レベルアップしている従者2
レベルアップしている従者パート2です。
かなり短いです。オマケみたいなものだと思って読んでください。
久しぶり、と告げた私の従者は二百年前と変わらなく、白い肌も、黒く艶のある髪の毛も、絶望を思わせる赤黒い瞳も健在であった。
失礼いたします。そう言って私の部屋に入ってくると、
「っあぁ…輝夜様っ!やっとお目覚めになられたのですねっ!」
そう言って私のそばに駆け寄ってきた。
「ほんの二百年。久しぶりではないと思う。」
「何をおっしゃいますか!私にとって、輝夜様にお会い出来ない日々はたとえ一秒だって永遠の時間のように感じられる苦痛なのでございますっ!」
そ、そうか…
いや、それにしたってたった二百年なのに…
それに、
「私は眠っていただけ。会うことなら出来たはず。」
「輝夜様に認識されていないのであればそれを会うとは言いませんっ!」
…即座に否定された。
それに続けて、
「私はもうお会いしたくてお会いしたくて仕方がありませんでした…この激情を押さえつけるかのように私は冥界の管理に没頭したのでございます…」
そう告げる彼女の目からはほろりと涙が。
えぇ〜…
うーん…わかったから泣き止んでもらってもいい?
ていうか、あなたこんなキャラじゃないでしょう。
従者のキャラの濃さがレベルアップしました。
従者(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
主人(-_-;)