!ほら、次呼ばれているよ!」

千賀の言う通り俺たちは次の競技の出場で呼ばれていたようだ。

俺はみんなが並んでいる所へ向かう。数分後、運動場の準備も整ったようで

【続いては二年生による学年対抗リレーです。それではお願いします。】

という放送が鳴って周りの人たちが動き出す。それに俺も交じって動く。

練習の時にやったようにそれぞれの場所へ向かう。気合いを入れて自分の

順番になるのを待つ。緊張するというわけでもないがなんか複雑な気持ちだ。

最初は女子の方から始まる。一年生のときと同じように先生が銃を鳴らす。

その瞬間また会場が盛り上がり始める。そして一番手の人たちが全力で

走り始める。もちろんこの学年だからというのもあるかもしれないが

一年生の時よりも応援の声が大きく感じる。目で追うとそろそろ千賀の番だ。

砂埃が舞う中、千賀にバトンが渡る。スタートダッシュは完璧だ。

そのまま「いけっ!」と心の中で願う。そして頑張れと声を出すが周りに

かき消される。それでも幼馴染というものかその気持ちが届いたかのように

彼女はこちらを見て笑う。その笑いは恵美が笑っていた時の顔と同じように

見えた。その時間はものの数秒だったと思う。それでも彼女は必死に

走っていた。前との差をどんどんと埋めていき追い抜かして突き放す。

アドバイス通りに走っている彼女を見て、俺も頑張ろうという気持ちがわく。

その後も俺たちのクラスは首位をキープしてゴールテープを切る。

女子の方は1位でゴールインだ。拍手とともに喜びの声が聞こえる。

全てのクラスが終了して結果発表が行われる。

【二年生女子の学年対抗リレーの結果を発表します。

 一位、一組。二位、四組。三位、五組でした。続いては男子です。】

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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