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未知との遭遇



「今日はカレーですか」


 その声に、大きめの鍋をかき混ぜていた十史は台所の入り口を見た。基本、開け放たれているそこに、前髪を上げてスーツを着た三十代半ば程の男が立っていた。


「なんか、懐かしい匂いだよね」


「それ、カレーの度に言ってますよ」


「そうだっけ?」


「ふふっ、そうですよ。おかえりなさい、斎藤さん」


「ただいま、大家さん」


「先に食べます?それとも銭湯?」


「んー」


「今行けば、ギリ千里たちと被るかも知れないですよ」


「そうかぁ……偶には子供達と入っても良いけど、先に食べようかな」


「子供達って。千里が聞いたら怒りそうだ」


「確かに」


 大人二人でクスクスと笑い合う。


「じゃあ、着替えてくるよ」


「準備しておきますね」


 斎藤は自室に戻り、十史は斎藤の席にサラダやらスプーンやらを用意していった。


 カレーライスを置いた時、部屋着に着替えた斎藤が台所に入ってきた。前髪を下ろし、細いフレームの眼鏡をかけている。


「良いタイミングだったみたいだね」


「えぇ。流石です」


 そんなやりとりをしながら斎藤は自分の席に着いた。


「いただきます」


 水を一口飲むと、そう言って斎藤はカレーを食べ始めた。


 暫くは、黙々とカレーを食べる斎藤と黙々とカレーを混ぜる十史の間を時計がカチカチと規則正しく埋めていた。


「そういえば」


 斎藤がふと思い出したかのように言った。


「はい?」


 十史がカレーを混ぜる手は止めずにチラリと斎藤を見た。


「珍しいね?」


「何がです?」


「カレー」


「あー……そうかも?知れないですね」


「君は夏場にカレー、冬にシチューを作るだろ?」


 斎藤は、ピンときてない様子の十史にクツクツと肩を揺らしながら言った。


「え?……うわぁ、そうかも」


 十史は自分の過去を振り返り苦笑した。


「例年より早いカレー開きだ。何かあった?」


 眼鏡の奥の目が優しく微笑んでいる。


(大人だぁ)


「ん?」


「あ、いえ。郁弥の友達が泊まりに来てまして、子供が好きそうなものをと無意識に」


「え、郁弥君の友達が泊まりに?珍しいね。初めてじゃないかい?」


 少し驚いた様子で目を丸くした斎藤に「実は……」と翔がここに来た経緯を説明した。


「そう……そんな事が……。自殺未遂とは、穏やかじゃないね」


「えぇ。それで、もう少し客観的な話も聞きたくて郁弥にも話を聞いたんです」


 ***


 夕方


 郁弥が開け放たれた玄関を潜ると、十史が台所の、やはり開け放たれた擦りガラスの引き戸の向こうから顔を覗かせた。


「おかえり、郁弥」


「ただいま、とー兄。お客さん?」


 郁弥は、玄関に綺麗に揃えられた靴を見て言った。その様子に、十史は人差し指を唇に当ててからその指で管理人室兼自分の部屋を指差した。郁弥は首を傾げつつもソッと部屋の扉を開けた。そして、


「っ!」


 声が出ないように手で口を押さえ、台所からこちらを伺う十史を見た。十史は、驚きが隠せません、という顔の郁弥をチョイチョイと手招きした。

 郁弥はコクコクと頷き、静かに扉を閉めると、隣の、自分の部屋として当てがわれている103号室に入り、鞄と学ランだけ置いて直ぐに台所に向かった。途中、洗面所に寄って手洗いとうがいは忘れずに。


「とー兄、どういう事?」


 郁弥がテーブルの自分の席に座ると十史はグラスに入れた牛乳を郁弥の前に置いた。


「あの子の事知ってるか?」


「僕が質問してるんだけど」


「お前の返答次第だよ」


「……知ってるよ」


 そう言って、牛乳を一口。


「同じクラスにはなった事ないけどね」


「じゃぁ、なんで知ってるんだ?」


「一年の時、クラスが隣だった。体育が合同でペアとか組んでたから」


「……」


「……」


「…………」


「…………」


「………………」


「………………はぁ」


 無言の攻防の末、先に折れたのは郁弥だった。


「何?なんなの?何が訊きたいの?」


「それだけかなぁって思っただけ」


「それだけと言えばそれだーー」


「おい」


 郁弥の声を遮ったのは黙ってコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた千里だった。


「お前ら二人とももっと簡潔に会話出来ねぇのか。話が進まな過ぎて腹たつ」


「せん兄、居たんだ。ただいま」


「腹たつほど時間かかってないだろ」


「お前らの腹の探り合いなんか聞いてても不毛なんだよさっさとお互い持ってる情報交換しろや」


「息継ぎして、せん兄」


「情報交換って言ってもなぁ」


 俺はそんなに持ってないし、と言う十史に対し千里がキロリと目を向けた。


「わかった、わかったよ。あの子、今日線路で死のうとしてた」


 十史がさらりと言った事に、郁弥は一瞬目の前の男が何を言ったのか理解出来なかった。

 そんな、今日豆腐安かったんだよね、みたいな軽さで告げる事なのか?

