表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
昔ダメダメだった幼馴染が転校してきたら変わっていたのはどうしてだろうか  作者: アオ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/40

第11話 夏祭り2

みなさんこんにちは!アオです!

今回は夏祭り本祭の後の二次会と呼ばれる部分の話です!

主人公の気持ちが少しずつ変わっていく姿を描いているので是非!

それでは「第11話 夏祭り2」をどうぞ!

戻る途中、花火が上がり始めた。そっかもう打ちあがるのか......

打ち上げ花火が暗い夜空を照らす。上がった後に遅れて音がする。

俺は綺麗だなと花火を見ながら戻っていく。そして二人がいる少し奥で

花火を見ていた。二人を見ていると本当のカップルにしか見えない。

気がつけばなんか良い雰囲気になっている。これが夏祭りの効果なのか。

一言も発さず二人は夜空に打ちあがる花火を見ていた。

最初は意外な相談から始まった竜馬の恋愛相談も気がつけばここまで

やってきた。後はもう竜馬次第だ。このまま告白をするか否かは。

夜空に輝く何十発の花火も気がつけばもうすぐで終わりだ。

色とりどりの花火は今の二人の気持ちを表すかのように打ちあがる。

そして俺のように後から音が聞こえる。そんな感じに俺は見えた。

時刻は九時。夏祭り、終了だ。全ての花火が打ちあがった後俺は

二人のところへ行った。二人とも花火に夢中で俺がいないことに

気がつかなかったらしい。正直悲しさもあったがそれだけ

世界に入り浸っていたのだと俺は安心もした。

「とりあえず帰るか。」

俺たちは花火が終わった名残惜しい気持ちで祭り会場を後にした。

行きはあれだけしゃべっていたのに帰りは疲れたのか俺たちはしゃべらなかった。

結局、竜馬は告白をしないまま俺たちと別れた。竜馬と別れて数分後......

「ねえ、直君......明日空いてる?」

静かな夜空で千賀はそう言った。言われるまま俺は

「うん、空いてるよ。」

「じゃあさ、二次夏祭り行かない?」

市内最大級の夏祭りは一日だけでは終わらない。二日目の二次夏祭りがあるのだ。

「いいよ。でも今日みたいに花火上がらないよ。」

一日目が本祭なので二日目は花火は上がらない。

「うん、それでもいいの。だからお願い!」

「わかった。明日は5時集合でいい?」

二次夏祭りは5時から7時という短い時間だけしか行われない。

「うん!それでよろしく!じゃあまた明日。」

彼女はそう言ってアパートへ入っていった。俺も家へ入った。

そういえば二次夏祭りに他の人誘っていなかったよな......てことは二人きり!?

いや待て、そんなことないはずだ。ただただ幼馴染として夏祭りに

行きたいということだ。昔もこういったことあったじゃないか!

家に帰った俺は冷静になろうとしていた。でもなんだろうここまで意識するのは。

翌日......俺は言われた通り五時に外に出た。すると昨日と同じように千賀が

アパートから出てきたところだった。

「なんとなくわかっていたけど昨日と同じだね。」

「ああ、そうだな。まあ5時だし。」

なんだか負けたような感覚になって俺はそう言い返した。

「そうだよね!じゃあ行こう!」

彼女は昨日と同じルンルンの気分で会場へ向かった。

それだけ祭りを楽しみにしているということだろう。

まあ実は言うと俺も楽しみにしているのだが。そんなことは言えない。

「早く!早く!」

千賀はそう言って俺に手招きをした。俺は仕方ないなと思いながら

「わかったよ。ちょっと待って。」

こうやって二人きりで行くのは本当に数年ぶりだ。

昨日と同じ道をたどりながら俺たちは祭り会場へと向かった。

「二次夏祭りだけど案外、人多いね。」

二次夏祭りは大々的に報道はされないが地元民であれば知っているはずだ。

そのため昨日ほどではないが人はそれなりに多いはずだ。

「どこから行く?また射的から行く?」

千賀はどこからか持ってきたマップを見ながら俺に問いかけた。

「ん~。俺はどこでもいいけど千賀は行きたいところないのか?」

「そういう回答が欲しかったわけじゃないの!昔みたいに

 ここなんかどう?って言ってほしかったの!」

そうなのか。確かにそんな記憶がなくもないが......そこまで鮮明には

覚えていない。そしてそれならなぜ俺に言った?

「そうなんだ。じゃあここなんかどう?」

俺はそう言ってマップの中央にあるフードコートエリアを指した。

「直君、もうおなかすいてきたの?」

「そういうわけじゃないけどさ、食べながら回りたいでしょ?」

「確かにそうだね!じゃあ行こうか!」

俺たちはフードコートエリアへ足を進めた。

「そういえば転校してきてからもう半年経つけど慣れてきた?」

「もちろん!友達もたくさんできたし、何よりこうやって

 直君に再開できたのが私は嬉しいよ!」

「ああ、俺もだ。事前に言っておいてくれればよかったのに。」

「あれ?お母さんがおばさんに言ったって言っていたけど?」

おばさんとは俺のお母さんのことだ。昔からそう言っているが。

そしてすぐに思い出したのは前のお母さんの言葉だ。

そうだ面白いとかの理由で俺に言っていなかった気がした。

「そうか。まあわかったよ。」

「でも本当に懐かしいよね。こうやって昔私たちが先頭を切って

 お母さんたちを困らせたっけ......」

「そうだよな。千賀はダメダメだったけどお転婆で。」

「でも、あの時は直君もお転婆だったでしょ!」

「そうだったっけな?まあいつも俺が起こしに行かないと起きなかったけどな。」

「も~。でもなんだかんだであの時も楽しかったよね。」

「そうだな。今も、もちろん楽しいけど。」

「だよね~。でももっと楽しいのはここからだよ!」

千賀はそう言ってぴょんぴょんはねながら走っていった。

はしゃいでいた千賀だが次の瞬間、ドテ......、ザァーと激しく転んだ。

「痛たた。少しはしゃぎすぎちゃった......」

「お転婆なのは今も変わらないな。立てるか?」

「うん、多分。手貸して。」

「わかったよ。ほら。」

俺はそう言って手を差し出した。千賀が手を取り立った。

「足すりむいちゃった....えっと絆創膏はどこだっけ......あった!」

こういうところだけは用意周到で昔から大きく変わっていた。

「も~。しっかりしなよな。はしゃぎすぎもよくないぞ。」

「わかっているって!さあ行こう!」

あれだけ激しく転んだのに千賀はもう元気だ。どれだけ回復速度早いんだ。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