第21話 テスト二日目
みなさんこんにちは!アオです!
小説を二つ同時進行で書いているときにあるのが登場人物が
ごちゃごちゃになったりします(笑)
多分、なってないと思いますが万が一なっていたら報告お願いします!
それでは「第21話 テスト二日目」をどうぞ!
翌日......さて今日はテスト二日目だ。このテストが終われば体育祭関係のことが
山ほど行われる。体育祭は好きだがそれまでの準備があると思うと少しやる気が
なくなる。まあとりあえずなによりもテストを終わらせないと意味がない。
俺は思い足取りで学校へ向かった。学校に到着して教室へ入ると驚くほど
みんな勉強していた。一日目もみんな勉強はしていたがここまでではなかった。
どうしてだろう?と思いながら自分の席に荷物を下ろすと
「あっ!直君、おはよう!二日目は大丈夫そう?」
そう声をかけてきたのはもちろん千賀だ。彼女の机の上にはテキストや
教科書などが散乱している様子だった。
「おはよう、まあまあかな。でも一日目よりみんな集中しているな。」
「そうだよね。なんでだろうね。」
彼女も不思議に思っているようだ。とは言いつつもあまり大きな声で
話していると迷惑になると思った俺は静かにテストの準備をし始める。
テスト勉強をしながらちらりと千賀の様子をうかがう。時々、友達と話している
姿が見えるがそれでもちゃんと勉強しているようだ。あれだけの切り替えの
速さを見習いたい。そう思っていると今さっき登校してきたであろう壮太が
「おはよう。直太、視線が誰かに熱いぞ~。」
こいつ、こんなところでなんてことを言うんだ。
「確かにそうだけど、そんな下心なんて一ミリもないから。」
「本当か?テストなのにいかんな~。」
こいつのウザがらみに少々イラついていた。
「そんなことより、テスト大丈夫なのか?昨日ダメって言っていなかったけ?」
「うっ、そういえばそうだったな。やばい今からでも勉強しないと!」
先ほどまでさんざん俺をいじってきた壮太が今度は慌てだしてた。
「あっ!教科書、忘れていた!頼む!直太貸してくれ!!この通りだ!」
俺は渋々ながら持ってきた教科書を壮太に渡した。
「ありがとう!恩に着るよ。」
そう一言言って彼は自分の席へ戻り必死に勉強をしてるようだった。
これで一人、邪魔もっ......じゃない壮太が向こうへ行ってくれた。
俺は今度こそと意気込んでテスト勉強を再開する。そのまま何事もなく
朝のHRが始まった。先生からのテストの注意点やこの後の集まる部活などの
連絡が入った後、休み時間に入る。次の1限目がとうとうテスト開始だ。
休み時間とはいえ、次の時間がテストだからこそピりついた空気が漂う。
これまでなんども体験してきたがどうしても慣れないのは俺だけだろうか。
教科書をパラパラとめくりながらこれまでやってきた内容を思い出す。
これをやるだけで頭の奥底に眠っている記憶を呼び戻す効果もあるとかないとか。
一日目と同様、シャーペンの芯が入っていることを確認してテストが配られるのを
待つ。ピりついた空気が慣れないと言ったがテストが配られるまでのこの時間も
慣れない。気が気でない状況だ。
テストが配られて数分後、チャイムが鳴る。テスト二日目スタートだ。
同時に、回答用紙をひっくり返す音やシャーペンで名前を記入する音が
教室中に鳴り響く。もちろん、その中に俺もいる。
そしてテストを解くこと数十分。俺は一通り解き終わり、見直しも行った。
時計に目をやるとテスト終了まで残り10分。こんなに早く終わったのは珍しい。
二度目の見直しを行い、テストが終了。テストが回収され、挨拶をする。
休み時間に入ったとたん俺は伸びをする。疲れた~!