 そんな事を思いながら郁弥がなんとか単語の羅列を意味のある言葉として飲み込んですぐ、十史は続けた。


「買い物の途中で見つけて、保護した。怖くなかったってさ。泣いてた」


 郁弥は顔を青ざめ俯いた。そんな、郁弥の頭にポンと十史が手を置いた。


「でも、生きたいって。今の苦しみが無くなるのであればって」


 十史のその言葉に、郁弥は小さく息を飲んだ。そして、悔いるように息を吐き出す。


「…………いじめの事は知ってた。有名なんだ、一年の頃から。でも、僕はクラス違うし、友達にもなれなくて、トイレとかで偶にいじめに遭遇するから、ちょっとした注意はするんだけど……それだけじゃどうにもならなくて……。今年は教室も離れちゃったから、今まで以上に何も出来なくて……」


「教師は?」


 郁弥は無言で首を振った。


「そうか」


 十史は郁弥の頭をひと撫でして離れた。


「他には?何か知ってるか?」


 十史はそう訊きながら、夕飯の支度を始めた。


「……本人から聞いた方がいいんじゃない?」


「んー、まぁね。でも、本人に見えてない所の動きは周りに訊かないとだろ?」


 まな板、包丁、野菜、肉、その他諸々を調理台に。そんな作業をしながら軽い感じに喋る十史に郁弥も肩の力を抜いた。


「先生達はダメだね。気付いてない先生もいるし、言っても信じてくれない。成績良くて教師の言う事を聞く生意気じゃない良い子ちゃん風、ここ重要ね、の奴らが主犯格なんだよ。そいつらが不良束ねてるんだ」


「漫画かよ」


 十史は笑いながら茶化す様に言った。


「先生たちも不良には注意するし、二年になった時、不良グループはばらける様にしたみたいだけど、常盤君と主犯格のトップが一緒のクラスなのはアウトだよ。あと、担任がマジで駄目。教師やめた方が良いよ」


「へぇ〜、お前がそこまで言うの珍しいな」


「英語嫌いになりそう」


「それは藤森さんが悲しむから頑張ってくれ」


 十史が苦笑しながら言った。郁弥が「そうだね」と同じ様に苦笑する。


「常盤君のクラスは少し、いや、かなり不安定なクラスだよ。委員長に話聞いたけど、可哀想だよ。……常盤君が虐められてるのは皆気付いてる。多分担任も。でも、担任は主犯格がクラスにいる事には気付いてない。自分のお気に入りが主犯格だなんて夢にも思ってないんじゃないかな」


「……そうか……。なんかそういう奴らがお気に入りならお前も気に入られそうなのにな」


 十史が少し茶化す様に言った。


「言ったでしょ。『成績良くて教師の言う事を聞く生意気じゃない良い子ちゃん風』って。その点において僕は成績は良いけど生意気だからね。目ぇ付けられてるんだ。その担任には」


