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神々たちの日常  作者: ほなみかん
新参者の神様
1/9

プロローグ

初作品です。

温かい目で見守っていただけると幸いです。



ーー空を見上げる。


灯りひとつない暗闇では月の光だけがその存在を主張している。


月の光を一身に受け、その存在をこれでもかと主張する存在がいる。


その存在はただただ無表情に月を見上げていた。


その姿はこれ以上ないほど美しく、まさしくこの世の最上と呼ぶに相応しい。


月の光に照らされて、わずかに発行する白銀の髪も、

感情を読み取れない血のように紅い瞳も、

白い陶器のような肌も、

その全てが彼女の美しさを際立たせている。


彼女は孤独だった。


当たり前だろう。

その空間の支配者と呼べる彼女以外に、この空間には

誰もいないのだから。

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