でも今のテストは時間も余ったからかなり自信がある教科だ。
「直君、今のテストどうだった?私はまあまあだよ!」
「俺はかなり自信あるぞ!もしかしたら過去一かもしれない。」
「めちゃくちゃ自信があるんだね。じゃあ私と勝負してみない?」
彼女から誘ってくるのは珍しい。しかし結果は目に見えている。
よっぽどのことがない限り彼女にテストが勝つことは不可能に近いと思う。
「いや、遠慮しておくよ。負ける気がするから。」
「も~。まあ、直君がそう言うなら。じゃあ次のテストもお互い頑張ろうね!」
昨日、壮太が言っていた言葉と全く同じ言葉を言って去っていった。
好きな人から応援されるのってこれだけ幸せなんだな。
よしっ!次のテストでラストだ!頑張るぞ!と俺は気合いを入れて席に戻る。
皆さんおなじみのピりついた空気とともに正真正銘最後のテストが始まる。
今の俺は昨日よりも今朝よりもやる気に満ちていると思う。行くぞ~!
そう心の中で言ってテストの問題を見る......目を通すこと数分。俺の気持ちは
空から地球の中心まで落ちて言った。つまりやばいということだ。
俺が勉強していた範囲と全く違うところが出ている。これはテスト勉強の
ときに完全にミスったパターンだ。顔面蒼白で俺はテストを解きだす。
しかし、勉強している範囲が出ないということは解けない。数問、答えを
記入してからは記憶があいまいになっている。
辛うじて意識はあったがイラストである魂が口から抜けている男のような感じに
俺はなっていたと思う。おそらく、テストの日課の終了を告げるチャイムが
なったとともに周りが一気に騒がしくなり始めた。
「直君、お疲れ様~って!?えっ?どうしたの?」
半分死にかけている俺は見て千賀は驚いている様子だった。
俺はついさっき自分の身に起こったことをありのままで話した。
話し終えたとたん、千賀は爆笑しはじめた。それと対になるような表情の俺。
絶対、何も知らない人から見たらシュールな絵ずらができているだろう。
「直君、ドジすぎでしょ。やばい、おなかが痛い。」
話しているときもずっと爆笑していた。笑いすぎでおなかが痛くなったようだ。
「サイアクだよ......」
俺が発せた言葉はただそれだけだった。
「まあまあ、気持ち切り替えていこう!ほら次は学活だよ!」
そうは言ったものの、今の俺には気力すら残っていない。そんな中でどうやって
学活を行えというのだろうか。早く帰りたい......
しかし千賀の言葉とは裏腹にまだ笑っていた。
「ほんと、直君って面白いよね。そういうところが好きだよ。」
俺の思考が停止したのは何分だろうか。気力が残ってなかったからではない。
今の千賀の言葉だ。俺は自分でも顔が赤くなるのがわかった。
「あれ?直君、顔赤いよ~?大丈夫。テストでおかしくなっちゃった?」
千賀は何も気が付いていない様子だ。まあ気が付いていないならそれでいい。
しかしそこまで冷静な判断ができるず俺はてんぱっていた。
「えっ?うっ......うそ。そんなことないよ。」
「絶対、そうだって。おでこかして。」
また、思考が停止した。はっ?今なんて言った。俺がその疑問を解決しようと
必死に頭を働かせているうちにその出来事は起こった。
千賀が俺のおでこに手をのせてきた。俺は変な声が出そうになりながら
えっ?えっ?と意味不明だった。それと同時にさらに自分の顔が赤くなるのが
わかった。数秒して俺に目線を合わせて
「ねぇ?本当に大丈夫?顔めちゃくちゃ赤いよ?保健室行ったら?」
「大丈夫だから!別にそんなんじゃないから!」
千賀に理由を話せるはずがなく、俺は必死に大丈夫と訴えた。
その思いが通じたのか、やっと千賀は言及しようとはしなかった。
千賀が去っていき俺はふ~っと胸をなでおろす。もしかして千賀ってかなりの
天然キャラなのかもしれない。昔はどうだっけ?
読んでいただきありがとうございました!
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