「あぁ、なるほど」


「そのせいで、結構な人が、あいつは頭良い奴が嫌いって思ってる」


「上手く立ち回ってる様で何よりだよ」


 十史は呆れたように言った。

 トントンと言うにはもう少し重く、人参を切る音が響く。

 郁弥が話を進めた。


「いじめは割と典型的なもののオンパレード。陰湿だし暴力的だし」


「そんな状況なのに学校休んだりはしてなかったのか?」


 乱切りにした人参をバットへ移しながら、十史が訊ねる。


「多分ね……。毎日見掛けてた訳じゃないから分からないけど、家庭の事情ってやつがあるみたいでね」


「家庭の事情、ねぇ」


 家には帰れない、と本人も言っていた。

 その事情は知っているか?という意味を込めて十史は郁弥を見るが、郁弥は無言で首を横に振った。その様子に十史も首肯し、作業に戻る。

 暫くの沈黙の後、台所の入り口から声がした。


「……二零、君?」


 その場に居た全員が入り口を見た。そこには常盤翔がその丸い目を更に丸くしていた。


「……常盤君」


「なんで、二零君が……」


 動揺している翔に郁弥が人好きのする笑顔を見せた。


「ここ、僕ん家なんだ。いらっしゃい」


「あ、そ、そうだったんだ。ご、ごめん……」


 普通に考えれば分かりそうな事を訊いてしまった為か翔は顔を赤くして俯いた。


「何が?ほら、座りなよ、常盤君」


 郁弥はニコニコしながら翔に座る様に勧めた。


「う、うん」


 翔は戸惑いながらも郁弥に促され席に着いた。

 その様子を見てから、十史が言った。


「なぁ、今日どうする?」


「え?」


「泊まってく?」


「えぇ!?」


「わぁ!良いねぇ!やったぁ!」


 今度はしっかりと戸惑いの声を上げた翔とは反対に歓喜の声を上げた郁弥。


「泊まってってよ!常盤君!楽しそう!」


「え、でも……」


「俺から家に電話するからさ。どう?」


「いや、その……」


 困った様子の翔に千里が言った。


「まぁ、知らない男から連絡来たら、誘拐犯だと思われるかも知れないしな」


「あぁ、確かに」


「じゃぁ、常盤君が電話して、途中でとー兄に代われば?」


「良いかもな、それ。どうだ?」


「えっと……『とー兄』?」


「え、そこ?」


 首を傾げた翔に郁弥は驚いた後、ジトッと十史を睨んだ。


「まさかとは思うけど、良い大人が自己紹介もせずにいたわけ?」


「い、いや、その……」


 挙動不審に目をキョロキョロさせる十史に郁弥が大きくため息を吐いた。


「ごめんね、常盤君。この人が忽那十史くつなとおし。『とー兄』ね。僕の従兄弟」


「従兄弟……」


「で、そこの目つき悪いお兄さんが、鬼頭千里きとうせんり。『せん兄』って呼んでるんだ。天才小説家なんだよ」


「え!?」


「余計なこと言ってんな」


 千里の切れ長の目が二人を射抜く。


「まぁまぁ。つーわけで、よろしく」


「何が『つーわけで』だよ。まともに挨拶出来ない従兄弟の紹介させといて、僕に一言ないわけ?」


「悪かったって」


 十史は苦笑しながら、流しで手を洗った。


「取り敢えず、帰るにしても泊まるにしても、家には連絡しないとだからさ」


 十史は手を拭きながら、そう言った。


「確かにね。学校、早退したんでしょ?多分、学校から家に連絡いってるだろうし、連絡はした方が良いんじゃない?」


 郁弥の言葉に、翔が小さく頷く。その膝に乗せられた手が小刻みに震えていた。


「よし、番号だけ教えてくれ。俺が連絡するから」


 十史の言葉に、翔は不安そうに眉を寄せたが、やがて小さく番号を口にした。



 管理人室と103号室の間に置かれた古風な電話台に鎮座する、これまた古風なダイヤル式の黒電話の受話器を持ち、十史はジーコジーコと常盤邸の番号を回す。

 暫くコール音が続き、(留守か?)と思った時、「はい」と女性の声が応えた。


「あ、お忙しい時間帯に申し訳ありません。常盤さんのお宅でお間違いないでしょうか?」


 夕飯時で忙しいであろう事を考慮し、そう前置きしてから十史が訊ねる。


「はい」


 端的かつ冷ややかな声音から、お前は誰だという警戒心を多分に感じ、十史は見えない相手に笑顔を向けた。


「申し遅れました。わたくし、調中学校二年三組、二零郁弥の保護者をしております、忽那十史と申します。いつも翔君には仲良くして頂いてまして。ありがとうございます」


「まぁ、そうでしたか。こちらこそお世話になっております。本日はどの様なご用件でしょう?」


 多少は警戒が解けたのか、少し柔らかくなった声音に十史が続ける。


「学校から連絡があったとは思うのですが、翔君の事でご連絡差し上げました」


「あの子が何か?」


「え……っと、早退の連絡ありませんでした?」


「ありましたが?生憎、まだ帰ってないので折り返し掛け直させましょうか?」


「あ、いえ、そうではなくて……」


 十史は笑顔を引きつらせた。

 学校からは体調不良で早退との連絡だったはずだ。しかし電話の向こうからは心配とは随分かけ離れた感情が伝わってくる。


(電話の向こうに居るのは母親じゃなかったのか?実はお姉さんだったとか!?)


 十史はそんな焦りを覚えつつ続ける。


「えっとですね、今日、買い物の帰りに、具合いが悪化して蹲ってる翔君を見つけて今うちで休んでもらってまして……」


 戸惑いつつも差し障りの無いように事実を隠蔽して現状を母親(仮)に伝えた。


「まぁ、息子がご迷惑をおかけ致しまして申し訳ありません」


「い、いえいえ!困った時はお互い様ですし」


 (母親だったー!)との心の声は押し留め、当たり障りの無い受け答えをする。


「そう言って頂けると……。あの、重ねて申し訳ないのですけど……」


 言い辛そうに口籠る母親に(これはブラフだな)と少々穿った見方をしながら「何ですか?」と穏やかに十史は返す。


「調子が戻るまで、預かって頂けませんか?」


「……え?」


 止まった。時間なのか思考なのか。

 現実的に考えれば止まったのは思考なのだが、十史には世界が止まった程の衝撃があった。

 いや、確かに、今日の泊まりをどう切り出そうか悩んではいた。いたのだが、相手から風邪引いた息子を預かってくれなんていう相談が持ち込まれようとは……。


「実は、下の子が今年中学受験でして、学校も塾もなるべく休ませたくないんですよ。下の子は小さい頃身体も弱くて、今でも風邪を引くと喘息が出てしまって大変なんです」


「はぁ」


 あまりの事に間抜けな返事が十史の口から漏れる。


「下の子にうつっては困るので、ご迷惑だとは思うのですが……」


 こちらを伺うように掛けられた言葉に、吐きたい溜息を堪え、笑顔を作る。


「わかりました。良いですよ。調子が良くなるまでうちでお預かりしましょう」


「まぁ!ありがとうございます」


「いえいえ。万が一の為にうちの住所と電話番号お伝えしますね」


 十史はにこやかにそう言うと、光荘の住所と年季の入った黒電話を鳴らす番号を伝えて電話を切った。


「はぁぁぁ」


 大きな溜息を一つ。

 翔の事は元々泊めるつもりであったし、郁弥の「家庭の事情」という言葉も気になっていたので、暫く預かる事になったのはこちらとしても好都合ではあった。あったが、


「あれは、ねぇだろ」


 心配した様子もなく、申し訳ない様子もなく。

 十史はまた溜息を吐いた。

 廊下の先の台所に目をやると、郁弥と何か話しているのか、郁弥の笑い声と共に翔に小さな笑顔が見えた。その様子にホッと胸を撫で下ろすも、聡そうな彼が自分の言葉で真相に辿り着き、あの笑顔を曇らせやしないかと、十史は頭を掻いた。


 ***


 食後のコーヒーを飲みながら十史の話を聞いていた斎藤は、その眉間に柳眉をキュッと寄せた。


「こんな事あるんだなぁって逆に感心しましたね」


 ガス台の側にある丸椅子に腰掛けた十史も、自分用に入れたインスタントコーヒーを啜り、溜息混じりにそう零した。

 カレーの鍋には蓋がされ火は止まっている。


「まぁ、実の子供でも、愛せない人はいるからね」


 憂いを帯びた斎藤の声に十史は斎藤に目を向けた。斎藤の視線はテーブルに注がれ、それを追うと新聞が目に入った。千里が読んでいた新聞。十史も朝サッと目を通したものだ。そこには『虐待』と『死亡』の文字。

 その記事の内容を思い出し、十史はまた溜息を吐いた。


「……ここで暫く預かるというのは良い選択だったね」


 空気を変えるように斎藤が明るい声を出した。


「はい」


「その翔君には何て言ったんだい?」


「母親の言葉をそのまま言う訳にもいかなかったんで、俺から良くなるまで預かるって提案をしたって事にしました。まぁ、だいぶ無理ある話なんで多分気付かれてますね」


 苦笑しながらそう言った十史に斎藤は笑みを返した。


「彼の反応は?」


「ちょっと間があってから、お世話になりますって」


「なら取り敢えずは良かったんじゃないかな。帰りたいって言われてもそんな家には帰せないし」


「えぇ」


「学校は?」


「暫く体調不良で休ませます」


「うん、それが良いね。学校は大事だけど、命を賭けるほどのものではないし、勉強は学校じゃなくても出来る」


「斎藤さんが言うと説得力ありますね」


「そうかな?」


 斎藤は少し困ったように頬を掻いた。

 そんな斎藤に(眉目秀麗な人はどんな仕草も様になるなぁ)なんて事を考えながら十史が言った。


「時間ある時にでも翔と話してやってください」


「僕で良ければ、いつでも」


 眼鏡の奥の瞳が柔らかく弧を描き、それに応えるように十史も笑みを返した。




ここまでお読みいただきありがとうございます!

かっぱ太郎です


随分、間が空いてしまいました・・・

反省してます・・・


新キャラ出ましたーー

次回からも続々出していきたいと思いますので、今後ともお付き合い頂けたら幸いです!

よろしくお願い致します!

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